El3 キスで蹂躙された
久々の更新
ブックマークしてくれている方がいらっしゃいますね
私の拙い作品にありがとうございます
それなのにしばらく更新しておりませんで、申し訳ございません
ブックマークのお礼も兼ねて今回はサービス回にしてみました
規定に引っ掛かるかな?
たぶんギリOKだと思いますけど
ユキというのは、雪だるま一族の一人。
ロクームとそのユキは仲が良い。
雪だるまと言っても雪で覆われているわけではなく白い毛むくじゃらの獣。
だが、何故かラフラカの魔力に毒されずに、自我を保っている。
人間の言葉を喋れるくらいだから、元々不思議な力が備わっていたのかもしれない。
「……それでどうやってエルドリアに?しの道からだと、遠回りになるだろう?」
あれ?ダークは知らないのだろうか?
確かにエルドリアに行く前に通るイーストックスには、しの道を通り、港町ニールから船で行かなくてはならない。
だが、それは以前までの話。
「大丈夫だ。イーストックス行きの船がチェンルから出るようになった」
ロクームが説明する。
「……そうか」
この日はもう遅いのでダークに我が家で泊まって貰って明日出発する事になった。
夜、ベッドで隣に寝ているロクーム起き上がり私に覆いかぶさってきた。
えっ!?
「んっ!」
キスされた。
まあ寝る前のキスくらいいつもの事だから良いけど、何故布団に入った後に?
「////////」
ん?????
ロクームの舌が私を蹂躙する。
ちょ、ちょっと待ってよ。
「はぁはぁ……」
何欲情してるのよ、このバカっ!
「ダークがいるのよっ!」
抗議の目を向ける。
「わかってる……!」
わかってるって言いつつまた蹂躙するようなキス?
ほんとにわかってるの?
やばい私も頭がボーっとして来た。
「……エリスありがとう」
へ?何が?
ロクームが私のお腹に触れた。
「俺の子を宿してくれて」
またキスされる。
本当に止めて。
これ以上されたら何も考えられなくなる。
「はぁはぁ……」
私の息が荒くなってる。
「大丈夫。お腹の子に負担が掛かるから最後までしないよ」
「ん~~」
お腹にあった手が上に来た。
何が大丈夫よ。
私がその気になっちゃうじゃない。
「イヤ……」
「そう言いつつもエリスはその気になってるんだね」
「変な声出るからっ!」
バカ!
恥ずかしい。
止めて。
「じゃあおやすみ」
再びロクームが隣で寝始めた。
このふざけやがってっ!!
ドーンっ!
蹴り飛ばしてやった。
そしてロクームがベッドから落ちる。
「いたたた……何するんだよエリス」
いい気味。
再びロクームがベッドに戻ろうとした。
だがまた蹴り落してやる。
「何をそんなに怒ってるの?」
何を怒ってるかって?
先っぽ摘まんでおいて何でわからない?
私はベッドの横に立て掛けてあった愛用の剣を掴み抜く。
「出て行って」
なるべく低い声でドスを効かせて言ってやった。
「……はい」
ロクームが肩を落として出て行った。
ざまあみなさい。
じゃあ今度こそおやすみ……って行くかぁぁぁっ!!
収まりが付かないじゃない。
仕方無しに自分で慰めた。
次の日、何故かダークがロクームを見て薄ら笑いをしていた。
そして私とは目を合わせない。
合わせると顔を赤くする。
えっ!?
もしかして昨日訊いていた?
ぅうう~恥ずかしいな~。
でも、昔に仲間達と宿に宿泊してロクームに襲われた事があったけどこんな反応してなかったよね?
なんか昨日からダークがダークじゃない気がしてならない。
でも直接聞いてたかと訊くのは恥ずかし過ぎて死ぬ。
私達はチェンルの町から船でイーストックスを目指す。
船で三日凄しイーストックスで一日宿泊し、野宿を挟み一日掛けてエルドリアに到着した。
五日で到着するとは実にこの大陸は狭い。
「なんだ?騒がしいな」
ロクームが呟く。
確かに町は騒がしい。
「ユキユキユキー!」
ユキ以外の雪だるま一族は人間の言葉がわからない。
何を言ってるのかわからない。
「ロクーム来てくれたのかユキー」
あ、ユキがいてくれて良かった。
これなら事情がわかりそうだ。
「ユキ何があったの?」
私が訊いてみる。
「魔物達が攻め来たユキー!」
確かに雪だるま一族と町民が魔物と戦っている。
「ならば行くぞ!」
ダークが真っ先に駆け出した。
流石速い。
次々に魔物を斬り裂いた。
「ユキこの魔物は一体どっから?」
ロクームが短剣を構えながら訊いている。
「手紙に書いた扉からだユキー」
「そうか……」
ロクームは少し考えていると。
「ダーク待て」
「ん?なんだ?」
「この魔物を相手しててもキリがない!元を叩きに行くぞっ!!」
なるほど。
それもそうよね。
「もと?……わかった」
どうやらダークも気付いたみたい。
「じゃあエリス。雪だるま一族と此処で魔物を抑えててくれっ!」
はいはい妊婦には危険なとこに連れて行けないって言うのでしょう?
「わかったロクーム」
仕方無い。
従っておくか
「じゃ任した!」
ロクームとダークがユキの案内で奥に進む。
残った雪だるま一族と町民と私で魔物を一掃しないとね
「ハァァァ……!」
ザン!ザン!ザーンっ!!
魔物達を斬り裂く。
右手に光の聖剣ライトオブソード、左手に名将の剣インバリットクイーン。
この二振りの業物がある限り私は、そう簡単にやらせやしない。
それに雪だるま一族や町民達もいる。
次々に魔物倒して行き、やがて魔物は数体となった。
だが、その魔物の内、一体が……。
『ファイヤー!』
魔法を唱えたのだ
ボォーン!
「うわっ!」
燃え盛る炎が町民の一人を焦がす。
「な、何!?失われし魔法を?」
私は驚きの声を上げる。
魔法はこの大陸から消えた筈。
町民達は脅え始めた。
「何故魔法を?」
私はそっちに思考を回していた。
『エレキー!』
今度は魔物達が一斉に魔法を唱えてきた。
どうやら、考えてる暇はないみたいだ。
「ならっ!!」
私はライトオブソードを鞘に収め、インバリットクイーンを両手で持ち空に掲げた。
「魔封剣っ!!」
私は叫んだ。
シュゥゥンっ!
魔物の魔法はインバリットクイーンに吸収され私のマナに変換された。
マナに変換されても私は魔法を使えなくなったので意味はないんだけど。
この剣は魔封剣を可能にする特殊な剣。
中級魔法までしか吸収できない難点がある。
でも、今回は幸い初級までしか使てこない。
精霊大戦終結後も愛用してて良かった。
「魔法は私が引き受けた。皆は速く魔物達をっ!!」
私が皆に呼び掛ける。
「「「「「「わかった!」」」」」
「「「「「ユキユキー!」」」」」
町民達と雪だるま一族が応えると一斉に魔物達に立ち向かって行った。
魔物達はバカの一つ覚えなのか、魔法しか使ってこない。
その度に私の魔封剣で吸収した。
やがて魔物達を一掃しロクーム達が帰って来た……。
現在本編戦慄のイクタベーレを集中的に書き上げております
もう直ぐ第二部が終わるので、そしたらこっちの方も更新を増やす予定です
もし気が向き、本編も読んで頂けましたら幸いです




