短編 「人質として元敵国に嫁ぎましたが結婚相手から「私はあなたを好きになることも愛することもないわ。だから、極力干渉しないで。そのかわり、好きにしなさい。」といわれたのでお言葉に甘えて好きにしますっ」
少し編集しました。流れは変わっていません。
ワザクラ国建国歴1887年8月16日午前4時52分。
世界のトップを争う和桜国とエンミリア国が和平条約を結び第四次世界大戦が終戦した。
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私の名前は、岩神 希羽だ。
第三次世界大戦の終戦間近では最年少(十八)で少尉を務め第四次世界大戦ではまたもや最年少(二十三)で中佐を務めた。
終戦したことによって軍の多くの兵が退役することになり、私もその一人だ。まあ、退役とは少し違うが。
〝コンコン〟
「入れ。」
「失礼しますっ」
「来たか。岩神中佐いや、冷酷無慈悲の英雄。狂桜の龍人殿。」
「やめてください。」
「くくっ似合っているじゃないか。まあ、詳しくは敵に冷酷無慈悲だけどな。」
「…桜山総帥。そろそろ本題に入ってください。」
「ああ。お前ももうすでに聞いている通り、君を特別大使…と言えば聞こえがいいが、まあ要するに人質として、エンミリア国に嫁いでもらうことになった。
それと、同時に軍を退位。もちろん、退職金は出るよ。君の功績を考えたら少し贅沢に暮らしても一生大丈夫なくらいの金額だ。
そして、本題の嫁ぎ先、結婚相手は、彼方の国の財閥の令嬢。マリアンナ・エミリー・ランドバード嬢だ。
マリアンナ嬢の叔父が政府関係者で、マリアンナ嬢以外の近親はすでに結婚済みもしくは高齢や幼すぎるためマリアンナ嬢に決まったそうだ。」
「要するに政略結婚ですね。」
「まあ、そうだな。相手方次第だが、できれば幸せになってほしいな。」
「それは...本当に相手方次第ですね。マリアンナ嬢が受け入れるのならばできるだけ尽くしますよ。」
「…そうか。まあ、その、なんだ。君は私の子も同然だ。だから、幸せになってほしい。
向こうで何か困ったことがあればすぐに知らせなさい。出来る限り、力を貸してあげよう。父親としてね。」
「…はい。ありがとうございます。それでは、失礼いたします。」
「ああ。また会おう。希羽。」
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ここから「」がエンミリア語。『』が和桜語。
エンミリア国空港。
元々、持ち物は少ないため翌日には出発した。
確か迎えが来ているはずだが、どこだろうか。
「…あなたが、岩神希羽様ですか?」
「はい。 私が岩神です。」
「ランバード家より、お迎えにあがりました。どうぞお乗りください。」
「ありがとうございます。」
…なんとか話せた。空港につくぎりぎりまでエンミリア語を予習していてよかった。しかし、少しなまってたかな?勉強し直さなければ。
「どうぞ。お降りください。」
「はい。」
車を降りると、目の前にはすごく大きい屋敷が見えた。
だいぶ大きいな、一般人の私には気が重すぎる…
門の前には執事服を着た男性が立っていた。
「初めまして、岩神希羽様。私は、この屋敷の執事長を務めております。レイトールと申します。」
「初めまして。」
「中でご当主様がお待ちです。」
執事長さんの後についていき、ワザクラとは一風変わった煌びやかな部屋に通された。
「こちらでお待ちください。そこの者、お飲み物をお出ししなさい。
わたくしは、ご当主様をお呼びしてまいります。失礼いたします。」
メイド?の人にコーヒーを出されたので、飲みながら、待つ。…うぇ、苦い。やっぱ飲むのやめとこ。
しばらく、待っていたら、足跡が段々近づいてきた。…きたか。
部屋の扉が開かれ、美しい金髪に青空のような青い瞳をした女性が入ってきた。
「あなたが、狂桜の龍人ですか。」
「…よくご存じで。ですが、それは私の名「ああ、あなたの名前ならもう知っているから別にいいわ。」…。」
「単刀直入に言うわ、私はあなたを好きになることも愛することもないわ。だから、極力干渉しないでちょうだい。そのかわり、好きにしなさい。」
そういって、マリアンナ嬢は、去っていった。
…まあ、好きにしていいというのなら、お言葉に甘えて好きにさせていただこう。
それにしても、マリアンナ嬢だけではなく、その周りにも嫌われているようだな。一部殺気を向けてくるものもいる。…はぁ、やはり気が重い。
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エンミリア国に来て、一週間が経った。
