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ルクヴェル、ギルドの酒場で再会

 ルクヴェルに戻り、宿を確保してから冒険者ギルドに顔を出す。夕食前ということもあり、酒場はすでに賑わっていた。

 ライラたちが入ってきたことに気付いて、受付嬢がギルドマスターへ伝えに走った。

 満席に見えた騒々しい酒場の一角で、待ち構えていたソフィアが手招きしている。フェリーツィタスやベルホルト兄弟、グライフ、ノルベルトにアドラーもいた。事前に念話石で帰ることを伝えていたとはいえ、集まるのが早い。


「ライラがなかなか帰ってこないから、寂しくて死んじゃうかと思ったわよ! リュナちゃんも抱っこさせて!」

「た、ただいま、なのですっ……」


 ちょっとビクビクしながら、リュナはおとなしくソフィアの膝に乗る。


「好きなだけお肉頼んでいいからね」

「肉っ! か、感謝してやる、なのです」

「これよ、これ! カワイイ、カワイイしか出てこない」


 ソフィアはデレデレな笑みでリュナをぎゅっとして、これでもかと獣耳に頬ずりした。

 隣にカイが座って、いざとなったらリュナを取り上げられるようにしておく。


「ちょっとは加減してやれよ。嬢ちゃんはいいのか?」

「ライラに飛びついて、またグライフに邪魔されたら泣くからね」

「あ、おいちゃんは火酒で」

「さらっと流さないで」


 ソフィアが口だけでカイに不満をこぼした。

 ライラはグライフの膝に座り、隣の空いた椅子にサウラが座る。ベルホルト兄弟はライラとグライフの状態を久しぶりに見たからなのか、まだ慣れていないのか、一瞬だけ驚いてから気にしないことにした。

 フェリーツィタスはアドラーを押しのけ、グライフの、というかライラの隣に移動する。アドラーは文句を言おうとしたけれど、ノルベルトに止められた。

 リュナの希望を聞きながら追加注文を終えたソフィアが、改めてライラたちの帰りを喜ぶ。


「それで、彼がダークエルフの……」

「サウラです」

「悪いけど挨拶は省略ね、いちいち全員とってのも面倒だろうから」

「かまいませんよ。まだ覚えているエルフがいる、というだけでも嬉しいものですね」

「あたしだけじゃなくて、生き残り組はだいたい覚えてるわよ。夏迎えで雪登りした子もいるわ」

「子って……おいくつなんですか」

「女性に年齢は聞かないものよ」


 笑顔なのにソフィアが怖い。


「さて、今日はおもいっきり飲みましょ! 依頼が片付いたタイミングで良かったわ」

「あれ? ソフィアの腕……」

「これはちょっと、傷痕が残っちゃっただけよ。治癒薬使うのが遅くなってね、って――」


 ふわっと腕が光に包まれ、傷痕が消えていく。


「……ありがと。でも! 帰ったばかりなのに、疲れるようなことしないの!」

「つ、疲れないよ」

「ライラが良くてもあたしが心配するの!」


 ソフィアはとびきりの笑顔で喜びながら、一応言葉だけで怒る。

 見ていたフェリーツィタスが笑いを堪えていた。

 グライフがライラのこめかみに頬を寄せて、腰を支えていた腕に少し力を入れる。


「好きで心配しているだけだ、落ち込むな。それにしても、相変わらず細い……ちゃんと食事をしていたか?」

「どっちかっていうと食べ過ぎなくらい……」

「そうか。顔色も良くて安心した。魔国は楽しかったか?」

「うん」


 追加の酒と料理が運ばれ、飲みかけだったグラスにも酒が注がれる。すぐさま料理へ手を伸ばすリュナを見て、適当に乾杯するだけで皆も食べ始めた。


「ルクヴェルの味がする」

「慣れた味もいいが、新しい酒も入荷している。季節限定だから、ライラはまだ飲んだことがないだろう」

「限定? 気になる……」

「次に頼めばいい。森ブドウの果実酒は、ワインと違ってクセが少ないから、デザート代わりにも――ああ、ほら、余所見をするとこぼれる」


 グライフは後ろから見ているのに、器用にライラの頬を拭う。何をするにも距離が近いけれど、まだ顔見知りのいないサウラを気遣って、サウラが座る側の顔は隠さないようにしていた。

