ヤマト・ガンダム・エヴァの共通点 その2
「随分大胆な言い切りだな…」
「これは別に男尊女卑とかじゃないからな。1と3とも共通するが、要するに「世界の命運を掛けて戦う」役割は男がやらんと」
「いや、男尊女卑だろ」
「海外だと日本のアニメやゲームみたいにイケメンくらいならともかく、「子供」が英雄として特殊能力で俺TUEEして世界を救う話はかなり拒否感があるらしい」
「海外は海外、日本は日本だ」
「オレはかなりヘビーな海外ドラマのファンなんだが、あちらのドラマって本当におっさんが主人公なのばっかりだ」
「「24-Twenty Four-」とかああいうのか?」
「ハッキリ言えばそうだ。他にもたくさんあるがね。ゴシップだの近所の不倫を扱ったりする「女性向け」ドラマでもない限り、女性が主人公になることも稀だよ」
「へー」
「日本だと「ケイゾク」だの「トリック」「SPEC」だの簡単にアニメみたいな女主人公にするけどさ」
「…その3作はとりわけアニメ寄りじゃねえか。「SPEC」なんて一部で「実写版ジョジョ」と呼ばれてたキワモノだぞ」
「キワモノとは失礼な…キワモノだが」
「認めてるじゃねーか」
「数少ない例外が「FRINGE」だな。オリビア・ダナム美人FBI捜査官が活躍する」
「たまに名前聞くけど…面白いのか?」
「ムチャクチャ面白い…少なくともシーズン2までは」
「何だよそれは」
「ま、あちらのドラマこそ引き伸ばしが酷いからな。それはともかく、「真面目に」語るからには主人公は男でないと」
「う~ん、違和感あるなあその分析」
「なら聞くが、『スター・ウォーズ』の主人公が女で成立すると思うか?」
「え…」
「多分無理だ。いい意味で男ってのは「消耗品」なんだよ。大事にする必要が無い。言い方を変えれば「無味乾燥」というかな。少年が冒険に行く!と言えば「そうなんだな」としか思わない。物語の基本は「ボーイ・ミーツ・ガール」なんて言い方もする」
「…」
「しかし、少女が故郷を捨てて同盟軍に入って帝国軍倒すぞ!って話だと「どうして?」ってところの説明から入らんといかん」
「…確かに」
「そりゃレイア姫の立場から政治劇やる手法はあるが、王道じゃないだろ。それだと少女マンガだ」
「まさか少女マンガの否定か?」
「アホか!『波』にならんと言ってるだけだ。とりあえず改めて解説するとして3だ」
(続く)




