表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
Re:ドリームバード  作者: サソリドリ
始祖鳥
34/37

村の過去話

遥か太古

と聞くと白亜期辺りを思い浮かべましょうか

では、全ての物語が始まる前の話と言いましょう

現在の悪魔村の村長兼勇者と其の肉親等を含む怪物ケモノ、動物の様でそうでは無い生物の発見、確認調査はしようともされなかった時代の話です

物の怪が闊歩した弱肉強食の時代

此の頃は人の形をした者も大陸の南方での生活が可能でした

密林、雑木林を怪物では無く獣族と子供のアニマル族が未だ右往左往し、だだっ広い平原平野では龍族、竜族が未だ神官の儀式を行い天に向かって祈りを捧げ、山間部、頂上で鳥族、鳳凰族が未だ下を眺めて居たと言います

更に其の上、エーテルと呼ばれる天国では霊魂が休む間も無く来世の為にと働いて居ました

地球の南部では赤族、北部では青族、東西には白黒光闇族が点々と少なく、逆に人間は合間合間に多く住み付いて居たらしいです

其の様な世界が何時までも続くと誰もが信じて疑って居なかった夏のある日

一つの人間達の集落に独りの赤族の男がやって来ました

其の赤族は大きな刃が付いた槍形の武器を手にして居ました

珍しい事ではありましたが、警戒する必要は無いと感じたからか身振り手振りを使って意志疎通をしました

赤族の様な魔法を使う者は人間にとって強者で、特別な扱いを受けました

数日後のある日、事件が起きました

途端に集落全域が燃え上がり始めたのです

ーーあの赤族の所為だ

ーー我々は裏切られた

ーー自分達では何とも出来ない

ーー別の場所へ行こう

生き残った人間で別の場所へ移動を開始しました

移動先の丁度良い場所に一人の青族が佇んで居ました

話を聞くと故郷は自分の所為で大洪水に見舞われたと言うのです

ーー悲しみの龍の所為で、自分の所為で人々が流された

ーー当然追い出されたさ

ーーこうして此処に居るのだから

人間達は思い出しました

あの赤族は熱血者だったが根は優しかった事を

人間は其の時初めて感情の龍の存在を知りました

感情の龍は宿主の意識を乗っ取ります

完全に使い熟すには長年の修行を要します

二人は感情の龍を生み出して間も無かったのです

如何しても動かないので説得出来る者を捜しました

平原に居た苦しみの龍の持ち主である龍族が居ました

元居た場所の怒りの龍と悲しみの龍の持ち主を何とかしてくれと頼み込みました

龍族は天候を操れる緑の竜と穏やかな黄色の竜を呼びました

龍族が悲しみの龍の持ち主を説得し、竜は怒りの竜を鎮める為の準備をさせようと言うのです

人間は歓喜しました

人間達は気付かなかったみたいですが緑の竜は怪物でした

人間は再び住処探しを始めました

怒りの龍と其の持ち主は激しく、長年に続く戦いにより命を亡くしました

他の二人も同様

合計三人の遺体を埋めてやり、其の場所を「悪魔村」と名付けました

三人は今頃転生した筈です

一人は片目を無くして




私ですか? さあ、誰でしょう

ホントお前誰

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