邸の人達とコミュニケーションをとろうとしても無視されたり逃げられりして、暇だ。
昼食も二日目までは、出ていたが今ではもう出してもらっていない。まあ、あからさまに嫌そうな態度をしていたから自分から断ったのだが。
部屋の掃除も広すぎて面倒だし、食事も調理場を使わしてもらっているが、周りの視線が痛いので思い切ってマンションを借りることにした。幸い退職金を此方の国のお金に換金していたので、お金は大丈夫だ。
門番の人に出かけると一声かけたが、頷くだけで何も言わないのでそのまま不動産屋へ向かった。
道中、此方の国の人以外に和桜国の人も見かけた。まあ、そもそも戦争は国の上層部がやっていたことだし、国民間では昔とは違い、仲がいい方だ。
不動産屋に着き、店に入ると奥から店員がでてきた。
その後、色々と条件を話し、実際に物件を見に行き、無事に決まった。因みに、カードで即払いだ。
さて、早速家具を見に行きますか。
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エンミリア国に来て、八日目、邸から出るとき一応メイドさんに言っておいたからマリアンナ嬢への報告は大丈夫だろう。
新しい自宅に着き中に入る。
すでに家具は設置してあるし、荷物は少ないのですぐに仕舞えた。
ふむ。とりあえず、エンミリア語の練習をしますか。
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最近、狂桜の龍人を見かけなくなった。
どうせ、部屋に引きこもっているのでしょう。私には関係ないわ。
〝コンコン〟
「お嬢様、フェイルです。」
「入りなさい。」
「失礼します。」
フェイルは、私の専属護衛で幼いころから仕えてくれている人だ。
「どうしたのかしら?フェイル。」
「いえ、珍しいお菓子、和菓子というものを手に入れたので一緒にお茶でもどうかと。」
「あら、もういい時間ね。少し休憩するわ。コーヒーを入れて頂戴。」
「はい。ですが、おそらく和菓子には合わないかと。」
「あら、そうなの?」
「はい。こちらの緑茶はどうですか?店員に勧められて買ったのです。」
「それでいいですわ。」
「承知しました。」
ソファへ移動し、フェイルがこちらに来るのを待つ。
「どうぞ」
「ありがとう。まあ、意外と美味しいですわね。」
「中に入っているのはあんこと呼ばれるものだそうです。
あんこにも種類があって、今回はこしあんというものにしてみました。」
「そうなの。どこの国のものかしら?このお菓子はここでは見たこともないけれど。」
「和桜国の名産だそうです。」
「…野蛮なだけでは、ないのですね。」
「私も驚きましたよ。あの国にこんなものがあるだなんて。」
「そういえば、あの者のことはどうなっているの?確か、初日からメイドに暴力をふるったと聞いていますが。」
「はい。それが、今朝と昼間に、また…。
私が咄嗟に助けに入ったので怪我はなかったのですが。」
「まあ、やっぱり野蛮だわ。初日は猫を被っていたのね。」
「はい。やはり、早く離縁した方がよろしいのではないのでしょうか?」
「やっぱりそうよねー。来週あの者と一緒に帰郷しますから、そのときに一度話してみますわ。」
「そうですか。」
「フェイル、美味しかったわありがとう。
もう、戻ってもいいわよ。出来る限り、あの者の悪行を集めなさい。」
「はい。失礼します。」
「…もうすこしだっ。お嬢様っ早くあんなやつから解放してあげますからねっ
そして、私めが、幸せにっ 幸せにしてあげます。あははははっ」
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「へっくしゅんっ、うぅ、なんだ?風邪か?」
今、私は、服屋に来ている。来週マリアンナ嬢の実家に行くからだ。
この店は、和桜国の礼服を扱っていると聞きいている。これからも懇意にしよう。
先程、サイズを測ってもらい、今は、見本を持ってきてもらっている。
「お客様、こちらでいかがでしょうか?」
「んー。この色にします。模様はこっちのと同じのはありますか?」
「はい、こちらです。」
「これにします。」
「ありがとうございます。早速、お会計に…
服はバッチリだ。細かく新調するから明後日、完成だ。土産は...桜山元帥が送ってくれたから、ある。
うん、完璧だ。あとは、相手方の態度しだい、か…気乗りしないな。
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今日は、マリアンナ嬢の御実家に来ている。
朝、邸に向かったら門の前にマリアンナ嬢が待っていて驚いた顔をしたと思ったら急に睨まれたが、何故だ?
