登場人物まとめ 【壱】
自己満足のまとめ回。多少メタな部分があります。
10/9 まとめでまさかの誤字。報告ありがとうございました。
リィム
17歳。相変わらず村で平穏に暮らしていたが……。
本人に自覚はないが、意外と頑固。魔法の才能含め、自己評価がとても低い。
敬語を使うのは主に癖。用途としては敬意ではなく相手と距離をとるためのもの。
レグザート
17歳。中身は基本的に以前と変わらず。
リィムともっと話したいと思う反面、危険な目に遭わせたくないとも思っている。
とんでもない方向音痴。ひとりで放置してはいけない。
メサイア
19歳。産まれて間もない頃、教会の前に捨てられていた。
当時現役の神官だったクレイグやその師らに育てられる。
クレイグを父親のように思っているが素直になれないので未だにうまく甘えられない。
カイン
28歳。レグザートの兄貴分。彼が生まれた時から知っている。
本来はそんなに真面目な性格ではないが、立場であったり、レグザートを守るために多少冷酷さを持ち合わせるようになった。
勇者視点(14.5話)でレグザートが言っていた「あの人」とはカインの恋人・ケイトのこと。
当初は彼女も旅に同行するメンバーの予定だったが、人数が増えたのでカットされた。
トマス 【登場話:第11話】
22歳。新たに勇者御一行に加わった元軽業師の男性。
元々戦闘職ではなかったため戦闘能力は低いが、身体強化魔法を使った人間に素の動きで走ってついていけるだけのチートは持っている。
街で出会ったメサイアに言いくるめられ、仲間になった。ついでにいつの間にか恋人になっていた。
クレイグ
メサイアの師匠。
メサイアの名を付けたのも育ての親めいたことをしたのも彼。
(名付け親であることを告げてはいないが、メサイアは感付いている)
神官を輩出する家に生まれたが、想い人のことでもめて出奔。
その後、家は家族で唯一仲の良かった弟が継いでいる。
その他の人々
おむかいさん 【登場話:第9話】
子どものたかいたかいではりきりすぎて腰をやる。
ぎっくり腰は本当に唐突にやって来るし恐ろしく痛い(体験談)
商人さん 【登場話:第9話】
様々なものを失ってしまった。何があろうとそのまま自身も消えるつもりだった。
それを止めたのは少女による説得と、幼い子に我が子の面影を重ねたから。
実を言うと彼の罪をすべて立証するのは難しい。あとがき最後に追記。
ゼロ 【登場話:第9話】
名前ありその他。もちろん再登場予定。
商人(その他2名の賊)
商人のふりをしていた賊たち。
リーダー格の男に従い、ともに悪事を働いていた。
特に警戒していなかった人物にあっさり殺される。
商人のリーダー格の男だけやたら設定が凝ってしまいました。本編にはまったく関係ないので見たい人だけ。
商人(リーダー格の賊)
仲間を引き連れ、あちこちで悪事を働いていた。たとえ罪をそそぐ機会があったとしても鼻で笑うような男。
商人が仲間のふりをして近付いてきたことは理解しており、逆に利用してやろうと警戒しながら傍に置いていた。
しかしながらゼロのサポートがあったため対処しきれず、商人に崖から落とされた。が、そのことで死にはしなかった。
この世界ではちゃんとした悪人は楽には死ねないので、痛みで身動きが取れない間にやってきた動く死体に生きながらにしてついばまれ、意識あるうちに痛みに苦しみながら死んでゆく。
その後は彼自身が動く死体となり、生前の痛みを繰り返し受け続ける。
その痛みから逃れるために生者に助けを求めてすがりよる。
しかしそれで救われることはないし、誰かに倒されたとしても一時的な崩壊を終えた後は再び身体を再構築される。
体内に宿った魔力がつきるまで彼らはさまよい続ける。
罪の大きさによりその期間は長くなるともされるが、そもそも動く死体になった人物にはそれらを書き留めることなどできないため誰にも知られずに彼らは日々さまよい続ける。
商人さん追記
賊3人のうち、最初のひとりだけは遺体があるものの、ふたり目の遺体は魔物に食べられて消失、
そして最後に至っては証言した場所に何もない。また、自分の村と家族を失っている精神状態。そんな人間の証言を果たしてどこまで信じてもらえるのか。




