1/1
転生したらモブキャラでした。
今日は朝から薄く霜が降りてて
肌寒かった気がする。
まぁ、今となってはどうでもいい事だ。
電車に乗ろうとホームを、歩いていたら
ついうっかり足を滑らせた私が悪い。
まぁ、悔いがあるならやりかけの
ゲーム終わらせたかったなぁ。
あぁ、走馬灯か。
声が聞こえて、目がさめる。
「なぁ~、あの年でさ~うっかり
死ぬって可愛そうじゃね?」
「あぁ、確かに~。」
「でも、自業自得じゃないのですか?」
「う~ん。まぁ、1回くらいなら....」
「まぁ、1回だけなら.....」
長い机を、囲むようにして美男美女が、
話している。
「てことなんだけど、どうしたい?」
すごく綺麗な好青年に
急に話しかけられて声が出ない。
「あ....何がですか?」
「あぁ、ごめん。
君に生まれ変わるチャンスを
あげるからどうしたい?ってこと。」
生まれ変われる?こんなチャンス、
2度と来ないだろう。
だったら楽しみたい。心残りといえば...
「乙女ゲームのモブキャラに
なりたいです。」
「.....いいだろう。
存分に、楽しむが良い。」
青年が、手で目隠しをしてきた。
私の意識は、再び途切れた。