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三題詩  作者: kybb
6/7

朝焼け・海・椅子

小さな椅子をもって、海に出かける。

今日の同居人は興味がないらしい。

もうすぐ日が昇る。じりじりと海岸線が光に満たされる。

椅子に座って、ただそれを見つめる。一日の始まりを迎え入れる。

太陽が頭を出す。もうすぐだ、まだか、まだか。

やがて時が来る。眩いほどの朝焼け。神々しくも儚い朝焼け。

美しく、それでいて不変の瞬間。

全身で堪能する。目を閉じ、瞼を通して見つめる。

やがて、名残惜しく背に日を浴びて椅子を片付ける。

部屋に戻り、支度を始める。同居人が目を覚ます。

今日も一日が始まる。

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