表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
狐のコン吉  作者: 星狼


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

2/3

森の落ち実と空腹

お腹が空いた。


コン吉は森の中へ入る。

木々の間を、鼻を低くして進む。

落ち葉が足の下で小さく砕ける音がする。


どんぐりを見つけた。

地面に散らばる、茶色く艶のある実がいくつも。


コン吉は一つを前足で軽く押さえ、

鼻先で転がしてから、ゆっくりと口にする。

渋みが舌に広がり、歯で砕くと中から白い実が覗く。

一つ、一つ、ゆっくりと、ゆっくりと。


周りを見回す。

もう落ちているのは見当たらない。

木の幹に残る実も、まだ固く青い。


お腹は満たされてはいない。

でも、十分だ。

コン吉は丘へと向かう。

尻尾を低く引き、足音を忍ばせて。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