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トネリコの繋ぐ宙―奈落篇―  作者: あーもんどツリー
2 手紙を届けに地獄まで
14/70

犯人捜しすると思った?残念、未遂でした!!

大ウソをついた作者です、すいませんorz

前回、犯人探すぞ!なんて雰囲気出してましたが、諸事情によりフラグを折らせて頂きました。

犯人捜しなんてなかった・・・。

丹生さんはもういない。

その事をまず、校長に伝えなければならなかった。

璃瑠が造ったというテレビ電話で経緯を話すと、

『そうですか。残念ではありますが、仕方ない。犯人捜しをするのであれば、あなた方も気をつけて下さいな。』

と、思ったよりあっさりと話を飲み込めたようだった。

そしてその後、校長は思わぬ事を口にした。

『ただ、そう言うということは、ユグドラシルの確認は何もしていないのですね。』

「どういう事です?」

『《ニヴルヘイム》という世界があります。そこへ行けば、すぐ丹生さんに会えます。』

「どうやって行けば?」

『それを確認するのが、私があなた方に託した仕事では?』

うぐ、と答を求める気持ちに少しブレーキがかかる。

確かにそうだ。その世界は校長の言う《ユグドラシル》関連の何かであるようだし、それは俺たちが確認するように、と託された仕事だ。

冷たく感じるが、残念なことに正論でもある。

反論できない俺は、黙るしか選択の余地はなかった。

『でしょう?ならば《ユグドラシル》の確認も兼ねて、丹生さん殺しの犯人捜しもしなさい。できないなんて言うことは赦されませんよ?』

「・・・はい」



チクショウ。出来ないなんて言う訳ないだろ。

何だってやり遂げてやるよ。

だって俺は。

「《奇跡》を、何回も起こしてるんだからな・・・!」

何回も起こせるんだから、何回でも起こしてやる。


無理とか不可能とか、そんなもの全部俺が《奇跡》を起こしてやり遂げてやるから、見てろ!



『私』は物陰からハルトを見ていた。

アイツ・・・!

『変わったな、路木ハルト君。君のその顔が見たかったんだ・・・!!』

彼の顔は今、決意に満ちていた。

挑戦に奮う、勇者の顔だ。

ところで、『私』っていうキャラ、一体誰なんでしょうね?

私はキャラづくりするとき設定の候補を2つ以上考えることがほとんどなので、毎回決まらないキャラがいるんですね。

コイツ、ほんとに誰なんでしょうか?余談が多くなりましたが、どうぞ次回もお楽しみに!

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