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終末が呼んだ転移世界  作者: とも
転移編
10/42

本編9ダンジョンボス

「どうすればいいんだ……」

本当にどうすればいいんだ。

100万階なんて、テレポータが有っても有ってないようなものだ。

「その事なんだけどさ、確かフェイムの制作中ダンジョンだと思うんだけどさ、下の方の階はレベルが低くても勝てるって書いてあったよ。」

「なんだって!?」

だが、今の状態ではやはり塔の攻略を目指すプレイヤーが多いだろう。だが、レベル上げには使えるだろう。

「じゃあ、行ってみるか。」

やがて、食料も持ち出発した。

そういえば、ロランさんは妖人で、ニナさんは月想人、トーヤ君は犬人らしい。

やがて、テレポータにで創造者の塔へと着いた。

思っていたより大きい。まるでアイン○ラッドだ。構造もアイン○ラッドだが。

中に入ると、第一層の町はとても賑わっていた。

「さあ、ダンジョン行こうか。」

「ああ、一刻も早くクリアしないとな。」

ダンジョン前には人がほぼいない。

死ぬのが怖いのだろう。

中は、3×3m位の通路が続き、いかにもダンジョンだ。

「ねえ、もう399層残してクリアしてあるよ?」

え?

「ラッキーだな、行こうぜ!」

まあ、まだ3体目だ、行けるだろう。

「「「「「「テレポート」」」」」」

ボス前の扉の前にテレポートした。

どうみてもアイン○ラッドの扉だ。

「じゃあ、開けるぞ」

「ああ、行くぞ!」

だが、不思議だ。何故一日で398想層に行けたのに、399は攻略出来ないんだ?

まあいい、行こう。

扉を開けると、巨大なドラゴンとそれと戦う2人の少年がいた。

ドラゴンのゲージは3本、その一つが赤色のゲージになっていた。

「カズト、カイト!?」

え、あの少年がカズト、カイト!?

トッププレイヤーが苦戦するなんて……だが、二人であそこまで削れるのか……

「カズト、加勢するぞ!」

「来るな!!くそ、邪魔だ!!」

そう言いながら、雑魚を一人が蹴散らす。

そして、その答えた少年の腕輪が発光し、その少年の手から光線が出てドラゴンの手を貫く。

「ガアアアアア!!!」

ドラゴンが叫び、少し体制を崩した。

「いまだ!!」

そして、二人を待避させ、僕達も下がる。

「何で来たんだ?」

「それは無いだろ、カイト。」

どうやら、吸血鬼のようである短身の少年が答えた。

「で、誰だ、お前は。」

カズトが聞いてきた。

「僕はリク。」

「俺はザンジだ。」

「そうか、レベルは?」

「3000位だが。」

ザンジが答えた。

「駄目だ、あのボスはレベル250万相当だ。」

「なんだって、それを倒せるようなプレイヤーは居ないのか?」

「そういうプレイヤーは皆好き勝手に振る舞って、この塔を攻略するのはせいぜいレベル300万だ。」

「マジかよ……」

そっちのレベルは何なんだろう。

「223万。」

それなら倒せるじゃん。

「いや、無いはずの攻撃が有るんだ。」

だからか……

「だから、来るな。」

「いや、僕達も加勢する。」

「二人で出来ないことが、8人では出来るはずだ!」

「分かった。行くぞ。」

扉を開けると、すっかり手が治った、ドラゴンがいた。

「行くぞ!」

「ああ!」

あれ?いま、誰かの気配を感じたような……

まあ、気のせいだろう。

エリンさんの魔法が命中した。

カズト、カイトも行けそうだ。

今だ!

「カズト、カイト、行くぞ!」

「ああ、分かった。」

三人で切り裂かれ、ドラゴンの手が宙を舞う。

そして、攻撃を続け、ドラゴンが後もう少しで倒れそうな時、不意にドラゴンが爪を振るった。

「これぐらい大丈夫ってえ!?体が動かない……」

「麻痺毒か…」

そして、ドラゴンのブレスが僕達を襲う。

「もうだめか……」

だが、いつまで経っても、ゲージはゼロにならない。

「何故だ?」

目を開けると、そこには、銀髪の少女がいた。

「君たち、大丈夫?」

少女が話しかけて来る。

「あ、うん、大丈夫。」

「ああ、良かった……」

「とりあえず、ここは僕に!」

「分かった。」

「皆、下がるぞ。」

「ああ。」

そして、少女はドラゴンの攻撃を軽々避け、持っていた剣でドラゴンを"粉微塵"にした。

比喩では無く、本当に粉微塵になっている。

「ありがとう、助けてくれて。」

「ああ、お礼は要らないよ。」

「なあ、俺達と来ないか?」

カズトが話しかける。

「え、良いの!?」

「ああ、大丈夫だ。」

「僕はルカ、宜しく。」

「ああ、宜しく。」

そして、新たに3人増えて9人になったのであった。

ルカが二人居るのはお気になさらず。

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