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 2代目最強の荷物持ち

 ここまでお付き合いいただき本当にありがとうございます。


 時間がない中、駆け足だったので、修正していきます。


 2021/10/15,修正中ですけど、誤字脱字、恥ずかしい程ひどかったです。読んで頂いた方、本当にありがとうございます。


 今回の騒動の中心だったアカエル大公は、今は城に軟禁状態だそうだ。

 ラパンが大公に詳しく話を聞いた所、大公は迷宮で僕たちに会った後、地下50層で力を求めて黒竜王と融合したそうだ。

 大公は捕まえていたのが意思のない黒竜だと思っていたのに、実際は黒竜を統べる古竜のオブシワンで、意識を乗っ取られてしまった。そして、地下50層で僕を石にして、タワーのロビーで僕の記憶を奪ったあとは、魔道都市でミケを含む近衛の魔法騎士たちを召喚した黒竜と融合させて僕たちとの闘いに至る。

 召喚と融合の魔法陣は城の地下にもあったけど、魔道士ギルドの重鎮達が二度と使えないように破壊したそうだ。

 当然、人と魔物の融合は魔道都市では禁忌、これからもそれは守っていくという。


「じゃあ、ラファ、またな、困った時はいつでも頼ってくれ、まぁ、何処に行くかは解らないけど、しばらくは迷宮都市にいるから。ミネアもまたな」


「ありがとう、ザップ。ザップの事は一生忘れない!」


「バイバイ、ザップなんかあたしの扱い軽くなーい?」


 僕とラファ姫様はしっかりと握手した。しばらく僕はラパンだったからなんか不思議な感じだ。

 妖精ミネアはラファ姫様の所に残るそうなので、奴にも軽く挨拶してやる。


 他のみんなもラファ姫様とミネアに別れの挨拶をする。因みに、導師ジブルと騎士ミケは迷宮都市視察のために一緒に行く事になった。


 僕達は迷宮都市につくと、冒険者ギルドの建物である墓石を元の所に戻して、溢れてくる魔物達を狩りまくった。それから中に入り暴走している迷宮内の召喚魔法陣を破壊していった。

 数日迷宮都市に浸り込んでるうちに、冒険者ギルドは機能を回復して元いた冒険者達も集まり始めてきた。


 ワープポータルでの行き来は不便なので、迷宮都市の郊外にザップハウスを移動してそこを拠点に活動している。なんとか迷宮都市も落ち着いて、僕たちがいなくてもなんとかなりそうになったので、ここを後にする事にした。それぞれ旅立つ前に遅くなったけど、ラパンの働いていたマリアさんの店で打ち上げする事にする。迷宮都市を見ると、シンボルの墓石は見えるけど、その隣にあったタワーはもうない。僕のせいではあるが、責任は不問にしてもらえた。今は魔道士ギルドは掘っ立て小屋で営業している。

 郊外に持ってきたザップハウスを収納にしまって、リナのワープポータルでラパンのいた町に行く。みんな誘ったけど、ラパンだけは連絡がつかなかった。まあ、姫様だからな。


 そして、僕たちはマリアさんの店、『みみずくの横ばい亭』の扉を開ける。


「いらっしゃいませ」


 僕たちを出迎えてくれたのは、良く見知った顔、ラパンだ!


「ラファ姫様?何してるんだ?」


「んー、姫様辞めちゃった。僕の名前はラパン・グロー、今はただの冒険者、2代目最強の荷物持ちだよ!」


 ラパンは僕にVサインを放つ。姫様辞めちゃったって、そんな簡単に辞められるものなのか?


 取り敢えず、僕たちはテーブルについてそれぞれ注文をする。


 正直いろいろ訳がわからないけれど、1つだけ感じたのは、また、新しい冒険が始まるような気がした。


 

  第二部『荷物持ちと迷宮都市』完結



 とりあえず、第二部完結です。


 読んでいただきありがとうございます。


 上手く表現出来ない時も多く頭悩ませる事が多かったです。そういう時も読んでいただいている皆様の事を考えると気力が沸いてきて、なんとか終わりまでこぎ着けました。今後もより精進していきます。


 みやびからのお願いです。


 少しでも「面白かった」などと思っていただけたら、ちょうど話の区切りがついた所ですし、 広告の下の☆☆☆☆☆の評価や、ブックマークの登録していただけると幸いです。


 とっても執筆の励みになりますので、よろしくお願いします。

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