 リュナに野菜を押しつけ終わったカイが、こっそりサウラに声をかける。


「アレ見ても何も言わねえんだな。また噛み付くかと思った」

「カイさんはオレを何だと思ってるんですか……」

「嬢ちゃんに近付く男を排除する係。たまに女も」

「いつの間にそんな役目を……。カイさんのほうが過保護に追い払うと思ってたんですが、オレよりも気にしてませんよね。なんでオレのこと追い返そうとしたのかってくらい」

「……気分しだい」

「オレはその気分で拒否されたんですか……。ああ、口説くか口説かないかじゃなくて、同行するか同行しないかが重要だったとか」

「教えねえ」

「答えなくてもいいですよ」

「……本気で狙ってんのか?」

「さあ? オレも教えません」


 感情がないようにも見える笑みを浮かべて、サウラは話を逸らした。


「次の目的地は、竜の大陸でしたっけ。いつまでルクヴェルに滞在する予定ですか?」

「決めてねえ。天空島からの滝を見るつもりだから、夏が終わるまでに行けば間に合うし。リュナが鱗欲しがってるのは、季節関係ねえからなあ」

「カイさんの鱗じゃダメなんですか? それに、刀だって鱗で……」

「竜王の鱗を狙ってるっぽい。じじいのことだから、甘やかして渡しそうな気もするけど、どうなることやら」


 口の限界まで肉を詰めようとするリュナに視線を向け、カイは笑いながら自分の酒を一気に飲んだ。


「ねえ! カイ様は明日でいいわよね!?」


 いきなりソフィアに同意を求められ、会話を聞いていなかったカイは首を傾げる。


「なんの話だ?」

「あたしの宿で、大広間を貸し切りにしてあるの。明日の午後から、全員で宴会しようって」

「え、何その計画」

「ライラのお土産が食べ物だっていうから、集まって食べれば配る必要ないでしょ?」

「あー」

「調理場の人も、珍しい食材でもなんでもどんとこい、って」

「っつーか、嬢ちゃんはなんで困った顔でこっち見てるわけ?」

「ライラがはっきりしないからカイ様に予定聞いたのよ」


 そんなライラの様子を、ソフィアだけでなくフェリーツィタスも不思議に思っていた。


「酒の席に乗り気じゃないなんて、珍しいわね。どうしちゃったの?」

「宴会が嫌なんじゃなくて……その……」


 言いにくそうなライラに、心配する視線が集まる。

 カイはケラケラ笑って自身に視線を移させた。


「嬢ちゃんは、魔国でも鬼人族の村でもやらかしてるから、反省してるんだろ。今だけで、どうせすぐ忘れるだろうけど」

「なーんだ、良かったわ。今更ライラが何したって気にしないわよ」

「うーん、でも、あたしがライラのカワイイところ見られるのは嬉しいんだけど、他でやらかすのは心配なのよね」

「ワガママね。私も同じ意見だけど」


 ソフィアもフェリーツィタスも、自分がやらかすことは棚上げして、ライラが自分たちの前でどんな行動をとっても面白がるか喜ぶだろう。知らないところでやらかしているのが心配なのだ。


「おいちゃん的には、脱ぐのはやめてほしいけど」

「オレも同意見です。あれは心臓に悪い気がします。寿命が削られる……」

「ねえ、二人とも? どこまで見たのかしら?」

「ひっ……」

「あら、どうしたの? カイ様が情けない声出すなんて。私たちに言えないようなこともあったのかしら?」


 急に気味が悪いほどの笑顔になり、笑顔と一致しない冷たい声で問われれば、いくらカイでも引く。

 サウラも、冷静に見せかけた外面が無意味になるほど、ごまかしの言葉が出てこない。気休めに深呼吸して、手遅れだと自覚しながら平然としたフリをする。


「可愛かった、とだけ言っておきましょうか」

「いいから言いなさい」


 妖艶なまでの微笑みも、ソフィアとフェリーツィタスの興味には勝てなかった。

 ベルホルト兄弟は二人で顔を見合わせ、とっくに耳を塞いで、関わることから逃げている。せめてフェリーツィタスのことだけでも、兄弟が止めてくれたらいいものを。

 ノルベルトもアドラーも関わらないほうがいいと判断していたのに、サウラの言葉でアドラーが立ち上がった。


「見ないようにしていましたし、オレからは何もしていないので――」

「何かしてたら大問題っす!」


 サウラはカイに助けを求める視線を向けるけれど、カイも責められているのだから助けようがない。口を開けば、何を言っても怒らせそうだ。

 ベルホルト兄弟は怖いもの見たさすら通り越して、ソフィアとフェリーツィタスを見ないようにしていた。もし二人に協力しろと言われて巻き込まれたら、たまったものではない。サウラの味方をするのも二人が怖いので、庇えないならせめて協力はしないようにしている。

