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VNDE SPIRAT VENTVS VITAE: I

 初夏の平原に風が吹く。

 天頂をわずかに超えたところから、太陽はその恩寵を大地とその住民に注いでいる。屋外を歩む農民や旅人にとり、その愛は幾分過剰で煩わしいほどであるが、木陰に隠れて読書に励む有閑者にとっては、ときおり木の葉の隙間を縫って指す光線が、いとも心地よい刺激となっていた。

 帝国北西部の夏は『内海』の影響もあって、湿気とは縁がない。今しがた過ぎ去った風もまた、人々のからだに滲む汗を軽やかに攫っていく。

 それを追いかけるように、再び海側から風が吹く。橄欖(オリーヴ)と葡萄の葉がふらふらと揺れる。強い陽の光を貪欲に飲み干して、木々は青々と葉を茂らせる。収穫の季節はまだ遠いが、気候と大地は豊かな実りを約束しているように思われた。

 かかる好天の下、行政的な表現で『第五管区・南東属州』と呼ばれる地域の二つの都市、マッサリアとネマウサを結ぶ道路上を、一台の馬車が進んでいる。

 二頭の馬に引かれた車体は革で覆われ、その表面には鷲の意匠が描かれている。蛮族に帝国の武威を否応なしに思い起こさせ、ならず者から無法への意欲を奪い去る紋章であるが、帝国全土でも比較的平穏なこの地方においては、その強烈な効果を発揮する機会はそれほど多くない。

 車内には二人の女性が座っていた。一方はほとんど銀に近い色の長髪を当世風に結わえ、簡素ではあるが繊細に飾られている白い衣を、三角島産の真珠のごとく白い身体に纏っている、ごく若い少女である。身体つきはだいぶ小柄、顔立ちはたいそう整っているが、こちらもやはり幼い印象を見る者に与えるだろう。

 もう一方は明らかに年長であり、やはり美麗な、それでいて意志の強さを感じさせる顔立ちをしているが、曇りない漆黒の髪はぞんざいに縛られていて、外見に対する心配りというものを全く感じさせない。

 麻でできた衣服は清潔ではあるようだが、やはりこれも野暮ったいどころか、粗野と表現すべき代物であった。

 そして、足首を囲む青い紐状の文様。すなわち奴隷である。

 しかしそれ以上に、五ペース十ディギトゥス(凡そ170cm)に及ぶであろう長身、逞しく鍛えられた四肢とそれを際立たせる褐色の肌が、彼女を通念的な淑女の枠組みから逸脱せしめている。一般的な市民が街で二人を見かけたならば、明らかに高貴な身分に属するであろう若い女性と、見慣れぬ衣裳に身を包んだ蛮族の女との組み合わせに、こっそりと奇異の視線を注いだであろう。


「――南土の無花果(イチジク)はね」


 純白の正衣に身を包んだ女性が、煌めく指輪を嵌めた指で干し無花果を撫でながら、口を開いた。


「確認されている無花果のもろもろの品種の中でも、味において最上であると言われているんだ。それを最初に主張したのは、その名も高きエウテネシス。アカイアの偉大な植物学者だ。とはいえ彼がそう記述した当時、知られている世界は今ほど広くはなかった。『本土』も大陸の北部や西部も、ごくわずかな探検者や商人がようやく足を踏み入れた程度で、植物に関しての知識はそれほど蓄積されてなかった。だから、彼の主張が事実なのか、事実だとしたら気候の問題なのか品種が違うのか、結構議論になったのだけれど、十年ほど前に博物学者ケルススが実験を行ったのだ。それぞれの苗木を輸送して比べてみたのさ。まったく、父祖の代の偉大なる知識人たちは、このような事柄に多くの金銭を費やしたのだ。尊敬に値するね。それはともかく、その実験の結果、どうも品種自体が違うことが分かったらしい。このあたりの無花果は南に植えても甘くはならなかった。もっとも、南の無花果はこちらだと育てるのが難しいから、結局元あった地域のものが一番安くておいしいんだ。実験が必ずしも実益をもたらすとは限らないのだとこの逸話は教えてくれるね。ところで、これらの無花果は薬効も異なる。一般に栽培した無花果よりも野生無花果の方が優れた効用を持っていることは知られているが、南土で栽培されたそれは野生のものに比肩する医学的効果があるのだ。すなわちその汁は咬傷には消毒に用いられ、葡萄酒と混ぜることによって解毒剤と使うこともできる。腫れ物にも優れた効果が確認されている。さらに」


