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美食倶楽部へようこそ  作者: みお(miobott)
腹ペコ奥様へのおもてなしサンドイッチ
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1-6

「……バカみたいって言われちゃいました。食事完食していった綺麗な人に」

「味を馬鹿にされたわけではないのでしょう。なら喜びなさい。料理人として最上のことじゃないですか」

 客たちがとうに去った23時。支配人は相変わらず、姿勢を崩すことなく帽子を被る。

 そして彼は壁にぶら下がった鏡を覗き込み、帽子の角度を何度か調整し、ネクタイを整え直した。

 ……あとは帰宅するだけだというのに、どこまでも気障な人だ。と、膳子は思う。

(コロンも振り直してる。律儀なことで)

 鼻を動かせば、甘く柔らかい香りが膳子の鼻孔をくすぐった。鼻がいいのは料理人として誇るべきスキルの一つだ。

 支配人のまとう香りは他の香水とは少し異なる。この屋敷と相性がいいのだろう。

 甘いのにくどくなく、繊細なのによく香る。彼が歩くたびに香りが広がり、まるで香りの道ができるようだ……と、帰り支度をする支配人を見つめたまま膳子は目を細めた。

「支配人。私ね、ガラの悪い人間も結構見てきたので、バカと言われるのは慣れてるんですよ。でも、あんなお上品な若奥様に真正面からバカって言われるのは」

 綺麗な若奥様から放たれた「バカ」の一言は、なかなか衝撃すぎた。その衝撃を引きずったまま、冷えた廊下の冷たい壁に頬をべたりと押し付ける。

 古い建築物がまとう古い香りは、こんな気分のときには最高のアロマだ。100年生きた建物は、どんな衝撃も受け入れてくれる。そんな気がする。

「その、まあびっくりしたというか……」

「……で? そのお嬢さんはキッチンをきょろきょろと?」

 膳子のぐちをさらりと聞き流し、支配人は眉を寄せる。従業員が傷つくより部屋をジロジロ見られるほうがオオゴトだ、と言わんばかりの顔である。

「献立表みて、バカって言って帰られました」 

 ……実のところ、膳子はさほど傷ついてはいなかった。

 バカみたい、そんなこと、膳子自身が分かっている。

 この建物は県だか国だかの重要建築物だと聞いている。そんな建物の中で、毎夜毎夜行われるのは庶民食を味わうための仮面レストランだ。

 アンティークな家具に、食器も本物の高級品。やってくる客も、どうにもこうにも「本物」ばかり。

 こんなもの、ただの金持ちの余興だ。

 こんなもの、ただの馬鹿騒ぎだ。

「なんで支配人はこんな店を?」

「ただの趣味です」

「じゃあ、なんでそんな趣味の店のシェフを、私なんかに?」

 膳子はコック帽をいじりながら、つぶやく。

「……私、身寄りが無いし、過去だってあやしいし?」

「だからですよ」

 支配人は口髭をなでながら、笑う。

「身寄りが無い方が使いやすいので」

「支配人。それ、犯罪者の物言いですよ」

「膳。犯罪に片足を突っ込んでいた人に言われたくはないですねえ」

 では。と、彼は手を振って去っていく。鍵を閉めること、火の始末をきちんとすること。金庫を開けないこと。

 いつもの通りの言葉だけ置いて彼は去っていく。

 その背を眺めて膳子はため息をつく。悲しみはない。ただ、先ほどの彼女が吐き捨てた一言が、波紋のように体の中に響いているだけだ。

 膳子自身、分かっている。

 傍から見れば、ただのピエロのような料理人だということくらい。

「ま、いいや……片づけしよ……」

「ぜ~んちゃん」

 つぶやいて裏庭につながる勝手口のノブを回す……その瞬間、丸い顔が闇の中にぽん、と浮かびあがった。

「……っ! おじいちゃん!」

「いつまでも来ないから、きちゃった」

 勝手口につながる扉の前に立っていたのは小西である。

 今日、彼は店には来ていなかった。そんな日でも彼は時折、閉店後の店にやってくる。表ではなく勝手口からだ。

 冷たそうな指先をすりあわせる小西を見て、膳子は彼をキッチンに引っ張り込んだ。

「おじいちゃん駄目だよ、寒いのにずっと待ってたら。ココアでも入れようか?」

 鼻の頭まで赤くなっている小西を椅子に座らせ、膳子は急いでミルクパンを握りしめた。

 ココアと砂糖を練り、そこにゆっくりとミルクを足す。

 そして高級チョコレートをひとかけら沈めた……バレンタインの際、支配人ファンの常連マダムから頂いたものだ。 

 甘いものは好まないので。なんて冷たい顔で、支配人はすべてチョコを膳子に押し付けた。

(おかげで、とんでもない贅沢ココアが飲めるわけだけど……)

