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R5 エリスの一人で慰めた日

 一夜明かしてもエリスの機嫌悪い。

 それでも依頼は依頼だ。

 そのまま俺達は進んだ。

 魔物はがちょろちょろ出現するが問題無く進める。

 最初のオーガより弱い。

 そうして地下5Fに到着すると鍵のない扉まで到着した。


「ここは何だ?」


 エリスが呟く。


≪問題 ここは地下何階でしょうか?≫

「はぁ!?」


 俺はつい素っ頓狂な声を漏らしてしまう。

 何だここは?

 クイズに答えると扉が開くのか?


「良いから答えれば良いのではないか?」


 エリスがそう言う。

 とりあえず答えるか……。


「5階」

≪正解! 次の問題≫

「まだあるのかよ?」


 バコ!


「黙って聞いてろ」


 またエリスに殴られた。


「ラフラカを倒した11人の英雄の名は?」

「えっと……俺…ロクーム、エリス、エドワード、アルフォード、ルティナ、ガッシュ、ユキ、ラゴス、エーコ、ダーク、ムサシ……これで11人だな」

≪ハズレ≫


 はーーー! 何でハズレなんだよ?


≪正解はエドワード=フィックス、アルフォード=フィックス、エーコ=アローラ、ラゴス=マゴス。ルティナ=プランフォート、ロクーム=コード、エリス=シャール、ガッシュ、ユキ、ムサシ=ガーランド、アークス=アローラ≫

「は~~~~~!! フルネームかよ」


 まったくふざけてるな。


「しかもアークス=アローラって誰だ?」


 だよな。

 アークス=アローラなんて聞いた事ないぞ。


「ダークの本名か」


 俺はそう呟いていた。

 おそらくダークだ。


「そうだな……ダークの名前だけなかったな」


 エリスもそう納得している。


≪次の問題 ダークは誰と誰のチーム名≫

「チーム?」

「またふざけた問題だ。私達が知るか。一人はアークス=アローラだろうな」

≪時間切れ! 正解はダームエルとアークス=アローラ≫

「アークス=アローラしかわからんぞ」

「ああ」


 エリスも同意した。


≪次の問題 エーコの父親は?≫

「知らねぇよ」

「何なんだ? さっきから意味のわからん問題ばかり」

≪時間切れ! 正解はアークス=アローラ≫

「マジか? ダークがエーコの父親だったのか」

「そう言えば影ながらエーコを助けてる事があったな」


 マジかよ? それ俺知らないな。


≪次の問題 エリス=シャールのラフラカ決戦前のスリーサイズは?≫


 ピキ!


 何かが切れる音がした。


「ふざけるな!」


 エリスが吐き捨てるように言った。


「上から85、60、87だな。意外にケツでかいんだよな」

「何で知ってるんだ?」

「へっ!? 嫁だからな」

≪正解! ちなみに体重は〇〇kg≫


 ピキピキ……!!


 さっきよりはっきり聞こえるぞ。


『ギガ・ファイヤー』


 エリスが炎系上級魔法(ギガ・ファイヤー)の炎の鳥を展開した。


「ロクーム、覚悟はできているでしょうね?」

「げ! 旦那なんだから良いだろ?」


≪次の問題 エリス=シャールの初めての一人で慰めたした日は?≫


 ピキピキピキピキピキピキピキピキピキピキピキピキピキピキピキピキピキピキ……!!


 いやいや……何か物凄い勢いで切れる音がしてるぞ。


「好い加減にしろーーーっ!!」


 炎系上級魔法(ギガ・ファイヤー)による炎の鳥をクイズを出す扉に放った。


 ドッゴーンッッ!!


 あ、扉がぶっ壊れた。


「さあ行くぞ」


 エリスが前を歩き出す。


「あ、待てよ」


 それにしても魔物はいるしエリスやダークの個人情報を知ってるし、ここは一体何なんだ?

 だが、それよりも気になるのは……。


「エリス、ところで初めて一人で慰めた日はいつなんだ?」

「あん!?」

「……いえ、何でもないです」

「結構!」


 鬼の形相で睨まれた。

 ちぇ何だよ。

 たかがその程度教えろよ。


 その後、現れた魔物は憂さ晴らしをするかのように全てエリスに駆除された。

 そして地下7F


≪問題 エリス=シャ……≫

『ギガ・ファイヤー』


 ドッゴーンッッ!!


 有無を言わさず炎系上級魔法(ギガ・ファイヤー)で破壊したな。

 だが、冒頭で言ってたのはまたエリスの事だ。

 エリスをわざと狙い打ちにしてるな。

 次は8Fか……。


「何だこれ?」


 エリスが呟いた。

 下が溶岩になっている。

 向こう岸まで結構な距離があるな。

 俺は天井にワイヤーフックを引っ掛けた。

 そしてエリスを抱き寄せる。


「触るな! 変態」


 バッコっ!


 あのクイズのせいで、ご機嫌斜めだな。

 俺との件は昨夜相手したから大丈夫な筈だ。

 うん、間違いない。

 女は抱けば喜ぶものだしな。


「じゃあエリスだけここ残るか?」

「くっ!」


 苦虫を噛み潰したよう顔をまたした。


「俺のワイヤーフックで行くしかないだろ?」

「触らずに運べ」

「無茶言うな」

「ちっ! 仕方無い」


 舌打ちまでして、俺に対し何をそんなに怒っているんだ?

 まぁとりあえず再び抱き寄せる。


「……おい! どこ触っている?」

「胸だけど?」


 抱き寄せたんだから触るのは当然だろ。

 ついでに揉む。


「くっ!」


 お! 良い顔してるな。


「触るな! 揉むな! 汚らわしい」

「そこまで言うか? それに顔が喜んでいたぞ」

「煩い!! 気持ちの問題だ。何故お前はそれがわからないのか?」


 気持ちって何だ? 気持ち良いんだろ? 何を言ってるんだ?


「胸に触れず、あっちまで運べ」

「はいはい」


 言われた通り胸を避け、腰に手を回して向こう岸まで行った。

 当然その最中に横っ腹を揉んだ。

 うん、子供を産んだだけあって、少し脂肪が増えているな。


 ドカドカボコボコ……!


 向こう岸に着いた瞬間、ボコボコされた。

 脂肪を確かめて、死亡しそうだぜ。


「行くぞ」

「その前に回復を……」


 あまりに強烈で俺は地面に伏していた。


「自分でしろ」

『リカバリー』


 初級回復魔法(リカバリー)で俺は回復した。

 しかし所詮は初級。

 大した回復力はない。

 それでも立てたので、急いでエリスを追い掛けた……。

第一部で掘り下げがいまいちだったロクームの掘り下げ

とことんクズです(笑)

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