「……それで、その話の要点は?」


 対面に座る奴隷が不愛想に応じると、白銀色の髪の少女は、長衣の左右に縫い付けられた袋から、それぞれ干し無花果を一つずつとりだした。


「片方が南土の。もう片方のがここの地元のものだ。ちょっと試してくれ」

「ああ、マッサリアで買ったのか。なんかちょろちょろと妙な動きをしていると思ったら」

「おい、その言いようは無礼だぞ」


 彼女たちが今朝まで滞在していた都市、マッサリアは港湾都市であり、海上交易が盛んであるがゆえに、属州や首都からの商品が集積している。首都から船でマッサリアに向かった二人はしばらくそこで過ごし、これから続く旅の準備を行ったのであった。

 無花果を受け取った褐色肌の女性は、しばしそれらを長い指で撫でくりまわしたのち、小さくちぎって口の中に入れた。呑み込んで、二つ目も同じようにする。


「悪くない。が、大して変わらんな」

「ふうむ、やはり君の味覚はあてにならないね。色はどうだい」

「干し無花果に色の違いなんてあるもんかね……。あー、二つ目のほうが色が濃い、というか黒い」

「本当? や、だまされたかと思って心配だったのだ。お店の人には南土の黒無花果をお願いしたんだが、私はなにぶんこれだからね」

「どうだろ……光の加減かもしれんな」


 二人はしばし、無花果の性質について談義した。この、生であれば酸味と甘みとで人々を誘惑し、乾燥させれば保存食となって旅の友となるこの果実を、二人とも大変好んでいた。

 彼女たちのおしゃべりを中断させたのは、御者が天幕越しに投げかけた声だった。


「フラウィア様、そろそろ到着です」

「おっと、意外と早かったね。さ、ゼノビア。荷物をまとめてくれ」

「あいよ」


 ゼノビアと呼ばれた女性は、男性と比べてもなお大きな体を座席から離し、馬車の隅に集めておいた物品を集め、縄でまとめ、がっしりとした背に載せた。

 その間に彼女の主人たる少女、すなわちフラウィア・ウェスティアは、馬車の窓から入り込む風を感じていた。


 首都創建より六百八十年。ガイウス・フラウィウスとユニウス・クラウディウスが執政官である年。第六の月、中日一日後、第六時間。

 その風がもつ意味に、少女は未だ気付いてはいない。



× × ×


「ご苦労。悪いが、いったん戻ってくれ」


 馬車から降りたフラウィアは御者たちにそう告げた。


「迎えは」と御者の若い方が尋ねると、

「明々後日には旅を再開する。急ぎではないから適当に」


 そう言ってフラウィアは、金貨を一枚ずつ御者たちに手渡した。

 御者たちはその行為を訝しむ。彼らは帝国の下僚として、国庫あるいは属州諸都市の金庫から報酬を受け取っているのであり、重複して賃金を受け取る理由はない。


「これは」

「お駄賃。面倒をかけるからね」


 この贈与行為の曖昧な身分に御者はいっそう戸惑った。それを空気で察すると、フラウィアはすっと表情を消す。


「そうか。ならば下賜である。汝らの献身的な働きに対する、皇女フラウィア・ウェスティアの恩寵だ」


 重々しい声を作って彼女がそう宣言すると、御者は礼の言葉とともに頭を垂れ、馬車に乗り込んでもと来た道を戻っていった。

 その様子を一歩引いた位置から眺めていたゼノビアは、皮肉めいた笑みを浮かべる。


「怖いねえ、お駄賃一つ上げるにもこれかい」

「うーん、威厳が足りないのかな。身長か。どうすれば伸びるのだろう。どうやったら伸びるのかね」

「いや威厳とかの問題じゃあないと思うが……。まあそれはともかく、俺の身体は勝手に伸びた。食いもんと関係あるのかねえ。ああ、牛の乳はどうなんだ」

「駄目だった」


 二人はたわいもない会話を交わしながら、数百パッスス(1パッススはおよそ1.5m)ほど先にある建物に向かって進んだ。そこに続く中途半端にならされたあぜ道の両側には、いくつかの煉瓦あるいは木造の家が建ち並び、さらにその奥には小麦などの作物が植えられている。

 住民たちはちらちらと彼女たちの姿をうかがっていたが、それを気にするほど彼女たちは経験薄弱ではない。そのような視線はむしろ親しみ深いものである。

 お目当ての建物まであと僅かというところで、ゼノビアは足を止めた。同時にフラウィアに一言「ついたぞ」と声をかける。フラウィアは神妙に頷き、耳をそばだてた。ややあって、何がおもしろいのかにやりと口角を上げる。


