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居候は魔法使い!?いそまほ  作者: 花鳥風月
いそまほ 桜泥棒篇
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第七話 桜泥棒対策会議

忍輝は、魔法と言うものの存在を知っている者達を花月の指示で集めて、桜泥棒への対策を練る。

とにかく僕は、叶都と森本を家に連れて、

花月も含めた4人で作戦会議を始めた。花月を見るなり、森本はうんざりそうに、

[何の用だ、魔女。]

 と言う。

[ええええ!]

 僕は驚いた。森本は花月が魔法使いと言うことに気付いていた。と、いうか叶都も落ち着いている。もしかして…

[まさかお前、花月が魔法使いなのを知っていたのか?]

 すると、叶都は頷いて、

[ああ。花月が氷の道を作ったところを見ていたぞ。…にわかには信じがたいがないが。]

[もしかしてクラスのみんなは全員花月が魔法使いということ知っているのか!?]

 僕ってもしかして鈍感…?

[いや、私が魔法使いだと知っているのは、

クラスではこの3人だけだから。……まあ、貴方が鈍感なのは間違い無いけど。]

 誰が鈍感だ!後、人の心を読むな!


 とりあえず二人に話を聞いたところ、森本は花月と知り合いだったらしい。


 そういえば、森本について紹介が遅れた。彼の名は森本葉。スポーツ万能で推薦されてこの学校にやってきた。勝気な性格と荒々しい声からみんなから怖がられてるけど、根は優しい。最近では、後輩の富永華という女の子と付き合っていらしい(忍花情報)。また、本人は勉強を教えてもらっているだけだと供述している。


[とりあえず私に作戦があるからみんなその通りに動いてもらっていいかな?]

 花月がぼくら三人に向かって言う。

[え……あ、うん。]

[まあ、いいが…]

[変なこと企んでんじゃないよな。]

 僕、叶都、森本の順番で言う。

[まあ、君たちに拒否権はないんだけどね〜]

 なんか今ヤバいこと言われなかったか?

[じゃあ作戦実行〜!]


 これからどうなるんだよ……。でも、面白そうだと思っている自分がどこかに居た。

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