お姉さん紹介その2
京風 海狸 (みやかぜ かいり)
数百年は生きている化け狸の妖怪お姉さん
性格は真狐よりも更に悪戯好きで、やはり男を魅了するのが得意
胸の大きさは真狐と同等かそれ以上
制服を着ているが、どこかの学校に通っているわけではない
ただし、時には服装を利用して紛れ込むこともしばしば
面と向かってはっきり認めようとはしないが、
真狐にとっては友人と呼べるただ一人の存在である
同時に真狐のことはしょっちゅうからかっているが、
海狸にとっても真狐は友人と呼べるただ一人の存在、だったのだが、
少年とも友人になったことで、友達の数が増えた
真狐が山に封じられていた間もずっと人間社会に溶け込んで生活をしてきたが、
邪な人間と接し続けたことや、過去、手ひどい仕打ちを受けたこと、
そして呪術師が唯一の友達である真狐に封印や呪いをかけたことなどにより、
人のことをあまり信用していない
無論、自分たちが清廉潔白でないことは百も承知だが、
それでも、特に、真狐に対する仕打ちが一番割り切れないでいた
少年と出会い、接したことで、人に対する認識は少しだけ、
そして少年に対する評価は大きく上がることになる




