R4 あくまでご機嫌取り
6話一気に更新していますが、R4~6とO04~06を入れ替える事にしたので、実質2話しか更新しておりません
また少し余裕ができましたので、再び毎日更新します
再びリアルで忙しくなりましたら、更新がまた遅くなりますので、その際は申し訳ございません
エドが指定した地下迷宮に到着した俺達。
地下2Fまでは、ただの迷路。
問題はエリスが全然言う事を聞かない事だ。
勝手にどんどん進む。
しかも急かしまくる。
「早くしろ! まだ開けられんのか?」
進む道中、鍵付きの扉や罠ばかりある。
時間をかければ簡単に解除できるのだが、エリスがうるさくて集中出来ない。
そうしようやく3Fに到着したのだが……何故かオーガの群れがいる。
「何で魔物はいるんだ?」
「構うものか……倒すのみ!」
「おい」
俺の言葉も聞かずまた先走ってるよ。
エリスは剣の2刀流をしながら突っ込む。
ザンザザーンっ!!
実際それで倒して行ってるのは良いが奥にメイジオーガも控えているのだぞ。
『ファイヤー』
ほらメイジオーガ隊が炎系初級魔法を唱えて来た。
「エリスー!!」
エリスを無理矢理抱き寄せた。
「余計な事するな!」
助けたのに酷い言いようだ。
『ハイ・ブリザード』
ピキピキ……!
エリスは氷系中級魔法でメイジオーガ隊を凍らせた。
「あの程度これ済む……はっ!」
プシューンっ!
そう言いながら、目の前のオーガを斬る。
くそ! 完全にエリスの独断場だな、
まぁ数も多い事だし俺も短剣の2刀流で倒すか。
プシュプシューン!
それにしても何で魔物がいるんだ?
4年前に精霊大戦が終結したからいない筈なんだけどな……。
そんな事を考えながらオーガ達を倒して行った。
大分時間食ってしまったな。
外はおそらく夜だな。
「ロクーム、次行くぞ」
だというのにエリスは何か焦っている。
「休憩だ。今日はもう休むぞ」
「まだ平気だ! 行くぞ」
「お前何そんな焦っているんだ?」
「焦ってなどいない!」
「じゃあ休めよ」
「ならお前だけ休んでろ!」
何をカリカリしてんだ?
「良いから休め」
俺は無理矢理エリスの服を掴んで引き寄せた。
バッコっ!!
いてっ! また殴られた。
「俺達はチームだぞ。一人で先走るな」
「軟弱者めが」
「お前何カリカリしてんだ? 仕事なんだぞ。確りやれ」
「うるさい浮気魔!」
「だったらここでお前を抱けば満足か?」
エリスの服を無理矢理脱がそうとした。
「触るな変態」
「もう良い。文句言うなら帰れ! どっちにしろなまってるお前じゃ途中から、いても邪魔だ」
「何だと!?」
エリスの胸倉を掴んで、無理矢理キスした。
「何する? 場所を弁えろ」
唇を擦り始める。
失礼な奴だな。
「これからは、お前だけ相手にすると言えば満足か?」
「そういう問題じゃない」
「じゃあどういう問題だ?」
「一度でもしたのが問題だ」
「それとチームプレイを乱すのとどう関係してるんだ?」
「くっ!」
エリスは、苦虫を噛み潰したような顔をし出した。
チャンス……そのままおいしく頂きました。
あくまでご機嫌取りだよ?
「結局してしまった」
エリスが項垂れている。
「良い声出してたぞ」
バッコ!
いたっ! また殴られた。
「ほら人の事を殴っていないでメシ食え」
保存食を出しエリスに渡す。
「ふん!」
休んでくれてるが、ご機嫌斜めのままだな。
「もう1回するか?」
そうすればもう少し機嫌が良くなるかな。
「余計な事せず、食ったら寝ろ」
ちっ! まぁそう言われたら仕方ねぇ。
魔物が入ってこないように扉を閉め施錠。
そうして俺達は迷宮の中で夜を明かした。




