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笑いの沸点

 人って、ホントによく笑うわよね。


 わたしには何故笑うのか、何がそんなに面白いのか分からないことも多いわ。


 でも、それはわたしだけじゃなく、人同士でも言えることのようね。



 お兄ちゃんはよく笑っているけれど、お姉ちゃんはお兄ちゃんが面白がっていることをたいして面白いと思わないことも時々あるみたい。


 お兄ちゃんは今日も爆笑してたわ。


 笑いのネタを提供したお姉ちゃんとユウには笑いのネタを提供した意識はないみたい。


 ユウは笑われて、ちょっとばつが悪そうだけど、お姉ちゃんは日常のことだから、面白くもなんともないみたい。

 わたしも何がそんなに面白かったのか分からないわ。


 


 貴方にはお兄ちゃんが何故、笑ったのか理解できるかしら?



「ねぇねぇ、ママ」


「なに?ユウ」


「これお母さんの?」


「そうよ」


「借りていい?」


「いいわよ。 どうぞ。」


「ありがとう、ママ。」



 どうかしら?


 理解できて?


 この会話で笑えた貴方はお兄ちゃんと同じ感性の持ち主ね。

 きっと、些細なことでも笑いにつなげられるわ。

 楽しい人生がおくれそうね。



 何がおかしいのか分からなくても大丈夫。


 たいしたことないわ。


 気楽にいきましょ。


 


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