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トネリコの繋ぐ宙―奈落篇―  作者: あーもんどツリー
2 手紙を届けに地獄まで
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その男性は、

何者なのだろうか?

捜索し始めて一週間、疲弊していた俺たちの前に、その人は現れた。

その男性は自らを《卯東うとう 和沙かずさ》と名乗り、何も言わず献身的に謎解きに力を貸してくれた、心優しい好青年である。

「まぁ、私のような奴にはこの位しかできる事がないので・・・。」

と、謙遜しかしない、少し不思議な雰囲気を持った人でもあるのだが。



手伝いがあったこともあり、謎は思ったより簡単に解けた。

だが、その答えは予想の斜め上を行くものだったが。

「答えは貴女です。」

そう和沙に言われたのは。

璃瑠だった。


(すいません自分の都合で今回はここまでで終わりです・・・)

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