再会
予感は的中していた。
ラフラカ帝国兵が50人程、アジトに向かっていたのだ。
「……やるぞ」
「ああ……兄貴の敵は俺が潰すぜ」
「おれもいくぞいくぞ」
そうして戦闘が始まるが一瞬で決する。
「オォォォラバスタァァァっ!!」
ズゴォォォォっ!
アルの闘気技が炸裂。
これで1/3が吹き飛んだ。
そして陣形がめちゃくちゃ。
次にガッシュが空中を縦横無尽に駆ける。
これに翻弄されていた。
シュシュシュシュシュ……ブスブスブスブスブスっ!
その隙に投てき用武器を俺が投げる。
ぶっちゃけ俺がやったのはこれだけ。
その後、アルが突っ込み一人一人ぶん殴っていた。
ガッシュも爪で引き裂いている。
この2人強過ぎだろ。
その後、町を3つ経由しつつチェンルに到着した。
その間、ガッシュがあっちこっちに目が行って疲れた。
アルはそれに付き合いガッシュが欲しそうな物を買っていた。
あれでも王子なんだよな。
金持ってるわけだ。
まあ買った大半が食い物だったが。
「じゃあガッシュ。ここでお別れだ」
「わかったわかった。またなアル、ダーク」
「おお」
「……ああ」
こっちの港は封鎖されていなく、問題なくイーストックスに到着した。
「ダークはこれからどうするんだ?俺はフィックス城に行くが来るか?」
「いや、相棒をカルドリアで待たせている」
「じゃあここでお別れだな。またな」
「……ああ」
アルと別れた俺はカルドリアに到着した。
1ヶ月半はかかってしまった。
とりあえず酒場だな。
そこでいなかったらサーストックスに行くか。
と思っていたらダームエルがいた。
「お帰りさん」
陽気に声を掛けて来た。
「エド領の方まで飛ばされたと聞いた時はキモを冷やしたぜ。無事で何よりだ」
「10日寝込む重症だったがな」
「ははは……それでよくサバンナでラフラカ帝国兵とやり合ったよな」
「知ってたのか」
「俺の情報網舐めるな。最悪の場合は迎えに行こうとも考えたし、情報は入念に仕入れたよ」
そうだな。
ダームエルは情報収集はお手の物だな。
「で、何でやり合ったんだ?依頼はエルドリアの精霊の件だけだったろ?」
「アジトにガキがたくさんいた。ラフラカ帝国の被害者だ」
「なん……だと?どこまで腐ってるんだ、あの帝国は」
ダームエルの目が吊り上がる。
「あ、もしかして俺がガキの事を気にすると思ったからやり合ったのか?」
「まあな」
「悪いな」
「相棒だろ?」
「その相棒をエド領まで吹き飛ばす事になった原因に俺は頭きてる。ここまで上等かましてくれたラフラカ帝国に徹底抗戦だ」
陽気に笑っていたが、やたら怒ってるな。
俺なら無事だったのにな。
「反帝国組織に所属するのか?」
「いいや。反帝国組織の依頼はなるべく全部受ける。それ以外は今までと同じだ……っと俺は思ってるのだが、お前さんはどう思う?」
「ダームエルが決めた事なら、それで良いぞ。言っちゃっ悪いが、俺は無事だからそこまで気にしていないし、ガキに思い入れもないからな。だから今まで通りダームエルの方針で着いて行くだけだ」
「そうか……悪いな」
こうして、俺達はラフラカ帝国に完全に敵対し、反帝国組織の依頼は、ほぼ受けるようになった……。
ふ~。
とっ散らかってたのをなんとかまとめてみました
このここまでのダーク編の目的は6つ
・暗殺者の始まりを描く
・ダームエルと組むとこを描く
・ラフラカ帝国に敵対する構図を作る
・ナターシャ、ラゴス、エーコ、サラ以外の主要キャラとダークとの初対面を描く
・今までの前振りで戦闘描写がなかったキャラを確り描く(それでもユキは微妙でしたけど)
・それらを前振りと矛盾なく描く
たぶん上手くまとめられたと思います
そう思って頂けましたら嬉しい限りです




