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プラスA  作者: むしきんぐ
箱庭ーpsycraft
8/10

スラッシュ・ザ・ドントレス2

本編とは何の係わりもない話です。暇つぶしにどうぞ。


 俺の名前はたか……、じゃない、スラッシュ。

 何処にでもいるようなVRゲーマーだ。


 新しく実装されたSAシステムを理想に近づける為に日々クエストをこなしている。

 現在の流行は、使い魔型を近接特化にチューンして使うベンツ式と呼ばれるスタイルだ。人型の使い魔フレームに制限カードで能力を近接型に尖らせていく。

 ベンツ式ってのはこれに使う制限カードの組み合わせを考えた人のプレイヤーネームから取られている。

 ス○ンド? 一体何の事か分からなry。

 俺もそれを目指している。

 その為に必要なアイテムはクエストで手に入れ、それを使って合成を繰り返し能力を強化していく。

 その傍ら、フレームの外装デザインを少しづつだが理想に近づける。

 完成していないがな!

 金も素材も馬鹿みたいに消えていくんだ。




 今日も今日とて金策と素材集め。

 流しにダイブしたカップ焼きそばの麺を思い出し、ブルーな気持ちで管理局のエントランスに入っていく。

 今日はここで待ち合わせをしているんだ。

 

「遅いぞ、スラッシュ」


 茜色の髪をした眼帯少女が偉そうに俺を睨み付ける。

 くそ、なんちゃって眼帯め、おまえ両目ともちゃんと見えてるだろ、知ってるんだぞ、と思ってもそこは、ほら、俺は大人だから、意地悪なことなんて言わないし。


「悪いなレンゲ、バイトで遅れた」


 一人だとクエスト消化のペースがよろしくないので気軽に連絡の取れる身内のレンゲと協力して素材集めなどをしているのだ。

 友達はいるんだけど、みんなこのゲーム知らないって言うんだよ。

 あと俺はボッチじゃねーからな。

 

「バイトを理由にするな。私だって学校が終わってからバイトしてるんだ」


 げ、初耳だ。

 というか、私とか言うんじゃねーサブいぼが立つわ。


「悪かったって。んじゃ、クエスト行こうぜ」


「ふん、反省の色が見えないが、いいだろう」


 くっそ、偉そうに言いやがって、後で見てろよ。

 昨日からコイツへの嫌がらせ兼復讐を色々考えたんだ。

 準備は既に済ませてある。

 もちろんリアルでやったらお勤めに行かねばならんものも当然あったがな。

 今回はソフティな奴だ。ぐふふ。


「おまえ、気持ち悪いぞ」


 レンゲが俺をみて顔を引きつらせているが、なんだ、何かついているのか?

 俺はごしごしと顔をこすってみたがレンゲはため息をつくとクエストカウンターの方へと歩いて行った。





 話は変わるが、現在レイデン市から外へ行くのには東側のルートを使うしかない。

 というのも他地区のルートは先日のイベントから蜘蛛っぽい魔獣が占拠していてエンジョイ勢には厳しい場所なのだ。東側もそうだったのだが、とあるクラン連合が何だか頑張って開拓してくれたらしい。

 まったく頭が上がらない話だ。

 だから俺とレンゲはクエストを幾つか受けた後、東区の方へ向かって歩いている訳なのだが。

 移動の最中が俺の考えた最高のシチュエイション。


 俺がアイツに対して行う嫌がらせは、うふふふひょ、考えただけでも笑いがこみあげてくる。


 裸のネカマ作戦。呼んで字の如く、レンゲの奴を街中、衆人環視の元で全裸ウォーキングさせるのだ。っくく。

 安全な東区方面はそれなりにプレイヤーで賑わっているからなぁ!

 

 そしてその為に作り上げた能力。

 ランクはC。

 その名も『ファイブレイク』。

 特定の細さの物体を崩壊させる能力を持つ。

 特定の細さとはつまるところ衣服に使用されている縫製糸程度からタコ糸くらいまで。

 頑張ればもっといけるか?

 なんにせよ奴に恥をかかせるには丁度良い能力だ。


 お蔭でせっかくの資金が底をついたがそのうち貯まるだろう。


 さぁ、街中ストリップショーのはじまりだあッ!