まあ、そんなことは今はどうでもいい。
「どうぞ、お降りください。」
どうやら、着いたようだ。
自分でドアを開き、降りる。
後ろの車では、男性にエスコートされて、降りてくるマリアンナ嬢が見えた。ふむ、あの男性、結構美形だな。
恋人か何かかな?一応、この国は重婚が許可されているから、問題ない。こちらからは、関わらないのでお幸せに。
「私は、執事長のジャンクスと申します。」
「メイド長のライハールと申します。」
こちらの屋敷にも、使用人がいるのだな。すごいなぁ。
「ご案内致します。」
マリアンナ嬢と一緒に案内され、だいぶ広い大部屋に案内された。
軍のグラウンドの六分の一ぐらいあるんじゃないだろうか?
大部屋の真ん中には、マリアンナ嬢と似た髪色をした中年の男性と青年が三人。
マリアンナ嬢の顔に似ている女性が二人。少女と少女に似ている女性が二人。計七人がいた。
おそらく、マリアンナ嬢に似た女性のうち若い人がお姉さん、少し威風がある女性が母親。
右の方にいる男性がマリアンナ嬢の父親だろう。そして、もう片方の人達が叔父と叔父の家族だろう。
「おお、来たか、マリー、それに、嫁婿殿。」
「お久しぶりですわお父様。」
「初めまして、ランバード家方。
すでにご存じでしょうが、一応名乗らせていただきます。
今は、希羽・岩神・ランバードと申します。以後、お見知りおきを。」
この服では、違和感があるが、この国の礼法をする。何度も練習したが、大丈夫だろうか。
「おお、噂では皆君のことを野蛮と言うが、実に礼儀正しいではないか。こちらに来てまだ二週間ぐらいだろう。よほど、優秀なのだな。」
「お褒めいただきありがとうございます。」
「兄上、そろそろ。」
「ああそうだったな。クウ君、早速で悪いが、二人で少し話してきてくれ。」
「はい。」
「さあ、行こうか。」
マリアンナ嬢の叔父に連れられ、移動する。マリアンナ嬢は、家族団欒で過ごすだろう。私も、今夜はどうしようか…。
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「うん。いい女性じゃないか。かの国の国民は、皆礼儀正しい。けれど、謙虚すぎて誤解されて、野蛮だと言われるが。」
「お父様、そうなのですか?」
「ああ、そうだよメリー。私は何人も会ってきたからね。」
「そんなの嘘ですわっ」
「急にどうしたんだっ マリー」
お父様が騙されるだなんてっ。やはり、危険ですわっ
「だって、あの者は、こちらに来てから、毎日使用人達に暴力をふるっているんですのよっ」
「なにっ!?それは、本当かっ」
「本当ですわっ」
「待ちなさい。2人共」
急にお母様がさえぎってきた。
「何でですかっお母様っ」
「はぁ、あなたは昔から思い込むことが多いけれど、最近ましになってきたと思ったら。」
「思い込んでなどいませんっ」
「なら、実際に暴力をふるった現場を見たのかしら?」
「そ、それはっ」
「あなたもよ、少し冷静になってください。あなたが礼儀正しいと思ったのならそれが、正しいのです。昔からそうやって判断してきたでしょう。」
「う、うむ。そうだったな。」
「ねえ、マリー」
「なんですの?お姉様。」
「その情報は誰から聞いたの?」
「フェイルからですわ。いつも暴力をふるっているのを止めていると報告してきますわ。」
「…やっぱりね。」
「え?」
「そこの者、フェイルを連れてきなさい。」
「はっ」
しばらくして、フェイルがやってきた。
「お呼びでしょうか。奥様。」
「ええ、単刀直入に言うわ。あなた、マリーに虚偽の報告をしていたそうね。」
「っそんなことは、ありませんっ!」
「証拠はすでにあります。」
「っ」
「フェ、フェイル、嘘わよね?」
「だって、だって、仕方ないじゃないですかっ。お嬢様は俺のなのに、突然あんなやつが着て、横から掻っ攫っていってっ!」
「フェイル…」
「そこの者っ こやつを抑えよっ」
「くっお嬢様、好きですっ ずっとお慕い申しておりましたっ 結婚してくださいっ」
「ご、ごめんなさい」
私は、怖くなって、お母様に抱き着く。横にはお姉様と従兄妹のサリーと叔母様が寄り添ってくれている。前にはお父様と従兄妹のお兄様が出て庇ってくださっている。
「ふ、ふざけるなぁぁぁあっ!!や、やっぱりっ!あいつが、あいつさえいなければっ!!
