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僕とニャンコと日常な非日常
序章的な??(笑)
「たびぃ、いつまで支度にかかってるニョー。」
「りぃり、ちょっと待ってよー!この髪のくせが中々難解なんだよ。」
シャムのようなポイントカラーの美人な猫が、寝癖を治す黒髪の少年を急かす。
16,7歳くらいに見えるまだ青年とは言えない幼さを残す彼は、言葉とは裏腹にのんびりと髪の癖を治していた。
「早く行かないと、お仕事ニャくニャっちゃうよ。」
「大丈夫だよ、りぃり。そういうことも巡り合わせさ。」
ようやく髪型に納得がいったのか、鏡の前からくるりと振り返り少年は悪戯っぽく笑った。
少しずつの更新にはなるかと思いますが、楽しんで呼んでもらえると嬉しいです。
まずは、一気に書けるとこまで行こうと思います(笑)