 関わったアドラーはこの後どうなっても自業自得だとして、止められなかったノルベルトは「こっちに話をふらないでくれ」と祈った。

 言い合いだけでなく、そろそろ手が出そうになって、グライフがソフィアとフェリーツィタスを止めた。


「二人が心配して知りたがる気持ちもわかるが、言いたくないのはライラも同じかもしれないだろう。ライラのために隠しているなら、問い詰めるべきではない」


 吐かせてカイとサウラが困ることも心配しているが、そちらを庇うよりもライラのためと言ったほうが、ソフィアとフェリーツィタス相手なら効果があった。


「ライラ、酔っていたとしても、意味なく美しい肌を晒すものではない」

「ごめんなさい。見せられても困るよね」

「そうじゃない。他の者は何かあったらと心配するだろう」


 ライラは見られて恥ずかしいと思うより、見た相手が困るのを申し訳なく思う。酔っていない時の着替えも、見られて恥ずかしいから隠すのではなく、見せないものだという知識があるから隠しているようなものだ。


「私が勝手に酔っただけで、何もなかったから安心して。私のせいだから……」

「今後も何もないとは限らない。酔うこと自体、安心できる相手が一緒のほうがいいだろう」

「みんなと一緒ならいいの?」

「それは……」

「ちょっとグライフ、そこで甘やかさないでちょうだい」

「……甘やかしているのは――」

「あたしたちはいいのよ」


 もう誰に何を説得すればいいのやら。

 ただ、ライラが望まない事は本人が回避できる強さを持っている。誰か一人でも一緒なら、特に竜族のカイがいれば、危害を加えられる者などいない。いても撃退できるはずだ。ならば、口やかましく注意することもないだろうと言い訳して、諦めた。


「あー……成人してるから自己責任?」

「カイ様まで甘やかして……って、甘やかしてるのかしら」

「この件に限らず、過保護なうえに甘やかしてるわよ」

「確かに自己責任でもあるけど、カイ様のせいでもあるわよね」

「なんでおいちゃんが怒られてるの……。やっぱ何も言わなきゃ良かった」


 勢い良く怒鳴られることはなかったが、チクチクと小声で責められるカイ。


「でも、ライラって少し酔ったくらいなら、ちゃんと会話成立するわよね?」

「やめて、って言ってもとめられないくらい、かなり酔ってたってこと? どれだけ飲んだのかしら」

「あー、魔国の酒は体質的に酔いやすかったねえ。鬼人族の村でやらかしたのは別……いや量も飲んだけど。剣舞見て楽しくなっちゃって、興味があったんだかなんだか、魔国で見たやつ真似し始めて、鬼人族に伝わる刀舞いも教えてもらいだして……衣装がちょっと村人にとって過激だっただけ」

