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61救出

マヒト視点

 仲間のヒラミが闇ギルドに攫われた。

 わたしは闇ギルド支部に潜入している。

 夜和斗と知渡子とポチも潜入しているが、みんなバラバラの場所を探すことにした。


「いやいや、それにしてもヒラミとか言うヒーラーはスゲーな」

「おれたちの傷を無償で治してくれるしよう、ほんと良いヒーラーだぜ」

「それに可愛いしなぁ」

「お前ガキが好みかよ、おれは熟女に一票だ」


 はははは、と笑い合う闇ギルドの連中。

 ヒラミ、無事だよね? こんなヘンタイ野郎共を回復させちゃダメだよ。

「それにしてもあの上級冒険者は良い情報くれたよな」

「あの上級冒険者はこっちの色に染まっているぜ」

 あの上級冒険者? まさかヒラミを追放した奴らか?


「ヒラミというのはどこにおりますかな?」

 と、わたしは訊く。

「あ? ヒラミなら地下牢にいるけど、お前誰だ?」

「いえ、わたしはこのギルドに入ったばかりの者でして、色々と情報を貰いたいだけでしてええ」

「そうか、お前もケガとかあったらヒラミに頼むと良い」


 色々情報を仕入れたわたしは、地下への階段を下りていた。

 上の方が騒がしくなってきたから、夜和斗か知渡子が何かもめ事を起こしたのだろう。

 そして地下牢の場所へこれば、


「あ、ヒラミ!」

「マヒト!」

「よかった無事で、何も酷い事されなかった?」

「うん、闇ギルドのヒトを回復させたくらいだよ」


「今出してあげる」

 せいや! と、わたしは火金槌で地下牢の鍵穴を壊した。

「ありがとうマヒト!」


「うん、今は脱出を考えよう」

 とそこへ、夜和斗と知渡子が地下牢へ到着した。

「ヒラミ! よかった無事で」「ケガとかしなかった?」

 みんな思っていることは同じだったようだ。

「うん、大丈夫!」


 わたしたちは地下から抜け出した。

「じゃあ、帰るとしましょうか」

『うん!』

「と、その前に」


 知渡子は闇ギルドを暴風チートで吹っ飛ばした。


 めでたしめでたし


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