「機動戦士ガンダム」について その03
超電磁ロボ コン・バトラーV 1976(昭和51)4.17~1977(昭和52)5月28日
超電磁マシーンボルテスV1977(昭和52)6月4日から1978(昭和53)3月25日
「確かに暴力的なジャリ番(子供番組の下品な言い方)かもしれん。だが、「巨大ロボットで悪の怪獣をやっつける」プリミティブな物語が受けんはずもない」
「まあ、分かるよ」
「確かにワンパターンには違いない。それにしてもアニメスタッフはこれでもかと創意工夫を重ねて行った。年代が下がるにしたがって数々のブラッシュアップが行われていたんだ」
「…?例えばどんな」
「これは日本アニメの根幹にもかかわるんだが、俗に『人間ドラマ』が描かれると言われるな」
「ああ」
「もしかして、それは「ガンダム」以降のリアルロボットにのみ存在するものであって、「スーパーロボット」に一切存在していないと思っているならそれは大間違いだ」
「そうなのか?」
「ああ。例えば「ボルテスV」だ」
「聞いたことはあるな」
「日本でも大人気だったが、輸出されたフィリピンでは視聴率58%に達したほどの人気になった」
「その手の話は割と訊くが、それにしてもすごいな」
「主題歌を歌った堀江美都子さんが後にライブで招かれた時は国賓並みの待遇を受けたらしい」
「こ、国賓並み…」
「まあ、堀江さんなんてアニメファンにとっては人間国宝だから全く問題無いが」
「はあ」
「有名なのが時の政権に目を付けられて、いざ最終回に向かって盛り上がるところで放送が中断されることになった騒動だ」
「ふーん、しかしアニメなんぞ中止するのしないのってヒマな政権だな」
「このアニメの終盤は民衆が革命を起こして政権を倒す展開になるんだよ」
「あ…」
「ハッキリはしないが、独裁政権が触発されることを恐れて放送を中止にしたなんて言われてる」
「そんなアホな」
「ところが実際に政権は転覆してしまい、新しい政府の元で無事に残りも放送されたそうだ」
「あ、あはは…」
「冗談で『ボルテスVの続きが観たいから革命起こした』と言われてるらしい」
「いやいやいや」
「それはともかく、ジャリ番のロボットド付き合い『テレビまんが』で民衆が革命起こすなんぞ「チキチキマシン猛レース」とか「トムとジェリー」みたいなアニメしか観たことが無い子供には衝撃どころじゃなかっただろう」
「…確かに」
「要するに「ガンダム」に至る前に於いてもロボットアニメ業界においては実験的な作劇を始めとしてさまざまな試行錯誤が為されていたって話さ」
「なるほど…」
「正直、リアルロボットなんて路線が出てきたことで、スーパーロボット系を小ばかにするにわかマニアみたいなのが増えて嘆かわしい…とおいらの先輩は言ってたな」
「…そりゃあ、一般人はそんなに深いなんて知らんわなあ」
「闘将ダイモスはかなり興味深い作品だ。これはWikiの紹介をまんま引用しよう」
闘将ダイモス1978年(昭和53年)4月1日から1979年(昭和54年)1月27日まで身長45.0m
長浜忠夫監督によるロマンロボットシリーズの第3作であり、「友情」をテーマにした『超電磁ロボ コン・バトラーV』、「父子の愛」をテーマにした『超電磁マシーン ボルテスV』に続き、本作品では「男女の愛」がテーマとなった。ロボットアニメに恋愛要素を持ち込み、また異星人側も侵略が目的ではなく、傷つけられた名誉の雪辱や国益を懸けての戦争という、よりドラマ性を重視した作品である。
本作では実写畑からきた鈴木武幸プロデューサーの発案で、アニメでありながら殺陣師を起用している。本作のアクションシーンは殺陣師高橋一俊の動きを撮影したものをトレースして描かれている。鈴木によると「実写のアクションによる面白さを加味できた」としている[1]。
「アニメに殺陣師って…凄いな」
「こう言うアニメもあるんだよ。似たような例だと「おおかみこども」にはアニメなのにスタイリストがいたりする。まあ史上初ではないんだが。というか「エヴァ」ではキャラデザの貞本氏のオリジナルデザイン衣装は一着のみで「衣装デザイナー」がいたそうだ」
「でも…殺陣師ってのが時代劇っぽくて古臭いなあ」
「はぁ?バカ抜かせ!ロボットアニメの基本は時代劇の殺陣と「見栄切り」だぞ!」
「そうなのか?」
