本編4 燃えた町
火の海の中で女性が魔法を撃ちまくっている。
「あいつがやったのか?」
「多分そうだろう。」
止めなくては・・
メニューからデュエル欄を呼び出してあいつに申請する。
「デュエルで良いのか、ここなら直接倒せるぞ」
「出来れば殺したくない、だからデュエルだ」
デュエルはその性質上HPが必ず1は残る。本当に死んでしまうであろうここではこれが一番だ。
右側にOKが出たということはOKしてくれたのだろう。
何故了承してくれたのかは分からないが。
「本当にやるのか?」
「ああ、この町は守りたい。」
カウントが始まり、勝負が始まった。
「歯向かうの?容赦しないわ」
「そんな事は分かっている」
まずは相手に斬撃___ 避けた!?ならそこに__ぐっ!
足に大きな痛み。これも現実だと実感させられる。
相手の魔法杖がもろにぶつかり、僕は吹っ飛んだ。
だが、まだいける。剣からハンドガンに持ち替えて撃つ。
今度は当たったようだ。
相手がよろけるがすぐに魔法で回復されてしまった。
ゲージは全て回復してしまっている。
今度は相手が接近してきた。相手の杖を剣で受け止める。
そして、杖を力いっぱい押す。金属音がして、相手の杖が吹っ飛ぶ。
いまだ!一歩踏み出して剣で斬り付ける。
やっと相手が半分のHPになった。
最悪なことに、グレネードは持ってきていない。
相手が詠唱を始めた!いまだ!もう一回斬り付ける。
だが、また避けられた。相手は雷を放ってくる。
これをかわして斬る!相手のゲージがなくなり、勝利ウィンドウがでる。勝ったということだ。
「くっ、覚えてなさい」
捨て台詞を残して女性は去っていった。
「「やったな!!」」
「仲間の所にいこうぜ」「うん、そうだな」