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いちばん最後のゲネラルパウゼ  作者: 音ノ間千歌
序章
4/53

序曲

「吹奏楽部の活動を、今後一切禁じます」

理事長室が、ざわついた。

理事長室に集まれ と言われたから、そんなところだろうとは思っていた。

誰だって、校長と理事長の視線を見れば、察しはつくだろう。

それはまあいいんだけど......

だって私は、吹奏楽部に見切りをつけたんだから。


......あの人のせいだ

あの人のせいで廃部になったんだ。

緑川の伝統を、彼女が壊したんだ。


憎い。

姉妹校なのに、自分たちだけ頂点に立った。

あの関織を......

何とかして陥れたい。


『いいよ、私がやる』


......え?

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