表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

2003/2113

 護衛の護衛 26


「えっ、何、言ってるの?」


 アイリスは絞り出すように声を出す。それにしてもゲス野郎どもだな。逆らう事が出来ないアイリスに無茶な要求しやがって。まあ、確かにアイリスは瘠せてるのに胸が大っきい。男なら興味が湧くのは自然だと思うが、それを抑えるのが人間だ。アイツらは獣だな。許せんな、さすがに介入するか? ん、今確かにゼイリスが少し動いた。まだ、見とこう。多分、彼らはまだ諦めてない。何かやる気だ。


「とっとと脱げって言ってんだよ。オメーが何か武器とか隠し持ってるかも知れねーからな。これが欲しいならなー。ゲヒャゲヒャゲヒャ」


 スキンヘッドは懐から水色の小瓶を出す。あ、本当にポーション持ってたんだ。けど、あの色の薄さはノーマルポーションっぽいな。けどアイリスの目にはミドルポーションに見えてるんだろう。その目が見開かれる。


「おっと、手が震えるなー。早くしないと、落としちまうかもな。それに、死ぬぞ荷物持ち」


 スキンヘッドはポーションの瓶をプルプル揺らす。


「待って、脱ぐ。脱げばいいんでしょ」


 アイリスはつけている皮鎧の留め金を外す。地面に鎧が落ちる。


「待ってました!」


「ヒョー」


「脱げ脱げーっ」


 手下たちが騒ぐ。


 そして、靴、ズボン、シャツの順にアイリスが脱ぐ。アイリスは下着だけ。白い素肌をさらけ出し、大きな胸、くびれた腰、すらっと伸びた足が目に眩しい。


「ここまでで勘弁して」


 アイリスの体が朱に染まる。その手で

胸とパンツを隠しているが、隠しきってない。不謹慎だけど、眼福だ。


「駄目だな。薬が欲しかったら全部脱げ。脱がないと、薬は地面が飲む事になるぞー」


「分かったわ。脱ぐから捨てないでー」


 勢いよくアイリスは下着を脱ぐ。止める間も無かった。ついつい重症演技も忘れてアイリスに魅入る。


「!!!」


 僕は目を見開く。なんだあれは?


 アイリスの胸と腰にはあのエロ劇画やエロ絵画とかに施されているモザイクがかかっていた。


「ウインドプロテクション」

 

 メイの声。アイリス回りに風が渦巻く。


「ファイヤーボーーーール!」


 ゼイリスだ。一直線に悪漢向かって火の玉が飛ぶ。クロスボウの矢がアイリスに放たれるけど、メイの魔法で逸らされる。弾けた火球が馬車を燃やす。2人は死んだか重症だな。


「スタンジャベリン」


 スキンヘッドの頭に麻痺の槍の魔法が刺さる。アイリスはモザイク裸のまま落とした剣を鞘ごと掴んでスキンヘッドに近づくと、ポーションを奪う。危ない。あと少しでポーションは手からこぼれるとこだった。


新作始めました。


「秘めたるスキルで異世界冒険」です。今回は少しエッチなシーンでした。お暇な時にでも、下のリンクからちょっと覗いて見て下さいm(_ _)m


 https://ncode.syosetu.com/n4087jo/

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
 下から集英社のオフィシャルサイトに移動できます。よろしくお願いします。
最強の荷物持ちの追放からはじまるハーレムライフ ~
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