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もし、明日会えなくなったら  作者: 櫻木サヱ


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10/10

あとがき

読んでくれたあなたへ


この物語を手に取ってくれて、本当にありがとう。

「もし明日会えなくなったら」――そんな小さな不安を胸に抱きながら、家族は手を取り合い、恐怖や悲しみを乗り越えました。あなたも、もしかしたら日々の中で同じ思いを抱くことがあるかもしれません。


震災や災害のことを考えると、どうしても胸が締め付けられる気持ちになりますよね。けれど、この物語の家族のように、離れても心を寄せ合うことで、不安や悲しみを少しずつ和らげることができるのです。手を取り合い、声をかけ、そっと寄り添う――その温かさが、未来への小さな光になります。


もし明日、会えなくなるかもしれない――

そう思うと胸がぎゅっとなるけれど、だからこそ、今日の瞬間の温かさを大切にしてほしいのです。小さな「おはよう」や「ありがとう」、笑い合う時間や肩を寄せるだけの静かなひととき。

そんな日常の何気ない一瞬ひとつひとつが、あなたの心と、大切な人の心を温める宝物になります。


この物語を読んで、少しでも「大切な人をもっと抱きしめたい」と思ったなら、それだけで私は嬉しいです。あなたの心に、家族や友人、愛する人との温かい思い出が、そっと灯ったなら――それは、物語があなたに届けた小さな奇跡なのです。


そして覚えていてほしいのです。

悲しみや不安、恐怖があっても、互いを思いやる心は決して消えません。

あなたも、この物語の家族の一員です。今日も、明日も、目に見えないけれど確かな絆で繋がっている。

どんなに離れても、手を取り合い、心を寄せ合えば、暗闇の中でも光を見つけられる――そう信じてください。


最後まで読んでくれて、本当にありがとうございます。

どうかあなたの明日が、小さな光で満たされますように。

そして今日という日も、あなたにとって、愛とぬくもりに包まれた一日でありますように。


――心を込めて


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