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出会いと始まり4

「あなたはどうやら、異界……つまり別世界から来たみたいなの」

「別世界……?」


 ……って言うことはあれですか


「あの……それって、異世界転生とか異世界召還とかそんな感じの奴ですか?」


 私はそういってしまってから転生は無いなと自分で思った。だって体を見渡しても記憶の中にある私と一緒だし。


「あなた今その服装着てるから転生ではないわね」


 ほら突っ込まれた。


「召還といってもそんな形の魔法はこの世界には無い」


 そうリズムさんはぼそりとつぶやく。でも他の可能性って……?


「これは人に聞いた話だが、世界から落ちる……ということが起こることがあるらしい」

「世界から落ちる……?」


 私は首をかしげた。異世界に渡るとか言うのなら小説とかでよく見たことがあるのだけど……


「落ちるって言うのは」


 リズムさんが説明を続ける。


「溝とかに落ちるのと同じように、その世界の空間から弾き飛ばされるというようなことを言うらしい。大体が落下時だとか、転落時などに起こることからそういよんでいるらしいんだが」


 でも私の記憶には穴とかに落ちた記憶とかはない。もちろんここに来る直前からちょっと前の記憶の話だけど。

 リズムさんの説明はまだ続く。


「たまに強い衝撃とかにもこうゆう現象が起こることがあるらしい。例えば、何か大きくて速度が速い物体とぶつかったときとか」


 私は、自分の脳内の記憶を探ってみる。

 ……心当たりがありませんが。

 そんな風に考えているのが顔に出たのか、リズムさんは


「その衝撃で世界を渡った人たちの中には衝撃の記憶が無かった人もいるらしい」


 と言った。


 心当たりは無かったが、可能性は無いとは言い切れなかった。


「香奈の表情を見るに、衝撃の可能性が高いんだが……なにか覚えてないのか?」

「……分かりません。がんばっているのですが、記憶があやふやで」


 時期的には今日の朝ごはんだと思えるところまでは思い出せるのだが、……家を出てそこからわたしは何をした?


「無理に思い出さなくてもいいぞ。それで気に病んでいても何もいいこと無いからな」


 リズムさんがそう声をかけてくれる。

 うん。そうだね。よし切り替えよう。すぐ切り替えれてポジティブなのが私のいいところ。みんなにもそういわれてる。

 でも……


「でも、それじゃ私は向こうでは死んでいるって事に」

「そうとは、限らない」


 リズムさんは消え入ってしまいそうな私の声を遮って言い聞かせるようにいってくれた。


「気絶しているってだけの可能性もある。まあ魂だけがこっちにきているんだから回復の見込みは無いだろうが」


 ものすごく落ち込んだ。


「おい、リズム言葉には気をつけろよ」

「ああ、いや、もちろん戻ったら回復するから。死んだってわけじゃないよ」


 フェクさんがリズムさんに注意するがリズムさん、それフォローになってないよ……


「私ってもうもとの世界には戻れないんですかね……」


 と、私が自嘲的につぶやくと、


「ああ、それについては大丈夫」


 とリズムさんが軽く言った。

高速執筆モードとやらを使ってみたため、文章がだいぶ違うと思います。

たぶんこれからこうゆう風にしていくので、これまでのやつは近々訂正するかもしれないです。

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