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終末が呼んだ転移世界  作者: とも
転移編
34/42

外伝11 可能性

蘇生された場所は王の間だった。

「おお、無事だったか!!」

王様が詰め寄ってくる。

「いえ、大丈夫ですよ」

「うむ、それは良かった」

「一つ、言っておきたいことがある」

王の言葉に、田村と言う生徒が返した。

「何でしょう?」

「すまないが、重要な儀式を行うためにそちらから魔術師を5名程頂いた」

「何の儀式にですか?」

「召喚魔術の儀式だ。魔術師が足りなかったのでな」

一体何を召喚しようとしている?

そんなに必要なのか?

もしや、生け贄?

不穏な考えが浮かんだが、もみ消した。

その日の夜、あることを考えた。

確か、俺のクラスにソードマジックの上級者が居たな。

確かそいつは消えた中の1人。

そして、消えた奴の殆どがソードマジックをプレイしていた。

と言うことはソードマジックの経験者だけが消えるのか?

いや、それはあり得ない。

もしそうだったとしてソードマジックである理由は何だ?

そこが引っ掛かる。

そして、消した方法も。

だが、もしソードマジックのプレイヤーが転移したことによって、この世界ができて、それが俺達のこの事件に繋がったのなら、辻褄が合う。


結局、分からなかった。

だが、それは今後の俺の考え方に大きく影響する……


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