「ケレン味を無くした娯楽エンターテインメントなんぞ肉とじゃがいもの入ってない肉じゃがみたいなもんだ!」
「タマネギ煮か」
「ともかく、「闘将ダイモス」観てた人の感想は、そりゃもう毎度毎度の「恋愛模様」を延々見せられて困った…というもんだったらしい」
「はあ…」
「もう色んな実験やりすぎて、既に「子供向けロボットアニメ」を色々と踏み出し始めてる」
「そうだな」
「エヴァ編で触れるが、エヴァで勃興した「アニメ語り」でガンダムに言及されることは多いが、ガンダムよりも前の作品の紹介は通り一遍で終わることが多くてイライラしてるんだ」
「といってもなあ…」
「しつこく繰り返すが、『ガンダム』は突然ガンダムだけ出てきた訳じゃない。そこに至るまでの先人たちの偉大な苦闘があったということさ」
「この辺の研究書って出てるのか?」
「馬に食わすほど出てる」
スーパーロボットの定義
・血縁者(大抵は直系尊属)の作った巨大ロボットを子供が操る
・勧善懲悪
・敵は異文明・異星人などの「非・人間種族」(とはいっても日本語を話す)
・何故か日本だけ襲ってくる。もしくは主人公たちの行動範囲内で暴れる
・気合と根性、友情で勝利を掴む
リアルロボットの定義
・主役ロボットは工業製品であり、個人の発明家などによるものではなく企業や国家規模の団体による
・正義・悪の定義が必ずしも明確ではない
・敵は人間種族
・敵方にも意図があって行動している
・主人公たちは時には権謀術数、政治の駆け引きに振り回される
1979年
1月7日 - 『赤毛のアン』放映開始
2月3日 - 『ゼンダマン(タイムボカンシリーズ)』放映開始
4月2日 - 『ドラえもん』(第2作1期)放映開始。(今シリーズに関しては2005年3月15日に放送終了)
4月4日 - 『ザ☆ウルトラマン』放映開始
4月7日 - 『機動戦士ガンダム』放映開始
10月10日 - 『ベルサイユのばら』放映開始
12月15日 - 映画『ルパン三世 カリオストロの城』(宮崎駿監督)公開
マジンガーZ1972年(昭和47年)12月3日から1974年(昭和49年)9月1日
グレートマジンガー1974年(昭和49年)9月8日~1975年(昭和50年)9月28日
UFOロボグレンダイザー1975年(昭和50)10.5~1977年(昭和52年)2.27
ゲッターロボ1974年(昭和49年)4月4日~1975年(昭和50年)5月8日
ゲッターロボG1975年(昭和50年)5月15日~1976年(昭和51年)3月25日
勇者ライディーン1975年(昭和50年)4月4日~1976年(昭和51年)3月26日
鋼鉄ジーグ1975年(昭和50年)10月5日から1976年(昭和51年)8月29日
マグネロボ ガ・キーン1976(昭和51)9月5日~1977年(昭和52年)6月26日
超人戦隊バラタック1977(昭和52)7月3日から1978年(昭和53年)3月27日
宇宙の騎士テッカマン1975年7月2日から同年12月24日まで
大空魔竜ガイキング1976(昭和51)4月1日から1977年(昭和52年)1月27日
ゴワッパー5 ゴーダム1976年4月4日から同年12月26日まで身長30.0m
超電磁ロボ コン・バトラーV 1976(昭和51)4.17~1977(昭和52)5月28日
超電磁マシーンボルテスV1977(昭和52)6月4日から1978(昭和53)3月25日
闘将ダイモス1978年(昭和53)4月1日から1979年(昭和54)1月27日
グロイザーX1976年(昭和51年)7月1日から1977年(昭和52年)3月31日まで
ブロッカー軍団IVマシーンブラスター1976(昭和51)7.5~1977(昭和52)3.28
UFO戦士ダイアポロン1976年(昭和51年)4月6日から同年9月28日まで
惑星ロボ ダンガードA1977(昭和52)3月6日から1978(昭和53)3月26日
合身戦隊メカンダーロボ1977(昭和52)3月3日から同年12月29日
超合体魔術ロボ ギンガイザー1977(昭和52)4月9日から同年10月22日まで
無敵超人ザンボット3 1977(昭和52)10月8日から1978(昭和53)3月25日
無敵鋼人ダイターン31978(昭和53)6月3日から1979(昭和54)3月31日まで
宇宙魔神ダイケンゴー1978(昭和53)7月28日から1979(昭和54)2月15日