 何も知らないレンゲは俺のとなりを歩きクエストの詳細とその次に予定しているクエストについて語るが、半分くらいは何を言っているか分からなかった。

 しかたないね。


「最初の方のクエだけど、討伐だから気を抜くなよ」


 偉そうに、良くまわるくちだが、もう少しすればお前の口からは悲鳴しか出て来なくなるだろうよ。

 だが、歩けど歩けど機会が訪れない。

 奴が隣を歩くので中々能力を使う隙が見当たらないのだ。

 隙が出来たと思っても立ち止まったり、こちらを向いたりして中々厳しい。

 そうこうしているうちに街を出て樹海の方まで入り込んでしまったではないか。

 通行人Aすら居ない。なんてこった!オーディエンスが居ないと盛り上がらないじゃないか。

 歯噛みする中、流れを変えるために意を決した。

 作戦に支障をきたしかねないギリギリのライン、レンゲに尋ねることにした。


「なぁ、なんでお前さっきから俺の事見てるんだ?」

 

 できるだけ笑顔を浮かべて、そして白い(はずの)歯をキラッと輝かせ。


「それはこっちのセリフだ。また踏まれたいのか?」


 レンゲは胡散臭そうな顔をして俺を見る。

 なんだ、この腐った魚を見るような目は。


「まさか、そんなわけないじゃないか」


 奴め警戒しているのか、なんと勘の良い。

 仕方ない、目的の魔獣との戦闘中に隙を狙うしかない。


 作戦はこうだ。討伐MOB相手には少なからず苦戦するはず。その際、攻撃が外れたと見せかけてヤツに攻撃を浴びせる。全裸になったレンゲはきっと泣きながら俺に「上着だけでもいいので貸してくださいお兄様」と懇願する事だろう。


 あらゆるシチュエーションを頭の中でシミュレートしつつ歩くこと数分。

 眼前に現れたのは目的の魔獣。

 体高二メートル程もある大型の犬だ。目は赤く輝き、その肉体を短い体毛が覆っている。

 シェパードにそっくりだ。

 そういえば子供の頃、近所の峰岸さんの飼っているシェパードをからかいに行って尻をかまれたっけなぁ。

 あの時から俺は犬を見る度に、こう、体が強張って思い通りに動けなくなるんだ。

 いまもそうなんだが、呼吸が浅くなってきて意思を離れて体がぎこちなく動いて……。

 

「ふ、ふふ……、この、因縁、こ……、こここで、終わ、らららら、せて見せる、ぜ」


 俺はレンゲの影に隠れるようにしながら魔獣犬を睨み付ける。


「言ってねーで前に出ろや」


 レンゲは素早く俺の後ろに回り込むと背中を蹴り飛ばす。

 女の子のアバでヤクザキックとか、マジでやめろ。パンツ見えちゃうぞ。

 なんて考えていると魔獣犬が大量の涎をまき散らしつつ俺にかみつこうと一足飛びに間合いを詰めてきた。


「あひぃっ」


 頭を抱え、盾にするために異能像を出現させる。

 俺の右腕にかぶさるように人の身の丈ほどの腕が現れる。

 いや、お金がなくってさぁ、腕の部分しか作れなかったんだ。

 出現と同時に防御の為に身に纏っていた念動盾(シールド)の出力が急激に下がり、半分以下になるのが分る。

 そうだった、近接型は念動出力のほぼ全てを異能像に持って行かれるんだった。

 ぱにくった俺の思考では出現した異能像は思い通りに動いてはくれない。

 異能像は宙に浮かんだままで、その正面を魔獣犬がすり抜ける。そして大きく開いた咢で俺を食い殺そうと跳躍した。

 

「ひ、ひぃぃいいやあぁああ」


 思わず身を抱きすくめて地面にしゃがみ込む。

 硬く目を瞑り、何とか恐怖から逃れようとして、痛みを想像して……ってあれ、なかなか痛みが来ないな。

 薄らと目を開けると親指程の太さのロープに雁字搦めにされた魔獣犬が宙に張り付けられていた。

 どうやらロープは近くの枝等を使って全方位から犬を中吊りにしているらしい。


「な、んだ、これ」


 目を見張る。

 ロープは良く見ると細い糸が束になってできているらしいのだが、その糸は生物の様に脈動していて、表面からは粘性の高い液体が染みだしている。


「テイカ―・ストリングス。私の能力」


 レンゲはパチンと指を鳴らす。するとその表面から滲んでいた粘性の液体は溢れるような勢いで魔獣犬の体表を濡らし始める。

 魔獣犬はその瞳を虚ろに体をぐったりとさせている。

 そして全身を覆っていたロープが蠢動したかと思うと、収縮しはじめ魔獣犬の肉に食い込み、切断した。

 切断と言うよりは荒々しい、ねじ切ったような断面を生み出す。

 バラバラになった部位はぼとぼとと音を立てて地面に落ちた。

 うわぁ……、グロすぎるよぉ。


「今日は調子がいいみたいだ。粘液の量も多いし、絞るときのパワーもかなりいい」


 レンゲは満足げに言うと木々の間に垂れさがる自身の異能を見上げた。

 何と恐ろしい奴。

 既に異能を完成させていたとは……。

 というかこれ、触手じゃね?