 ココアにミルクにチョコレート。すべてをゆっくり混ぜて、シナモンをふる。

 それを大きなマグカップに注いで渡すと、小西がにこりとほほえんだ。

「……さっきのお話少しだけ聞いちゃった。膳ちゃんは色々あったのね」

 背の高い椅子にちょこんと腰掛ける小西は、まるでくまのヌイグルミのようだった。

 無邪気に足を揺らしながらココアを飲んで、彼は膳子を見上げる。

「膳ちゃんがハンザイシャでも大丈夫だからね。おまわりさんが来たら、おじいちゃん匿ってあげる。おじいちゃんね、警察とか弁護士に知り合いがいるの。ここだけの秘密だけど、ちょっと悪い人の知り合いもいるのよ」

「そこまで大げさな話じゃないよ、おじいちゃん」

 小西がどんな仕事をしているのか、膳子は知らない。運転手だけでなく時にボディーガードが付くこともあるので、堅気の仕事ではないのかもしれない。

 そんなこと膳子にとって、どうでもいいことだ。

 ……膳子にだって、過去はある。

「本当、大したことじゃないって。犯罪っていうか昔、風営法違反してるお店……で、食事作ってたってだけ」

 膳子は小西の隣に並んでココアを飲みつつ、つぶやく。

 人生で最初に働いたのは、7年近く前の話。まだ寒い年明けすぐのことだった。

(高校三年で中退しちゃったから、仕事もなかったし……)

