-1話- 転生と彼氏との再会
ーーーキーンコーンカーンコーン
下校最終時刻を表すチャイムが鳴り、私は完成した曲を動画サイトに投稿して立ち上がる。
(なとくんが亡くなってから2年、、か。)
そう、今日は私の彼氏、なとくん(神崎湊)の命日なのだ。
(お参りは朝に行ったから、本屋にって帰るか。)
私は頭でのんきなことを考えなから校門を出て、本屋がある駅に向かって歩いた。
そして駅の前の横断歩道で赤から青に変わるのをなどんが考えて
私となとくんで歌っているオリジナル曲(動画サイトでは私1人で歌っているものを投稿してる)『星のように輝けたら』を聞いて待っていたら、後ろからグサッとお腹を刺された。
あ。これ、死ぬやつだ、そう思ったら走馬灯が見えた。
なとくんと保育園で出会った頃から、小学生のころ、一緒にイタズラをして怒られたり、、中学校のころ告白されて付き合ったときとか泣いてたなぁ。自分でいいのかって何回も聞いてきたし。
・・なんだこれ?なとくんと私がライブしてる?
なんで自昼夢まで見えるの?
まあ、いいのかもしれない。
最期に意識を飛ばすときに聞こえたのが、ラスサビの最後の歌詞、「絶対に君を探し出すから。」を歌っているなとくんの声だった。
〜〜〜
「….ここは?」
「ここは?じゃないでしょう?今日は星園学園の始業式って忘れたの?」
私は目を覚ました。見知らぬ部屋で。
「誰ですか!?
そう、私の前に会ったことのないエプロンをつけた美人さんが立っていたのだ。
私が質問すると、美人さんは来れたように言った。
「あなたの母親の神谷理奈よ。記憶喪失のマネでもしてるの?っていうかさっさと学校行きなさい。」
そして無理理着がえさせられた私は外に放り出された。
え、星園学園?って、スタライの世界に転生してるっ!?
スタライとは、「スターライト」という大人気リズムゲームである。
キャラのビジュがめっちが良くて、男子が6人、女子が20人の26人が主要メンバーだ。
全員がアイドル育成学校・星園学園に通っている。
私の推しはバンドユニット「からふるぱれっと」(略してからぱれ)のリーダーである、東雲柚希くんである。
理由は、湊くんに似てるから。
容姿はまったく違うけど、性格がめっちゃ似てる。
優しいところとか、音楽が好きなところとか。
「まあ、とりあえず行くか、」
いつも通りスマホにイヤホンを接続して音楽を聞こうと思ったら、なんと、あったのだ、
前の世界で投稿していた曲たちが。しかも、アカウントも。
なとくんと私で歌っているバージョンしかなかったけど。
「なんであるのおおお!?」私はビックリして大声を出してしまった。
でも、、いっか。←考え放棄
「じゃあいつも星のように輝けたら』から聞きますか。
そしてトコトコ歩いていたら曲かり角でなにかとぶつかった。
私はバランスが取れなくて尻もちをついてしまった。
そのはずみでイヤホンが片方地面におちた。
昔モレする音楽。そしてそれを聞いて固まっている男子高生。
え、東雲柚希くん?
「これ、俺が作った…」
え?柚希くんは何を言ってるの?
「てことは、目の前の人がりぃ?」
え、
え?なとくんいなの?」
「うんm。前世が。」
「私も前世が東野凛奈。」
お互い目を見開いて沈黙した。
そりゃそうだよね。生きてると思ってた人が死んでるもんね。
「りぃ。俺が死んだ後、どうしてたの?」
疑問を口にしたなとくん。
「よし…まず、立とっか!」
「そうだね。」
そして2人で登校しながら私はなとくんが死んだ後の話を始めた。
「まず、なとくんが死んだちょうど2年後に私も死ぬの。」
「なんで?」
静かに聞いてきたなとくん。
その顔はひどく歪んでいた。
「連続殺人事件に巻き込まれるんだよ。」
「そう。死は前はどうしてたの?彼氏は?」
「彼氏はなとくんだけだったよ。なとくんが死んでから、告白されることは多くなったけど、私はなとくんしか好きじゃなかった。」
「そっか。よかった。」
安心したように笑うなとくんん。可愛い。
「それで、シンガーソングライターにもなったよ。あと、なとくんが作った曲も投稿したよ。」
「どうだった!?」
「けっこうよかった。なとくんが好きだったマンガのアニメの主題歌にもなったよ。」
「ほんと!?」
「うん。」
「私はシンガーソングライターと学生を両立してた。以上!」
そして学校が見えてきたところでなどくんは立ち止まった。
立ち止まったなとくんにぶつかる私。
我ながら恥ずかしい。その後、なとくんはとある提案をした。
「これからは2人でいるとき以外は、柚希って呼んで。」
「じゃあ、私のことは翠って呼んでね?柚くん」
「了解、翠。」
そしてお互いニパッと笑いあってグータッチをした。
「ここから学校まで」
この柚くんのセリフはお決まりのアレだね….。
私も位置につく。
「「競走だ。!!!」」
私達は声を合わせて言った後、全速力で走り出した




