表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
13/64

将来が心配

「ぼくは昼間でも、うす暗いところは怖いの!」


 情けないことを堂々とユウが言いきったわ。


「そうなのね。……どこか行きたいの?」


「子ども部屋におもちゃを取りに行きたい。」


「いってらっしゃい。」


 お姉ちゃんの対応はすごくさっぱりしてるわ。


「うす暗いところは怖いの!」


 ユウが地団駄ふんでるわ。


「電気つけたらいいじゃない。毎日いる部屋でしょう?」


「今日は雨だから、電気つけてもうす暗いよ!!」


 どうやらユウは階段が怖くて登れないようね。

 雨で普段より暗いって言っても、電気はつくのに、ユウは紳士にはほど遠いわね。


 もちろんわたしは、夜でも電気なんてなくても大丈夫よ。

 

 色んなことに対応できるの。


 りっぱなレディですもの。



「ハナについてきてもらったら?」


 お姉ちゃんが呆れ顔でユウに話しているわ。


「そうする!! ハナ~~」


「なぁに?」


 ハナが来たわ。ハナはユウに比べたら、体はとっても小さいの。この二人、あまり歳は違わないはずなんだけど。


「子ども部屋のおもちゃで一緒に遊ぼう!」


「いいよ。」


「じゃぁさ、ぼくはハナの後ろを守ってあげるから、ハナは先に歩いてね。」


「うん、ありがとう。 じゃぁ、前はわたしが守ってあげるね!」


 ハナは何の疑問ももたずに歩き出したわ。階段の電気をつけるのも忘れない。

 その後ろを歩く体の大きな子……。


 いろいろと将来が心配ね。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