 ぬるいココアの甘さは、過去の記憶を緩やかに思い出させる。

「レストラン?」

「というか、家政婦かな。待合室のマンションで、女の子たちに御飯作ってあげる仕事」

 7年前。高校三年の真冬、膳子は高校の制服をゴミ箱に投げ捨てた。

 人生には転機が三度ある、といわれているそうだが、恐らくあれが一回目の転機だろう。

 膳子のカバンに入っていたのは数千円しか入ってない財布と、着替えの服と延滞して止まりかけのスマホだけ。

 仕事を探して繁華街をさまよったが、資格も経験も家もなく、未成年の膳子を雇ってくれる店はどこにもいなかった。

 膳子ができることは、掃除洗濯、そして料理だ。

 料理だけは完璧なものを作れると声高に言って回ったが、どの店も相手にもしてくれない。

 無駄に歩き回るうちに夕暮れになり夜になり、日を超えて深夜になった。

 気がつけば、深夜2時。場所は繁華街の裏通り。

 自動販売機で熱いココアを買うかどうか迷っていた膳子の前に、男が一人現れた、

 明らかにカタギではない、顔に傷持つ男だ。そして彼は膳子に向かって「体一つでできる仕事はどうだ」と低い声で凄んできた。

 身は売らないと啖呵を切った膳子の言葉に、彼は失礼なほど爆笑し、そして言ったのだ。

「お腹をすかしてる女の子たちに栄養のある美味しいごはんを作ってみないかって誘われたんだよね」

 『マッサージ店を経営している』というその男は笑いながら自動販売機のボタンを押した。深夜二時の静寂を割って落ちてきたのは、温かいココア缶だった。

 彼に連れて行かれたのは、古ぼけたマンション。その一部屋に何人もの女の子がつめている。

 彼女たちは電話で呼ばれるとどこかに消えて、少しすると石鹸の香りを漂わせて気だるげに帰ってくる。

 女の子たちがどこでなにをしているのか……は、敢えて聞かないようにしていた。

 膳子はそんなマンションで、食事を作る仕事にありついた。

 女の子は10名ほど在籍していただろうか。なかには日本語の分からない子も、未成年もいた。かと思えば、年寄りもいた。

 それでも、全員、明るかった。時に泣く子もいたが、膳子の食事を食べるとみんな笑った。

 そんな生活は5年近く続いたが、終わりもあっという間に訪れた。

「店が摘発されて。私も一緒に警察に連れて行かれちゃってさ。それで難癖がついてなかなか次の仕事が決まらなくて」

 店は違法であった。なにが違法だったのかは……大体わかるが……詳しくは聞いていない。

 警察署に連れて行かれたが、膳子はしばらくして解放された。なにも知らなかったのが逆に良かったようだ。

 解放されるかわりに、年寄りの警察官にコンコンと涙ながらに説教された。

 どうも彼には膳子と同じ年の娘がいるらしい。危ないことはやめなさい。お家に戻りなさい……などと説教だけで、前科はつかずに何とか解放された。

 わかりました。お家に帰ります。などと警察官の前でしおらしくしてみせた膳子だが、帰宅する家などない。

 それに何より膳子には稼ぐ必要があった。石にかじり付いてでも、稼がなければならなかった。

「……で、その仕事で知り合った人のつてたどって紹介してもらったのが、ワゴンカレーのお店」

「ワゴン?」

「ワゴン車でカレーのっけて、ビジネス街を回ってランチの時に売るってやつね。私、家もなかったから、ワゴンカー止めてる車庫の隅っこに寝泊まりしていいいって言われてさ。家と仕事を一気に手に入れたってわけ」

 膳子は熱々のココアに息を吹きかけつつ、肩をすくめる。

 ココアの香りはきついので、他の香りを忘れたい時に飲むようにしている。おかげでローズの香りは、すっかり膳子の中から消えてしまった。

「でさあ……ちゃんと許可取ってるって聞いてたんだけど、そっちも実は違法だったらしくって。しかもちょっと悪い取引の……隠れ蓑? にされてたっぽい。でも、それ知ったの、警察とのカーチェイスの日だからね、私悪くないし」

「カーチェイス!」

「そう、上手なんだ私……運転のことね」

 膳子は知らないうちに、またも違法の道へ少しだけ足を踏み入れてしまっていた。

「それで、警察の目から逃げて……道の隅っこに隠れたり……」


 当然のように、仕事を紹介してくれた胡散臭い紹介屋とは連絡がつかなくなる。

 ああ、自分は切り捨てられたトカゲのしっぽなのだな。と膳子はすぐさま悟った。

 膳子に残されたのは、ワゴン車と鍋いっぱいのカレー。それに横殴りの冷たい雨を浴びながら呆然と立ち尽くす体一つ。

 たしか12月も終わりに近づく金曜日の11時。平年に比べてて異様に温かい日で、降りしきる雨が温くて湿っぽく気持ち悪かったことを覚えている。

 道を走るトラックが生臭い泥水を跳ね上げ、膳子の体を汚した。そのトラックに向かって中指を立てて見せたのは、膳子の意地だ。

 膳子の心にあったのは、さあ、どう生きていこうか……という気持ちだけである。

 仕事も家も消えた。残されたのは警察に追われるこの体一つだけだ。しかし諦めることも、ましてや絶望も感じなかった。

 体が一つあれば生きていける。それは膳子が20数年かけて学んだことである。それにこのときは体のほかに、作りたてのカレーが山盛り残っている。

 カレーを売りさばけば、当分の生活費になる。

 さあ、行くか。と、決意を込めて天を見上げたその時に、一人の男が膳子の顔を見下ろしていた。


「それが支配人」

 支配人は膳子についた雨粒を高そうなハンカチで拭うと、ワゴンカレーをのぞき込んだ。

 さらに勝手に鍋の蓋を開けて、匂いを嗅ぎ、小さくうなずき、勝手にひとくちぺろりと食べる。

 そして、言ったのだ……これは君が作ったのですか?

 そうだ。と答えれば、彼は執拗に作り方を尋ねた。

 それは膳子のスペシャルカレーだ。

 作り方にはちょっとしたコツと……ポイントがある。

 ベースのスープには野菜のクズを、とにかくたくさん使うこと。

 よく煮込むこと。

 肉は一度湯通しをして油を抜いて、しっかり焼いてから使うこと。

 あと、隠し味に焦がしたラー油を使うこと。

 雨の音に風の音、パトカーの不穏な音に怯えながら、膳子は胸を張ってそのコツを伝えた……これまで多くの嘘や言い訳を口にしてきたが、料理だけは嘘偽りのない唯一無二の特技だからである。

 それを聞いて、彼はしばらく沈黙し……そして薄く微笑んだ。

 行く場所がないのなら、うちの店にきませんか。

 と、彼は膳子に手をさしのべたのである。

 

「確か膳ちゃん……高級料亭の板前だったってあの子が」

「ああ、ああ。それね、うん……えーっと。それはねえ、もっと前の話ね」

 熱いココアをごくりと飲み込み、膳子は慌てて首を振る。

「ずっとずっと前。京都のね、うん。高級料亭でね」

「だから膳ちゃん、食器に詳しいものねえ」

 小西がにこにこ邪気なく微笑むので、膳子の胸の奥がちくりと痛んだ。

 ……膳子には秘密がある。この店で働く時、一つだけ嘘をついた。

 若い頃、京都の高級料亭で修行をした、という嘘である。

(そうじゃなきゃ、仕事できないと思ったんだもんなあ)