「なにそれ見たい」


 ここでソフィアとフェリーツィタスの、次の目標が決まった。いつか見せてもらおう、と。


「ライラって見た目だけなら、ワイン一杯で潰れそうなのに。かなり飲むわよね」

「どっかの怖い二人も同じっす」

「一緒に飲めるんだから、お酒嫌いって言われるよりイイんじゃない? ところで……何か言ったかしら?」

「なんでもないっす!」


 ワイン一杯で可愛らしく酔うような女性は、残念ながらここにはいなかった。


「リュナちゃんも将来はお酒好きになるのかしら」

「酒は浴びても潰れるな、なのです」

「……種族的に強そうね」


 酒樽に頭を突っ込んでも、平然と飲み続けそうな家族を想像しておいた。もしかしたら、リュナが誰よりも酒に強くなるかもしれない。

 ソフィアとフェリーツィタスの機嫌が落ち着いたことで、酒の席も落ち着き、並ぶ酒や料理を安心して楽しむ。

 グライフがライラに料理を食べさせているだけでなく、隣でサウラも世話を焼いているのを見て、「過保護が増えたのか」と遠い目をしたノルベルトの声は、届かなかった。


「ライラ、指まで噛むな」

「ごめんなさい」

「もう少し早く手を離さないからでは?」

「落としたら困るだろう」

「それもそうですね。ああ、ライラさん、次のお酒はどうしますか?」

「火酒……はあとにして、白ワインにしておこうかな」

「潰れるまで飲みたければ、宿の部屋に行くか?」

「今はまだ、食べ終わったら考える……」

「何も残せとは言っていない」


 なぜかグライフとサウラの息が合って世話しているのは気にしないことにして、カイはリュナを部屋から避難させる方法を考え始めた。


「おい、ノルベルト、帰ってこい。そっち何人部屋?」

「え、二人部屋と一人部屋、じゃなかった、今日から四人部屋だった」

「使うのは三人だな? ちょっとリュナ預かってくんねえ?」

「カイから離れないんじゃ……」

「そん時はおいちゃんも一緒に残るから、代わりにグライフ追い出す。こっちも四人部屋だから、グライフとサウラに嬢ちゃん任せる」

「いいのか?」

「たぶん、フェリかソフィア、いや、どっちも押しかけるだろ。なんなら、アドラーも飲んでる間はその部屋にいるはずだ」

「ああ……だろうな。迎えに行くのも面倒だから、飲んでるうちはオレも付き添うよ。って、あれ? 部屋の広さはともかく、同じ宿なのか? オレたちは前と同じ――」

「水の翼亭、なら一緒だ。奥から二つ目」

「隣じゃないか……」

「もう預かる運命だ、諦めろ。それと、がんばれ」

「何を……」


 ノルベルトは、ソフィアに酒を流し込まれているアドラーを見て、次にフェリーツィタスに叩かれるベルホルトを見る。


「ああ、がんばるよ」


 どうせならギルドマスターが怒鳴って解散させてくれないか、とも思ってしまう。受付窓口に顔を出して、こちらの様子を察するなりすぐに戻ったようなので、助けを期待するだけ無駄だとも思うが。

 ソフィアの腕から抜け出したリュナを、カイが膝に乗せて匿う。


「毛が抜けるかと思った、なのです」

「肉食って元気出せ。野菜も忘れるなよ」


 しっかり料理を確保しつつ、カイはテーブルから少し椅子を離す。ノルベルトもカイとリュナに寄って、こっそり避難した。

 三人がそっと距離をおいた直後、ライラがソフィアとフェリーツィタスに襲撃される。


「……まず、無事に宿へ帰れるかな」

「おいちゃんも不安になるわー」

「助けたいけど無理、なのです」


 本当に危なくなるまでは、邪魔しないようにしよう。当事者たち以外は同じことを考えた。


「待って、ソフィア、足、くすぐったい。ちょっと、フェリ、そこ頭じゃな、耳やめてっ」

「ちっちゃい、可愛い」

「すべすべ、カワイイ」

「グライフさん、離してっ」

「今暴れると落ちる」

「サウラさんもっ、助けて、くださいっ」

「オレにだけ堅苦しく話すの、そろそろやめませんか?」

「それは、あとでっ」

「ここでやめてくれるなら、助けますよ」

「わかりま、じゃな、わかった、わかったからぁ……」


 グライフは気遣いの結果、助けにならない。サウラも過保護なわけじゃないのでは、と周囲が思い始める。


「やぁ、お願いっ。ソフィア、お酒こぼれにゃーっ」

「にゃーって可愛いわね」

「もう一回」

「え……」


 ライラだけでなく、グライフの足まで濡れたのに、全く気にする様子がない。

 サウラが影を出して、ライラだけを包んだ。

 妨害されたソフィアとフェリーツィタスは、サウラを睨む。


「ちょっと、私たちの邪魔しないで!」

「助けると言ってしまったので」

「久しぶりの再会なんだから、触らせて!」

「せめて、もっと違う触り方でお願いします」

「嫌よ」

「あ、もっと過激に触っていいなら」

「いいわけないでしょう。ライラさん自身が許可するならともかく……」


 話しながら、サウラがグライフに視線を向けた。

 グライフは、ソフィアとフェリーツィタスの意識がサウラに向いているうちに、影ごとライラを横抱きに直して翼で囲う。


「あっ!」

「やられた!」


 これでもう不意打ちはできないと判断して、ソフィアとフェリーツィタスが悔しそうに翼を叩く。

 サウラは影を消して、翼の中でほっとするライラを覗き込んだ。


「大丈夫ですか?」

「はい、大丈夫です……」

「……話し方、やめてくれるんじゃなかったんですか?」

「え、あ、その……それならサウラさんも――」

「オレは普通に話してるだけです」

「はい……うん? でもどうして今になって……」

「なんとなくです」


 話している間も、ソフィアとフェリーツィタスが翼の中になんとか手を伸ばそうと騒いでいる。


「もう少し、少しだけ」

「ふ、二人とも……あの、今度は優しくして?」

「ぐっ――」


 膝から崩れ落ちたソフィアとフェリーツィタス。


「……女性が出してはいけない声が漏れた気が……大丈夫ですか?」

「邪魔しておいて……」

「すみません」

「い、今は諦めてあげる。宿に戻ったら……覚悟しなさいよ」

「ちょ、ちょっとだけだからねっ。ね?」


 震えるライラの声に、ソフィアとフェリーツィタスは、今度こそ声も漏らさず沈んだ。


「……これなら、もう暫くはゆっくり飲めそうですね」


 サウラは柔らかく笑ったつもりが、同席していた周囲には恐ろしい笑みに見えたという。




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