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審査用あらすじ
以下、審査用あらすじになります。
余命を宣告された男が、健康など気にもせず自分の好き勝手に生きていた。
20代後半にしては物事を少し悟り過ぎている彼は、人に度々助言を求められる人間であり、彼自身も世話焼きな性格であったためぐずぐず言いながらも求めに応えていた。死を前にしているにも関わらず。
恋人との別れにより悲嘆にくれる後輩、疑心暗鬼に陥った姪、書きたいものが書けないことに疲れた物書きの友人、そして自身を捨てたかつての恋人。助言や激励、自己犠牲により男は彼らを救っていく。一方で男の命にも終わりが近づいていた。
死の数日前、男を彼の担当医が訪ねてくる。医者に対し男は最後の診察を求め、医者はそれを友人への相談として受け入れる。
そして男は医者にすべてを告白する。自身の葛藤、悩み、そして人の世話を焼いてきた理由とそこから生じる自己嫌悪。医者はそれを全て聞き届けた末に、男をいい男だと評する。
長く自分が人に与えてきた救いを男が与えられたのち、男は遂に死を迎えたのであった。