「どうだい」というフラウィアの問いに、

「でかい」と、ゼノビアは即座に答えた。フラウィアは舌打ちをする。

「奴隷の君に高度な表現を要求するのが間違いなのは分かっているがね、もうすこしあるだろう」

「あー? 奴隷だからって決めつけるのは良くないぜ。俺と一緒に売られた野郎は今首都の図書館で働いてやがるからな」

「それもそうだ。君に学がないだけだね」

「なんだと。……まあそうかもしれないが」


 ゼノビアは帝国公用語を水準以上には話せたが、それでも高度な教育を受けているフラウィアには及ばない。それを彼女は自覚しているゆえに、その声は幾分沈んでいた。その機微に鈍感であるほど、フラウィアの感受性は劣っていなかった。


「ごめん。ちょっと言い過ぎた。これからたくさん教えてあげるから許してくれ」

「あ、いやそれはいいよ。お前の教育は人間にあまり向いていない」

「何?……まあいい、案内してくれ」

「へいへい」


 二人は並んで、煉瓦で囲まれた建物に足を進める。 門には二人の男が駐在していた。彼らは無遠慮に近づいてくる女性たちに訝し気な視線を向ける。


「あー、そこで止まっていただけますか。あなたがたはどなたですかな?」


 どこか無理があるものの、一応は真面目な声音と正しい帝国公用語発音であった。彼らは二人のうち片方の容姿から、すくなくとも並みの人物ではあるまいと察知していたのだ。


「ゼノビア、書簡を。あ、こっちに渡してくれ。ありがとう」


 丁寧に巻き取られた羊皮紙を奴隷から受け取ると、フラウィアはそれを門番に突きつけつつ、言った。


「私はフラウィア・ウェスティア。皇帝によって選任され、元老院の同意によって承認された、『世界誌編纂十人委員』のひとりである。この書状はまこと賢明にして慈悲深き元首ガイウス・フラウィウス・ウェスティウスが直々に筆を執ってお書きになられたものである。主人に私の身分と差出人とを伝え、直接渡すように。決して汝らが中身を確認してはならんぞ。では、よろしく」


 門番たちは訪問者の名を聞いた瞬間に居住まいを正した。彼女の語りが終わると同時に、一人がうやうやしく書状を受け取り、直ちに門の向こう側へと走り去っていった。

 フラウィア・ウェスティアという名前にはそれだけの力が宿っている。仮に詐称であったとしても、場合によっては真実と同等の効力を発揮する、そういう力だ。もちろん彼女が嘘をついているというわけではないし、また書簡に付された封印が、その可能性を否定しているのではあるが。

 返答を待つ間、ゼノビアは目の前にある建物をぼんやりと眺めていた。でかい、とは言ったものの、属州に建てられた貴顕層の別荘としては標準をやや超える程度である。もしかしたら奥行はそうではないかもしれないが、それを確認するには入るか回り込むかしなければならない。とりあえず、今はそうするべき時期ではない。

 門に視線を戻すと、残された方の門番は、かわいそうなくらい緊張した面持ちで、背筋をびしりと伸ばしている。おそらくは近隣の住民を一時的に雇用しているのだろう。富裕者たちはこうして、たとえ不要であったとしても、自らが蓄積あるいは収奪した財産を再分配しなければならない。それは法的に強制されているのではなく、共同体を維持するために広がった柔らかな慣習と雰囲気に従ったものだ。

 土地所有者の多くはそうやって、制度外のところで自らの勢力と権威とを強める。彼らは即物的な財以上に、人々からの威信、名望、人気を欲しているのだ。ただしそういうことは言わぬが花であろう――住民が支払っているものが、労働力などではなしに「尊敬」という感情それ自体であることなど。そう、()たちだって、あの頃は――

 ゼノビアの思考が自らの過去にまで及ぼうとした寸前、フラウィアは小さく彼女の裾を引いた。直後、門が音を立てて開く。ゼノビアは一応背筋を伸ばしたが、フラウィアは平生どおり落ち着いていた。

 向こうから姿を見せたのは恰幅の良い男性だった。帝国市民の礼装をきっちりと着こなす姿は、首都の元老院議場や民会の演説台の上であっても全く違和感はないだろう。実際彼は、マッサリアの参事会員であり、複数の公職を経験したこともある有力政治家であるのだ。

 その彼が、平民たる門番よりなお切迫した表情でいるのは、彼ほどの身分であるがゆえに、皇帝権力の絶対性を皮膚感覚の次元で理解できているからであった。


「フラウィア様、ようこそおいでになられました。神君フラウィウス、そして我らが最高司令官たるガイウス・フラウィウス・ウェスティウス閣下の尊き血を引くあなた様にお目にかかることができたのは、まこと望外の喜びであり――」

