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Coffin  作者: 不眠ちゃん
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溶ける

全てが一つになればいいと思った。

まず私が溶ける。私のまつ毛が目に溶けて、口が塞がって、肉が骨と一つになって、身体と服が一つになる。

私とベッドも一緒になって、空気さえ支配して、どんどん私の境界がなくなっていく。

空も海も大地も飲み込んで、全てが一つになる。


でも、隣にいるあなたとだけは一つになれない。

あなただけが私には分からなくて、あなただけが私を知らない。

あなたと私は一つになれない。

それが心地よくて、寂しい。


I thought it would be nice if everything became one.

First, I dissolve. My eyelashes melt into my eyes, my mouth closes, flesh fuses with bone, and my body becomes one with my clothes.

I merge with the bed, take hold of the air itself, and little by little my boundaries disappear.

I swallow the sky, the sea, the earth—until everything becomes one.

But you, beside me, are the only one I cannot become one with.

You alone are unknowable to me, and you alone do not know me.

You and I cannot be one.

And that feels comforting—and lonely.

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