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オープニング
俺の名前は斎藤孝宏。父親の仕事の都合で生まれた時から15年間住んでいた東京を離れ千葉にあるとある高校に転入することになった。
都立鬼殺し高校、全国で名のある悪党どもの中でも更に超悪とも言われる奴らが集まると言われるいわば悪の巣窟だ。こんなやばそうな学校に不本意ながらも入学することになった俺はかーちゃんから金を貰い、髪を赤色に染め、近所にある仕立て屋で自分の丈にあった短ランを買い登校する。
生まれてこのかたヤンキーやボーソー族なんかと関わったこともない俺だが初日から舐められるわけにはいかねー。気合を入れてやってやるぜ。
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「てめー、調子のんなや!!」
な、な、なんだ?
気がついたらいきなり何人のリーゼントのはいったヤンキーに学校の裏で囲まれてる。
「い、一体登校するまでの間に何があったんダーーーーー」