とある事件についてのお話
会話が多すぎる
どう直せばよいのだろうか
「これはとてもすごい能力だよ。だって触れただけで相手を全身筋肉痛にすることができるんだ。この能力さえあれば戦闘になったとしても相手に触れただけで勝つことができるんだよ!!」
なんか言っているが、どうせ中二病のいうことなので無視することにした。
「それで能力があったとして俺たちに何をさせたいの」
「本当に本当にいい質問ですね興味ないふりしてあなたは私が言いたいことを言わせてくれる。
そうっ私がしたいのはこの能力を持って今この町で起きている怪事件を解決したいのです。」
「おいおい怪事件って何の怪事件だよこっちは仕事がまだあるんだ。言いたいことをきちんと言え」
「はい先生あなたたちは拷問事件って知っていますか」
「拷問事件ってあの?」
「はい、あの拷問事件です。つい先月から起きたばかりの連続事件で、被害者はみんな路地裏で倒れていて、目立った外傷はないのにその被害者たちの体には大量の血が付着しており、また被害者たち全員まともな話ができないほど精神が壊れているという摩訶不思議な事件です。そうこんなことができるなんて私たち以外の能力者しかありえません。」
「その能力者が俺たちの中のだれかだとかは考えないのか?」
少し疑問に思ったことを聞いてみると
「えっ」
「えっ」
もしかして全然考えていなかったのか、やっぱこいつバカじゃねーの。
「大丈夫ですよ。だってこの中にいる能力者はそんな精神を破壊するような能力を持っていませんし、 ・・たぶん」
「なんか聞こえちゃいけないよーな声が聞こえたんだけどおいっ」
「輪うるさい」
「俺っ!!」
「とっとにかくこの事件一緒に解決してくれないかな」
「俺たちが協力したらなんかあるのか」
「とくにないけど・・・」
「よし輪帰るぞ」
「ちょっちょとまってよ」
なんか言ってるが無視だ無視。座っていた椅子から立ち上がってすぐに変える準備をした。
まったくあんな変な戯言に時間を使うなんて、カラオケ行こうと思ってたのに時間が無くなってしまった。仕方ないから早く帰って宿題でもするか。