成長編
俺は17歳普通の高校生
ただ違うところがあるとすればちょっと頭がよくちょっと運動ができるだけだ
今日もいつも通り平凡な日々を送っていた
キーンコーンカーンコーン
「はぁ〜やっと授業終わった!帰るかな」
帰り道...
「今日たしかラノベの発売日じゃん!急がないとなくなっちゃう!」
「んっ?あのトラック大丈夫か?、っ!!」
トラックが少女に向かってスピードを上げた
「やべえ、頼む間に合ってくれ!」
バンッ!!
少年は目の前が徐々に暗くなっていくなかで切実に思った
(ああ、これでおれの人生も終わりだな...、最後にラノベ読みたかったな〜)
目を閉じた
(あれっ?まだ意識ある?)
そっと目を開けると何故か白い空間にいた
(ここどこだ?)
「ホホホ、混乱しとるようじゃの〜」
(誰?)
声のした方を見るが誰もいない...
「ああ、ごめんの〜今姿を見せるの〜」
ピカッ!!改めて見るとそこには1人の仙人みたいな格好をした老人がいた
(うおっ!)
「ホホ、驚かせたかの〜」と老人は言うと続いて
「突然だが君には別の世界へ行ってもらうかの」
(...?やっぱ老人だもんでぼけてんのかな?一応反応してあげるか)
「失礼なこと考えてるとこ悪いけど君もう死んでるからの〜」
(っ!なんでこの人俺の考えてることがわかるんだ?それに死んでる?)
「そら〜神様じゃからの〜、そうじゃ君人をかばったじゃろ?」
(ああ、でも俺意識あるけど?)
「そりゃそうじゃワシが魂をこっちにもってきたからの〜」
(はぁっ?そんなこと可能なのかよ?)
「神様じゃもん、そんなことより異世界送るから今から出す本から好きなの選ぶのじゃ」
そう言うと目の前に本が現れた
ぽんっ!
「早く選ぶのじゃぞ」
(その前に説明して欲しいんだけど...)
「しょうがないの〜特別じゃぞ、お前が助けた子いるじゃろ?」
(うん)
「その子の〜本来そこで死ぬはずじゃったんじゃそれをお主が救ったもんでお主の運命が狂ったんじゃ」
(へー)
「お主をそのまま地球の輪廻に入れると地球がちょっと壊れるかもしれないからの〜仕方なくワシの管理している世界に送ろうということじゃよ」
(俺がいたら地球壊れるの?俺どんな存在よ?)
「まぁそれはいいとしてさっさと選んでくれんかの〜?」
(まぁわかったけど行く世界ってどんなところ?)
「まぁ簡単に言えば剣と魔法の世界じゃの」
(おおーなるほどねー、じゃっさっさっと決めるかな)
本を開くとそこには
戦闘系スキル
剣術 level10
刀術 level10
槍術 level10
魔法 火level10
水level10
土level10
風level10
etc...
陰陽 level10
etc...
技術系スキル
家事 level10
鍛冶 level10
錬金術 level10
薬学 level10
etc...
特殊スキル
身体強化 level10
武器強化 level10
危機察知 level10
空間把握 level10
etc...
オリジナルスキル
宝物庫
アイテムボックス
空間魔法
時間魔法
etc...
種族
人族
エルフ
ドワーフ
魔族
神
etc...
容姿
イケメン
ちょいイケメン
ふつう
ちょいブサイク
ブサイク
性別
男
女
ふたなり
などなどたくさんあった
「決まったら呼んどくれ」
(ほ〜い、んじゃさっさっと決めるか!)
