↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
好きな子が毎日下着の状態を報告してくるのですが正直脈ありでしょうか? 〜はいてないとは言われると思いませんでした〜  作者: ざんまい
夏休み編

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

PR
67/123

67話 白いビキニですが脈ありでしょうか?

 

「ほら、早く水着を見せなさいよ」

「……いやだ」


 紫陽花は、頬を膨らませてそっぽ向いている。

 その後ろで、怯えている向日葵。

 そして、目を潰され跪いた桔梗。

 これ側から見たら、いろいろと誤解されそうだな。

 そんな心配をよそに、神奈月さんが口を開いた。


「あれ?私が見せたら、いいよって言ってなかったっけ?」

「……」

「紫陽花さん、もう謝りましょう」


 向日葵が、紫陽花の隣で泣き目になりながらそう訴えた。

 紫陽花は、優しくて微笑んだ後に彼女を抱きしめた。


「……向日葵、ありがとう、でもね、私は覚悟を決めたから、大丈夫」


 紫陽花は、向日葵から手を離して、白いTシャツの裾を両腕をクロスさせて握った。

 そして、勢いよくTシャツを脱いだ。

 隠れていたくびれや腰のラインが綺麗に見えて、なおかつ勢いよく脱いだことにより、彼女の紫色の髪が周りにファサと流れ落ちた。

 そして、俺は驚愕することになる。

 あの黄金比率を見ることが出来たのだから。

 想像もしていなかった、彼女が着ていたのは、白いビキニだったなんて。

 三角ビキニが、彼女の巨乳をより美しく綺麗に魅せることを可能にしている。

 さらに、ショーツに一部刺繍が施されており、単色のビキニにアクセントになってお洒落だ。

 俺の目から涙が一粒、顔を伝った。

 俺の黄金比率は、間違ってなかったんだ。

 親指を軽く立てた。


「……さいっ」


 最高といつものように言おうとしたが、その瞬間ビニールボールが顔面に激突した。

 体勢を崩して、砂浜に大の字で倒れた。


「……恥ずかしいからやめてよ」

「紫陽花、可愛いわよ」

「言わないで!恥ずかしいから!でもありがと!」


 紫陽花は、白い肌を赤く染めて騒いでいた。

 嬉しさと恥ずかしさが同時に襲いかかっているみたいで、顔は照れているのに身体は、挙動不審だった。

 なんだろう、ワンピース姿からビキニ姿まで拝めるとは思わなかった。

 盆と正月が同時に来たみたいだ。


「よし、紫陽花の水着も拝めた所で早速遊ぼう!」

「拝めた言うな!」

「そうね、貴方達先に行ってきて、私は桔梗君が回復するのをここで待っておくわ」

「や、やめろぉ!絶対また目潰しするだろ!」

「しないわよ」

「……本当に?」

「ええ、……目潰しはね」

「助けてくれ蓮華!俺の視力がなくなってしまう!」

「ふふっ、冗談よ」

「まぁ、頑張れ!」

「俺を見捨てるのか友よ!」


 桔梗の悲痛な叫びを無視して、俺達は海へ向かった。

 すると、紫陽花が俺の肩を軽く叩いた。


「紫陽花どうした?」

「……あのね、さっきは照れちゃって……ボール投げつけちゃったけどね」


 紫陽花は、耳元に近づき言葉を続ける。


(さっきは……その、ありがとね)


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。