 色々ヤバそうな物を見て俺は、怖気を感じる。

 それと同時に、


「それだけのものよく短期間で作れたな」


 関心もしている。

 恐らくはレア度B以上の能力だろう。

 現在の箱庭でもトップクラスの能力じゃないのか?


「これな、ちょっとおねだりすれば馬鹿な連中が色々くれるんだよ」


 あ、やっぱコイツ駄目だ。

 人としておわっとる、少しでも感心した俺が馬鹿だった。

 レンゲはというと自身の異能像を見て顔をしかめている。


「どうした?」


「消えない。さっきから消そうとしてるんだけ、ど……」


 レンゲは次第に焦れてきたのか身振り手振りを交えて「消えろ」とか言ってる。

 そんな中、一番太いロープ、もとい触手がピクリと先端を動かした。

 そして、枝から垂れる触手が霞んだように見えた。


 それほど速かったのだ。


 状況を理解したとき俺は、


「レンゲェッ!!」


 叫んでいた。

 目にしたのは、いつの間にか中吊りにされたレンゲの姿。


「まさか、……暴走?」


 苦しげにレンゲが呟くと同時に触手は蠢いて小柄な少女の肉体に濃厚に絡みつき始める。


「あ、ちょっと、何で服の中に。やめ、ろ。言う事きけ」


 絡みつく触手は液体を滲ませながら少女の身体をまさぐる。

 滲んだ液体のせいでレンゲの身体には衣服がまとわりついている。

 濡れ透け具合とか、縛られ方とか見るとエロいんだよ、これが。

 それにレンゲの表情が妙に色っぽいというか、トロンとした感じで目が虚ろになってきている。

 

「大丈夫か、今助ける」


 俺は慌ててレンゲの足元まで駆け寄り手を伸ばす。


「ふれ……ちゃ、だ、め。ん……ぁ」


 エロい声を出してレンゲは警告する。

 目の前の光景に俺のジュニアが少し頭をもたげはじめたようだ。

 鎮まれ、鎮まるんだ。

 ナリはあれだが、中身は俺の弟だぞ、男なんだぞ。

 深呼吸して見上げる。


「大丈夫、何とかしてや……」


 見上げて、レンゲのおまたに食い込んだ触手が激しくうねっておられるのを拝見させていただいて一瞬言葉がつまる。

 大きく深呼吸。

 数秒ほどその光景を堪能した後、表情を切り替える。


「安心して待っていろ。俺の異能ッ、迸る情熱ファイブレイカーァアッ!」


 俺の異能像が再び傍らに姿を現す。

 巨大なガントレット、その腕は硬質の金属のように鈍く光る。

 くどいようだが、外見はお金なかったんで未完成のままなんだ。

 これから塗装だってする。。

 そう、完成すればダ○ オブ サーズデイのような感じになる、よてい。


「なに、を……」


 レンゲは荒い呼吸をしつつ俺を見る。

 口元のよだれとか、なんか色々と汁が出ている。

 うむ、もう少し見ていたい。が、後々の事を考えると今が助け時で間違いない。


「テックス1」


 俺は右手に手刀を作ると斜に構える。

 異能像は俺の腕に重なる様にして手刀を作りつつ淡く輝きを発し始める。

 さすがに高出力を出そうとすると時間がかかるか……。

 輝きは徐々に激しくなっていき、一際大きく輝いた瞬間、ファイブレイカーの姿が霞む。

 幾線もの光条となり触手を切り刻んでいく、おおっと、手が滑ってレンゲの服にも何か所か切れ目を入れてしまったらしい。

 落下するレンゲを異能で受け止める。

 地面に落ちた触手を見れば、光が断面に付着しており、徐々に浸食を始めていた。

 同じようにレンゲの服に入った切れ目からも光が浸食し、その勢力を広げている。

 ふむ、服の繊維よりも太めの繊維を破壊する予定だったから崩壊が早いな。

 つか、コイツスレンダー好きとか言ってた割に結構胸あるな。


「言ったろ、大丈夫だってな」


 俺は最早一糸まとわぬ姿となったレンゲに会心の笑みを投げかけた。

 虚ろな目をしたレンゲに、わざわざ用意しておいたロングコートを肩にかけてやる。

 本来の予定ならばコイツが懇願してきたら貸し与えるはずだったのだが、まぁ、まともに喋れそうにもないし、仕方ない。  

 立たせようとしても足に力が入らないのか、レンゲは直ぐにへたり込んでしまう。

 自力で立とうとしても膝がガクガクしていて上手く立てないようだ。


 見かねた俺は


「偶には兄貴らしいことしてやんよ」


 言うとレンゲを背負う。

 レンゲは最初抵抗しようとしたが、それも弱々しく、敵わないと思ったのか大人しくなり、背中にしなだれかかる。

 リアルじゃ中々兄らしいことしてやれなかったからな、偶にはいいだろう。

 これで奴も少しは俺をみなお、みなおし、て……あ、む、胸が背中にあたってる。

 柔らかくて、あったかいナリィ。

 いやいや、これは仮想世界のエセ感触だ、意識するんじゃぁない。

 落ち着け、落ち着くんだオレ。


 現実(リアル)を思い出せ。

 