(んじゃまず刀術だろ〜その次はやっぱ魔法使って見たいから魔法だな!・・・)
約12時間後
(よしっ!これでいいかな)
ちなみに今のステータスはこんな感じ
*ステータス*
名前
年齢 0歳
性別 男
種族 人族(半神)
職業 賢者
容姿イケメン
家柄いい
level0
HP4500/4500
MP∞
STR500
DEX500
VIT500
INT1200
AGI 850
LUCK89
魅力460
スキル
戦闘系
剣術level10
刀術level10
棒術level10
魔法基本属性level10
無手術 level10
体術level10
技術系
鍛冶level10
錬金術level10
薬学level10
料理level10
細工level10
採取level10
特殊
危機察知level10
召喚魔法level10
星霊魔法level10
身体強化level10
空間把握level10
魔力操作level10
状態異常耐性level10
毒耐性level10
オリジナル
宝物庫
アイテムボックス
空間魔法
時間魔法
叡智
神眼
メニュー
眷属創造
称号
転生者 賢者 宝物庫所持者 どこまでも見通す者
絶対的支配者 半神 武神 魔法神 技術神
「おおーやっと終わったの〜」
(こんなに貰って大丈夫なの?)
「大丈夫じゃよ、ワシより全然弱いしの〜ついでに加護をつけとくからの」
(まじか?!つか加護までつけてくれるのかよ!太っ腹だな)
「まぁ、やることといえばこれしかないからの〜、じゃあ送るからあの円の中に入っとくれ」
(わかった)
俺は言われた通り円の中にに入った
「じゃあ向こうで頑張って生きるのじゃよ」
(ああ、こんなにいろいろありがとな!)
「ホホホ、よいよいじゃあ送るぞ、ホイッと!」
俺の周りの円が光出し続いて俺の体も光出した
目が覚めると周りは真っ暗だった
(ふぁ?どこだここ?)
動こうにもしっかり動くことが出来ない
(おっ?なんか壁みたいのがあるな、なんかプニプニしてるぞ)
長いことプニプニをツンツンしていると突如光が差し込んできた
(ついに外に出れるのか、頑張って強くなろう!しっかしなんで自分で出れないんだ?)
そんなことを考えてる間に外に出ることが出来た
しかし目の前には巨人の顔が迫っていた
(びっくりした〜なんで巨人がいるんだ?あの本の中にはなかっ...あったな〜、でも俺は人族を選んだはずだぞ?それに体が動かしずらい、どうしたんだろう?)
そう考えてると1人の女性が
「奥さん、立派な男の子ですよ!さっ早く抱っこしてあげてください」
「ほんとに可愛いわ〜壊れそうで怖い」
考えてる俺をもう1人の女性が抱いてきた 抱いてきたッ?!
まさか赤ちゃんから始まり?!そういえばステータス決める時も何故か名前と年齢だけは決めれなかったな〜
(てか、この美人な人が俺の母親か〜すげー若いけどこと世界ではふつうの事なのかな?)
なんて考えてると母親が
「どうして泣かないの?!」
と焦り始めていた
メイドっぽい人が
「奥様そういうときはお尻を叩けばいいんですよ!」
「そうなのね!!えいっ!」
バシッ!
(いたっ!)
バシッ!バシッ!バシッ!
(いたいいたいいたい)
「オギャー」
「泣きましたわ!!」
「これでひとまず安心ですね奥様」
俺が泣いてる間に1人の男性が入ってきた
ガチャ!
「産まれたのか?!レイラよく頑張ってくれた!」
「はいっ!男の子だそうですよ」
「そうかそうかこれで我が家も安泰だな!」
「しっかりとこの子を立派な大人に育てていきましょう!」
「そうだな俺とお前の子だ絶対に立派な大人に育つだろう」
「そうですね」
夫婦でそのようなことを言っている間、俺は
(いたーい)
「オギャー」
と叫んでいた
生まれたばかりなためステータスも正常に作動しない
20分後
俺は泣き疲れて寝てしまった
「寝てしまいましたね」
「ああ」
「それにしてもこの子から魔力が感知できないんだけど…」
「感知出来ないんですか?」
「ああ、まだ生まれたばかりで弱いのかもしれんな」
「そうですね、私眠くなってしまいました」
「そうか、今日はよく頑張ってくれたね、しっかり寝て元気になってよ」
「はい、それでは、おやすみなさいませ」
「おやすみ」