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1/1000000000の特殊能力者  作者: 結城
プロローグ
2/85

第2話 人間を襲う理由

「おじさん、誰⋯⋯?」



ハルは焼けたのどで尋ねる。



「俺はユウキ。魔人が出たって連絡があったらすっ飛んできたんだ!おっと、お前喉と皮膚それに足に怪我してるじゃねーか。これ飲んどけ!」



無造作に渡されたソレは、瓶に入ったコバルトブルー色の液体だ。



「これは⋯⋯?」



「まぁポーションってやつだな!予備も何本かあるから遠慮しないで飲んでいいぞ?」




コクっと頷くと恐る恐る飲んでいく。


「それでいい。あと数分もしたらある程度治ってくるだろう。流石に骨折以上の怪我を治すにはハイポーションを使わなけりゃダメだがな。」




「おじさんが助けてくれたんだね。ありがとう。

そ、そうだ!村の他の人は⋯⋯?」




「わりぃな。俺がきた時には生き残ってる人間はお前たちだけだった。三体の魔人がこの村を襲ってたな。」




その言葉を聞いて涙が頬を伝う。


「なんで。なんで魔人は俺たちの村を襲ったの!?僕たちがなにをしたっていうの?あいつらの目的はなんだったの?」




「詳しい目的は魔人によって違うかもしれないが、魔人は基本的に人間を嫌い人間ってだけで襲うもんだ。今回の件も理由があったとは限らない」




「そんな!!そんなことのためにみんなは殺されちゃったって言うの!?」



悔しくて悲しくて、助けてくれた相手にも関わらず怒鳴り散らす。

八つ当たり以外の何ものでもない。



その様子を見て


「そうだ。魔人はそういう生き物だ。俺の母親も姉も魔人に殺された。だから、俺は力を付けた。いつかあいつらをこの手で殺す為に。」



そう言ったユウキの目には暗い光が宿っているように見えた。








ご覧いただき有難うございました!


ご意見、ご感想有りましたら是非コメント下さい。

(誤字が多いかと思いますが、気がつきましたらこっそり教えて下さい。)


皆様に少しでも楽しんでいただけるよう頑張りますので、宜しくお願い致します!


この小説は水曜日・金曜日・日曜日の週3回22:30前後に投稿されます。

また覗きに来てくださいね!


この度、YouTubeチャンネルを開設しました!

【 1/1000000000の特殊能力者 】を耳からも楽しんで頂ければと思います。

是非こちらもご覧頂ければと思います!


https://www.youtube.com/channel/UCr1JaQ-1vpU7OWCAIblpNBA


では、お休みなさい!

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