JCとクッキーと悩み3
自己紹介するね僕はきよか、白い花って書いてきよかだよ。」
名前からも男性か女性かわからない不思議な人だ。顔はイケメンというより美しい。
「次お前が自己紹介しろ、寝っ転がったままじゃクッキー食べさせねぞ」
「ちゃんと座るからクッキーは取り上げんでくれ。自己紹介もする。」
イケボなイケメンを操る白花さん。イケボのイケメンは姿勢を正しクッキーを一つ食べお茶をひとくち飲んだ。その仕草だけで優雅だ。
「我の名前はそうこだ蒼狐とかく。よろしく頼む。」
蒼狐さんはもうひとつクッキーをたべた。私は紅茶を飲んでから
「福田和咲です。平和の和に桜咲くの咲でかずさです。」と名乗った。
白花さんが「和咲ちゃんか可愛い名前だね。」と名前を褒めてくれた。
蒼狐さんが早く本題に入ってくれといった。白花さんはゆっくりした方がいいと言っていたがなんのことかわからなかった。
「最近なんかあったのか?なんでもいいのだ学校に行きたくないと友達と喧嘩したとか。」
蒼狐さんが聞いてきた。
「なんでですか?」私は不思議に思った。確かにもうどっか遠いところに行きたくなるようなことはあった。だけどあって間もない人に相談をするのは違う気がした。
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