殺してやるっ ぶっ殺してやるっ」
〝ダッダッダッダッ〟
〝バンッ〟
「何事だっ」
部屋の扉が放てれたら、叔父様と狂桜の龍人が入ってきた。
「なっフェイル君っ!?」
「狂桜の龍人っ」
フェイルが使用人に拘束されている腕を振りほどき、狂桜の龍人へ胸に隠し持っていたナイフを片手に突進していった。
「っ」
「死ねえぇぇぇっ」
「危ないっ」
叔父様の声が聞こえたが、私は怖くなって目を閉じた。
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「…クウ君、悪かったね。」
「何がでしょうか?」
「いや、急に嫁ぐことになって。」
私は立ち止まった。マリアンナの叔父も足を止めてこちらを振り向いた。
「聞いていただけますか?とある、少女の昔話を」
「…ああ。」
「とある少女、まあ、空と言いましょうか。
空は、産まれた日に父親を亡くしました。
そして、自分を産んだ母親もそのショックで段々と憔悴していき、空が一歳になった日...父親が亡くなった日と同じ日に亡くなりました。
空の祖父母は、すでに他界していて誰にも引き取られませんでした。そのため、空は孤児院に入ることになり、そこで十歳まで過ごしました。このころには、空は自分のことが嫌いになっていました。自分が産まれなけらば、母親は憔悴しなかった。自分がいなければ、もしかすると父親は戦争に行かなかったかもしれない。
空は幼いながら聡かったのです。だから、周りが思っていることはだいたいわかりました。
そうして過ごしていくうちに、時が経ち、空も戦争に向かうことになりました、何度も偶然が重なり空は若いながら高い軍位を有することになり、さらには軍には、自分の親代わりもいたました。
軍には、自分を必要としてくれる人達がいる。その思いだけで戦争を切り抜けました。そして、とうとう戦争が終結し、空は軍を退役することになりました。
お役御免となった空にはある役目が与えられました。それは、空自身が最も切望する————」
「ふ、ふざけるなぁぁぁあっ!!」
「なにごとだっ!」
「っ行きましょうっ!」
「あ、ああ。」
〝ダッダッダッダッ〟
〝バンッ〟
扉を開いたら、マリアンナ嬢を庇う様にして立っている家族の方々とそして、少し離れた場所にマリアンナ嬢の恋人が取り押さえられていた。
どういう状況だっこれはっ!
「なっフェイル君っ!?」
「狂桜の龍人っ」
フェイルというのか、が、こちらにナイフを向けて走ってきた。
「っ」
「死ねえぇぇぇっ」
「危ないっ」
私は、ナイフを避け、弾き彼からナイフを放した。少し、うろたえた彼の背中から腕で床に抑え付け、拘束した。
「は、離せっ離せぇぇぇっ!」
「悪いがそれはできない。どのような状況かはわからないがこの有り様だ、拘束させてもらうぞ。」
「っ!いったっ!」
「それ以上暴れるな。下手をすれば、折れるぞ。」
「なっ」
「知っているだろう。私は元軍人だ。それも、最少年で中佐を務めたんだ。これだけで、実力の差は歴然だろう。」
「ふざけるなっ!俺だって護身術を身に着けているだぞっそれにっお前は女だろっ!!」
「護身術に女も男も関係ない。使い方次第だ。それに、実践で使ったことがないだろう。私は毎日のように使っていたぞ。決死の護身と護衛を同じにするな。それ以上喋ると喉を潰すぞっ」
普段より、低い声で言った。まるで軍人頃に戻ったようだ。
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その後、フェイルという青年は警察に連れていかれた。私たちは警察に事情聴取を受け、後日また窺うと知らされた。しばらくは帰れそうにないな…。
そして、夕食をご馳走になり宿でも探そうと出かけようとすると、マリアンナ嬢に引き留められた。
「ちょ、ちょっと、どこに行くんですのっ」
「宿を探しに。」
「何故ですのっ」
「えっと極力干渉しないようにと。」
「もうそれはいいですわっ」
「え?」
「初日に言ったことは撤回いたしますわっだ、だから、何処にも、行かないでくださいっ」
「っ」
マリアンナ嬢が顔を真っ赤にして言う。
ああ、そんなの、期待してしまうではないか。
「わかりました。もう、何処にも、行きません。」
「ほ、本当ですの?」
「本当です。あなたに誓って。」
マリアンナ嬢の手を取り、そっと唇をつける。
「なっ」
『これからよろしくお願いしますね。私の愛おしい人。』
「な、なんて言ったのですの?」
「秘密です。さっ体が冷えますし、中に入りましょう。」
そういうと、マリアンナ嬢は笑顔になった。
ええ、私はあなたに誓いますよ。何処にも、行かないと。
だって、
――私の夢はあなたを幸せにすることなのだから。
最後までお読みいただきありがとうございました。
こういう、自分から突き放したのに、最終的に相手にすがるのは好きじゃないけど、百合ならまあいいかと思って書いてみました。