 膳子はため息をこらえ、思い切り頭をだらりと後ろに落とす。

 ココアの甘さが鼻のあたりにぱっと広がる感じがした。

(実際はそんなこと、なかったのに)

 ……入って見れば作るのは家庭料理ばかりで料亭の嘘などつく必要もなかった。しかし今更嘘を嘘とも言えず、何となくズルズルと、働き続けている。

 三食賄い付きで社宅付き。これ以上の環境はなく、嘘をごまかし続けるのが膳子の目下の目標だった。

「そう……あの子が膳ちゃんを拾ったのねえ……」

 そんな膳子の気持ちに気づかず、小西はしみじみとため息をつく。

「いいお話、聞いちゃた」

「仕事は面白いし、まあ裏じゃ色々あるんだろうけど私、難しいこと考えるの苦手だから毎日楽しいし、でも今日さ、バカみたいって言われちゃった、お客さんに」

 ココアはからっぽ。暖かい湯気の残り香が冷えたキッチンに広がる。

 それを見上げながら、小西は膳子をじっと見つめた。

「バカじゃないよ。膳ちゃんは立派だよ。美味しいご飯にバカも賢いもないもの。人のお腹を膨らますことは簡単にできるけど、幸せにさせるのは難しいんだから」

 小西は頬を膨らませて、ぷりぷりと怒る。

「膳ちゃん、昔は兄弟にご飯を作ってあげてたんでしょ。その時の味とか想いがね、多分ね、膳ちゃんのご飯にはあるんだろうねえ。だから美味しいのよ。きっとそう」

 弟、妹。その言葉を聞くと膳子の胸がぎゅっと締め付けられる。その背を、小西がそうっとなでた。

「弟さん元気?」

「……元気。元気に見えるだけかもだけど」

 弟のことをおもうときは膳子の口数が少なくなる。

 これは、支配人にも言っていない膳子の過去の話。

 膳子には、二人の弟、二人の妹があった。みな、父はちがう。母は奔放で、常識に縛られない人だった。

 膳子の父も誰だったのか、母は最後まで語らなかった。

 深い事情があってのこと……というわけではないだろう。

 ただ単に相手の男を覚えていない、それだけだ。

 種の異なる4人の弟妹と、実母の健全なる食生活を支えたのは膳子の腕である。

 しかし膳子が高校生の時、母は消えた。どこかで良い男でも見つけたのだろう。

 母の行いについてはすぐに諦めがついたが、諦めてならないのは弟妹たちの身の安全と健やかな今後の成長である。

 幸い、二人の妹と一人の弟の遺伝子上の父は善人だった。

 事情を伝えた途端、義父たちはすぐさま弟妹を迎えに来た。彼らが弟妹を抱きしめながら流した涙の色は本物だ。だから膳子も彼らに弟妹を託したのだ。

 ……問題は、残り一人の弟の父親である。

 彼は随分とお偉い人物であるらしい。不義の息子の受け入れをあっさりと拒否した。

 ならば膳子が育てると豪語したが、弟は小学生になったばかり。まだ高校生だった膳子には何もできない。

「結局、叔母さんが引き取ってくれたんだよねえ」

 小西が寂しそうに呟く。その温かい声に、膳子の喉の奥がきゅっと詰まる。

「叔母さんも悪い人じゃないんだよ。ないんだけどね……」

 膳子は高校を中途半端に逃げ出して自由の身を手に入れたが、弟はまだ叔母の家で暮らしている。

 弟を引き取るには、生活の基盤を立て直す必要がある。そのためには、金が必要だ。

「早く、引き取ってあげられるといいねえ……」

 小西の暖かい手が、膳子の背をなでる。

「この話、おしまい!」

 締めっぽくなった空気を入れ換えるように、膳子は顔を上げた。

「あ。そうだ。おじいちゃんは、支配人とは昔から仲良しなの?」

「そうねえ、あの子がまだこのお屋敷で執事してたころからの知り合いよ」

「執事!?」

「あっ。これは秘密だった」

 支配人が膳子の過去を知らないのと同時に、膳子もまた彼のことを知らない。うっかり小西の口から漏れた言葉に、膳子は目を丸くした。

 しかし小西はわざとらしく空っぽのコップに口を付けて、目をそらす。 

「おじいちゃんね、今度はたこ焼き食べたいなあ。中をね、エビにするの。きっと美味しいとおもうのね」

 そして取り繕うように、わざとらしい甘え声をあげるのである。

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