機動戦士ガンダム1979(昭和54)4月7日から1980(昭和55)1月26日
未来ロボダルタニアス1979(昭和54)3月21日から1980(昭和55)3月5日
闘士ゴーディアン1979(昭和54)10月7日から1981(昭和56)2月22日
太陽の使者 鉄人28号1980(昭和55)10月3日から1981(昭和56)9月25日
逆転イッパツマン1982年2月13日から1983年3月26日まで
伝説巨神イデオン1980年(昭和55年)5月8日から1981年(昭和56年)1月30日
無敵ロボトライダーG7 1980(昭和55)2月2日から1981(昭和56)1月24日
宇宙戦士バルディオス1980(昭和55)6月30日から1981(昭和56)1月25日
宇宙大帝ゴッドシグマ1980(昭和55)3月19日から1981(昭和56)3月25日
百獣王ゴライオン1981(昭和56)3月4日から1982(昭和57)2月24日
六神合体ゴッドマーズ1981(昭和56)10月2日から1982(昭和57)12月24日
戦国魔神ゴーショーグン1981年(昭和56年)7月3日から同年12月28日
最強ロボ ダイオージャ1981(昭和56)1月31日から1982(昭和57)1月30日
銀河旋風ブライガー1981(昭和56)10月6日から1982(昭和57)6月25日
銀河烈風バクシンガー1982(昭和57)7月6日から1983(昭和58)3月29日
銀河疾風サスライガー1983(昭和58)4月5日から1984(昭和59)1月31日
太陽の牙ダグラム1981(昭和56)10月23日から1983(昭和58)3月25日
超時空要塞マクロス1982年10月3日から1983年6月26日
超時空世紀オーガス1983年7月3日から1984年4月8日まで
超時空騎団サザンクロス1984年4月15日から同年9月30日まで
機甲艦隊ダイラガーXV 1982(昭和57)3月3日から1983(昭和58)3月23日
戦闘メカ ザブングル1982(昭和57)2月6日から1983(昭和58)1月29日
魔境伝説アクロバンチ1982年(昭和57年)5月5日から同年12月24日
装甲騎兵ボトムズ1983年(昭和58年)4月1日から1984年(昭和59年)3月23日
特装機兵ドルバック1983年10月7日から1984年6月22日まで
聖戦士ダンバイン1983年(昭和58年)2月5日から1984年(昭和59年)1月21日
機甲創世記モスピーダ1983年10月2日から1984年3月25日全長:2,050mm
銀河漂流バイファム1983年10月21日から1984年9月8日まで
亜空大作戦スラングル1983年1月24日から1984年1月27日まで
光速電神アルベガス1983(昭和58)3月30日から1984(昭和59)2月8日
鉄腕アトム(テレビシリーズ 1963年-1966年)- 脚本・演出
海のトリトン(テレビシリーズ 1972年)- 総監督・脚本
勇者ライディーン(テレビシリーズ 1975年-1976年)- チーフ・ディレクター(前半のみ)・演出・絵コンテ
ラ・セーヌの星(テレビシリーズ 1975年)- 監督(後半のみ)
無敵超人ザンボット3(テレビシリーズ 1977年-1978年)- 原作・総監督
無敵鋼人ダイターン3(テレビシリーズ 1978年-1979年)- 原作・総監督
機動戦士ガンダム(テレビシリーズ 1979年-1980年)- 原作・総監督
伝説巨神イデオン(テレビシリーズ 1980年-1981年)- 原作・総監督
戦闘メカ ザブングル(テレビシリーズ 1982年-1983年)- 原作・監督
聖戦士ダンバイン(テレビシリーズ 1983年-1984年)- 原作・総監督
重戦機エルガイム(テレビシリーズ 1984年-1985年)- 原作・総監督
機動戦士Ζガンダム(テレビシリーズ 1985年-1986年)- 原作・総監督
機動戦士ガンダムΖΖ(テレビシリーズ 1986年-1987年)- 原作・総監督
機動戦士ガンダム 逆襲のシャア(劇場用作品 1988年)- 原案・原作・総監督・脚本
機動戦士ガンダムF91(劇場用作品 1991年)- 原作・監督・脚本
機動戦士Vガンダム(テレビシリーズ 1993年-1994年)- 原作・総監督




