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切磋琢磨が理想型
大規模な衝突。
―――――――それは要するに、《ムスビ》と《ジークフリード》の正面衝突を意味していた。
宗教的な思想をもって支配を企てる《ムスビ》。
科学的な思想をもって支配を企てる《ジークフリード》。
いわばこれは、思想の違いが、ひいては思想の違いというものを理解し合えなかったが故の悲劇。
互いに『それは間違っている』、『こちらこそが正しい』などと言い合い、それを正当化する為に両者は武力行使に走り、その犠牲として、多数の命が贄となった。
だが、その大半は市民。言い換えれば第三者であり、何も関係のない、ましてや罪のない者たち。
―――――誰が、何の為にする支配なのか?
―――――そも支配とは、人の為に行うことか?
人民が僅かながらも、心の片隅にそんなことを思い始めていた。
そうして今度は人民が、自分達の、自分達なりの自由をその手で掴まんとするべく、その二極に反乱声明を発表した。
こうして三つ巴、庭園の花花も返り血にそまる勢いで争いは激化していった。