「アントニウス・マケル。今日は皇女ではなく十人委員として来ている。公職者というわけでもないし、あまり堅苦しくはしないでくれると嬉しいな」


 明らかに用意していたであろう口上を中断させられた男、マルクス・アントニウス・マケルは、一瞬虚を突かれたように眼を開いたが、即座ににこやかな表情を作り上げた。それを見てゼノビアは誰にも見えぬように噴き出した。


「なるほど、失礼いたしました。それで、今日の御用事は?」

「うん。私は十人委員の第五管区担当でね。今朝までマッサリアに滞在していて、これからネマウサに移動する予定なんだ」

「ふむ、確かに一日ではいささか大変でしょう。では宿泊ということで」

「それもある、が。泊まる場所を選んでいる間に君のところの花を思い出したんだ。噂には聞いていたが来る機会が無かったことも。それを見に来た。もちろん、公の事柄として」


 言い終えるとフラウィアは全く好意的な微笑みを浮かべた。それを見てアントニウスは、さまざまな感情がないまぜとなった、複雑な表情を顔面に構成する。


「つまり、それは」

「左様。君の花園を『世界誌』に載せようと思う。拒否権はない……が、一応君の意志も聞いておこうか。駄目かな」

「いえいえいえ!ああ、なんという幸運でしょう、私の花園が『世界誌』記録されるとは……!」

「ふふ、喜んでもらえると私もとても嬉しいよ。で、申し訳ないのだが、何日かここに滞在させてほしいのだ。おそらく一日では間に合わないだろうからね」

「なるほど、承知いたしました。できる限りのおもてなしをさせていただきましょう。ところで……」


 アントニウスは、皇女の半歩後ろにたたずむ長身の女性にちらりと目を向けた。


「恐縮ですが、お隣の方は」

「ああ、これは私の奴隷だ。護衛とかをやらせている」

「護衛……。女性に見えますが、もしや付き人はひとりなのですか」


 アントニウスの正当ではあるかもしれないが、言う相手を考えれば幾分礼を失した言葉を、フラウィアはあえて咎めることなく、代わりに静かに微笑んだ。


「『世界の驚異は我らの驕りを打ち砕く』……という言葉の意味を身をもって知ることになるだろうよ、もしあれに手を出したならね」

「失礼いたしました。肝に銘じておきましょう」


 俺に失礼はなかったかな、とゼノビアは心の中で呟いたが、それを声に出さないだけの理性は当然持ち合わせていた。実際、彼女の本来の仕事は護衛ではない。


「それにしても、あの噂は本当だったのですね」

「ああ、これかい」


 二人を屋内に先導するアントニウスの言葉に、フラウィアは眼を指しながら応じた。瞳は瞼によって覆い隠されている。

 彼女は盲目であった。


「生まれつき――正確に言えば生後三か月くらいの発熱で、ということらしい、うちの医者によればね。まったく苦労させられたよ」

「しかしそのような枷を嵌められながらも、貴女は帝国随一の知識人として知られております。さながらかの大詩人のごとく、いや当世の名声においてはそれ以上でありましょう。そのご努力、学問に対する献身は、近しい境遇の者たちのみならず、万人にとっての模範になるでしょう」

「ありがとう、しかしすこし持ち上げすぎだ、さすがに彼には敵わないさ。……ただ、私の道程が人々の励みとなるならば、これほど喜ばしいこともない。とりわけ国家の元首の娘としては」


 フラウィアは透明な表情でそう言った。アントニウスはそこに、ある種の高貴さと威厳、すなわち統治者が有するべきもろもろの美徳を感じ取った。


「素晴らしい。ところで、恐縮ではありますが、なにかご助力できることはございますかな」


 言われてフラウィアはゼノビアに顔を向ける。彼女の親愛なる奴隷にのみ見える表情は、帝国の娘に相応ではなく、言ってみれば悪戯好きの少女にこそ似合うようなものだった。


「君たちの手を煩わせるまでもない。これは見た目のわりに大変役立つんだ」

「さようでございますか。差し出がましい申し出、大変失礼いたしました」

「気にしないでくれ、こちらこそ気を使わせてすまないね」


 再び正面を向いたフラウィアの耳元に、ゼノビアは素早く唇を寄せ、「見た目は余計だ」と彼女だけに聞こえるよう囁いた。

 フラウィアは無邪気に笑った。

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