 深呼吸一つ。


 無理でした。


 俺は樹海の木々の隙間から見えるビルを目印に前かがみ気味で歩き始めたのだった。

 街に戻る頃にはレンゲはある程度自由に動けるようになっていて、流石に恥ずかしかったのか無言のままログアウトしてしまった。

 




 調べた所レンゲの異能の暴走は、それを操るために必要な条件を用意していなかったのが原因だった。

 俺の『ファイブレイカー』は繊維を崩壊させる能力。

 レア度で言うとC。

 それを自在に操るためには慣れも必要なのだが、「護符」って装備アイテムが別途必要になってくる。

 護符は技術とか知識とかを簡単に身につける事が出来るゲーム内限定の便利アイテムだ。

 例えば、格闘技素人の俺みたいなヤツが、『ボクシング100』という護符を装備したとする。あ、後ろの数字はその護符の持つ情報量で最大100から1となっているんだ。少ないほど得られる情報や技術が少なくなる。

 ともかく、それを装備すると俺はその瞬間からボクシングの達人になれる。身体能力自体はアバター準拠なのでそこは鍛え方次第なのが残念だが。かなり便利な装備アイテムだ。

 全部で五個だか六個だか装備できたはず。

 他のゲームだとスキルに該当するんだろうか?

 でも、熟練度とかで性能かわんねーし、違うかも。

 とにかく、異能を使うにはその異能に関連した情報を持つ護符を装備しなくっちゃあならない。

 装備せずに使うと出力不安定だったり暴走の危険性があり、異能のメインカードのレアリティが高いほど危険性が増してくる。

 俺の場合は『化学:繊維』『服飾:裁縫』『生命工学』の三つを装備している。わざわざ用意したのだが、俺は服飾には興味ねぇし、繊維に詳しくなってもなぁ、って感じだ。

 まぁ、俺のセルフミッションが完了した今、真なる力の目覚めに向けてお金を溜めなければならない。

 護符もいい値段がするんだよ。





 翌日、大学のあと、バイトも終わって帰宅して、晩飯のカップ麺にお湯を注いでいると実家から電話がかかってきた。


「もしもし、孝明だけど?」


『あ、孝ちゃん、元気にしてる?』


 スピーカーからは母の声。


「元気だよ。母さんからかかってくるって珍しいね』


『仕送りの件でちょっとね。何とかお父さんを説得して光熱費くらいは振り込んであげようとしてるんだけどね、なかなか首を縦に振ってくれないのよ』


「いいよ気にしないで。バイトしながら生活費とか計算するのもやってみると楽しいもんだよ」


『そう?そう言ってくれると気が楽なんだけど』


 っと、そうだそうだ今のうちに聞いておこう。


「蓮二のヤツ元気か?」


『実は今朝から様子が変なのよ。良く分かったわね。何かあったの?』


「別に、ただアイツも高校受験で忙しい時期だろうし大丈夫かなと」


『受験の方は気にしなくていいわよ。アンタより頭いいんだから。それより、なーんかね、朝ごはん食べてる時に急に黙ったかと思ったら顔真っ赤にして俯いたりして、部屋からはなんだか悶えるような声が聞こえてきたりして……あの子も好きな女の子でも出来たのかしらね』


 母よ、そう解釈したか。

 というか、反応が男らしくないな……ある意味心配だ。


「そ、そうか。色恋沙汰の多い年頃だしな」


 思ったよりダメージでかかったらしいな。

 ……向こうで会ったらネタにしてからかってやろう。

 俺はニヤリと笑みを浮かべる。


『それじゃ、体に気を付けてね。偶には自分で料理でもしてカップ麺以外も食べるのよ』


 母はそういうと通話を切った。

 俺の食生活が見抜かれていたとは……やりおる。

 

 さーてと、どうやって蓮二のヤツをからかってやろうかな。

 俺は想像を膨らませつつ新発売のカップめんに液体スープを投入した。


実はこんなのが後一話分くらいあります。本筋書かずに、世界観を自分の中で固めるためにいろいろ書いてたら何だか楽しくなってしまったのです。


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