El2 本当にダーク?
医者に安静にしていれば大丈夫だと言われ、私達は帰る事にした。
そして家の前に誰かいた。
「家の前で誰か戦ってるぞ」
「ほんとじゃ」
とお爺ちゃん。
「加勢するか?」
とロクーム。
「いや大丈夫だ」
だってあの動き、それにあの気迫はダーク以外考えられない。
彼ならあれくらい問題無い筈だ。
現に私達が家の目の前に着く事には片付いていた。
「・・・・・・・」
ダークが私達と目を合わせると固まってしまった。
あまり私達に会いたくなかったって感じだな
「やるなお前」
……ってロクーム気付いていないの?
「……せたな」
ダークが何か小声で呟く。
「当然でしょうロクーム!だってこの人ダークだぞ」
あまり聞こえなかったので気にせず彼がダークだと言う。
「えっ!?」
何驚いてんだ?
まったくあの動きを見れば直ぐわかるだろうに。
「ちっ!」
ダークはダークで私に見抜かれたのが余程嫌だったようだ。
「それでダークがなんでここに」
とロクーム
ダークがどこかに視線を向ける。
あの方角は……エド城?
「ああ……ムサシに聞いて来たのね」
「ああ―――――と言うわけだ」
ダークがここに来た経緯を説明した。
「調度良かった。一つ頼まれてくれないか?」
とロクーム。
「……なんだ?」
あからさまに嫌そうな態度だ。
「実は―――――」
私のおめでたの話をし出す。
ちょっと恥ずかしいじゃない
「……それで、俺にお前のパートナーをしろと?」
そのまま話を続けるのか?
できた事は触れずに?
それはそれで哀しいぞ。
「そんな感じだ。ユキから手紙が来ていてな。あいつの住むエルドリアの山に怪しい模様の扉が現れたから、調べて欲しいんだと。エリスには残れって言ったんだけど、久々にユキと会いたいって聞かないだ」
「悪かったな」
「……それで怪しい模様ってのが気になってな。思い過ごしなら良いんだが」
「断るっ!」
ダークが即答した。
なんかさっきからロクームに対する態度が悪いぞ。
「……ん?ダークお前変わったか?」
確かに変わった。
雰囲気が少し別人に思える。
「……いや俺もこの一年で色々あったんだ」
まあ確かに治療に一年かかったって言ってたし変わるものなのかな?
「そうか……ところで来てくれないんだな?」
「……ああ」
「ところでお前、今の世界の情勢を知りたいって言ってたな」
「それが?」
「手伝ってくれたら教えてやる」
「……ちっ!」
それは舌打ちしたくなるぞ。
少しダークが可哀想だ。
ロクームはずる賢いからな。
「じゃあ来るって事で決まりで良いか?」
またあらぬ方向に視線を向ける。
そっちはエルドリア。
じゃあ……。
「来てくれるのか。悪いなダーク」
と私は微笑んでみたが、何か腑に落ちない。
「……エルドリアだけだからな」
少し顔が赤い。
やっぱり何かおかしい。
本当にダーク?
アークが私情を出したので疑われました




