表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
7/64

ご近所さん

 家族の話ばかりしたから、今日はご近所さんの話をするわね。


 まずはカラスのカースケ。なんとなく親近感を覚える名前よね。

 このカラス、わたしがまだ、こねこだったころ、ほかのカラスにいじめられてたのを助けてくれたの。

 紳士的なカラスね。

 それ以来、仲良くさせてもらってるわ。


 

 それから、ほかのひとたちだけど、

 グレイと白の細かいストライプ柄で、毛が短くしっぽの丸いマル。

 白くて、わたしほどではないけれど、シュッとしたしっぽのシロロ。

 ジゴロを気どる茶色いチャトラね。


 チャトラはジゴロを気どっているけれど、わたしから見ればただのヒモね。

 あちこちからごはんをもらって暮らしているわ。体がぼてっとしているのもマイナスね。


 なに? ジゴロやヒモって言葉をどこで覚えたのかって?


 お母さんと昼ドラを見て覚えたのよ。


 りっぱなレディに教養は必然ですもの。


 レディたるもの、学びは疎かにしないのよ。



 ある日、シロロに相談を持ちかけられたの。


「ポンさん、アタシもうすぐ子どもが生まれるんです。……」


「あら、おめでとう。」


「でも、このままだと、前のときみたいに、人間に生まれた子たちを取り上げられてしまいます!どこかいいかくれ場所ご存知ではありませんか?」



 ご近所さんでは一番の先輩になったわたし。とても頼りにされているのよ。

 りっぱなレディですもの。もちろん、助けてあげたわ。シロロとはシロロの親の代からの付き合いだしね。

 だから、人間には見つからない隠れ場所を教えてあげたわ。

 子どもたちが自分でネズミを獲れるようになるまで、ネズミの差し入れも何度かしてあげたの。とても喜ばれたわよ。


 ひとの役に立つってとても素晴らしいことね。


 りっぱなレディとして、奉仕活動も大切にしてるのよ。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