全壊
ーー悪魔村ーー
龍斗の家の回りを探しても誰も居なかった為戻って来た四人。
すると、鉄の様な腕の神が向かって来る。
「どういう事だクーア! 」
時間神メーチの気迫に黒月達は戦く
「何が」
時間神が嫌いなので大袈裟に露骨に嫌な顔をする。
「バグが起きてんだが何だ此れは」
「さあ。君の弟分の仕業でしょ」
「奴か! 」
「今頃、総帥と元凶のパワーに成ってるだろうね」
「ふざけるな! 」
二人は外からの殺気を感じる。
「こんなのブレードしか居ねえな」
「こんなのブレード君しか居ない」
「先輩、様子でも見ましょう」
「そうだな」
ドアを開けると真っ先に風が吹き込んで来る。しかも強風。原因は予想通り勇者だった。
「行くぞ貴様等ぁ! 」
力強い風で光団と紫Gが壁に貼り付く。勇者が叫ぶ。
説教を受けて居た仁とマイア、其の二人の様子を見て居たレツにレックスが体勢を低くして狂風に耐える。
「「うおっしゃーー!! 」」
ラグイとルアも一緒に叫ぶ。
「HEY辻君! 」
クーアの呼びかけで空中に下半身しか無い男が現る。
「ナンデスカー」
左目を怪我したのか針で縫われて有る。
「何がどうしてこう成った」
「勇者の師匠が殺されたらしいです。其の前に感情の竜を制御しろとか怒ってましたが」
仁とマイアの暴走を止めに掛かった二人の片方が気怠そうに答える。
もう片方は天界の警察、ノン。
「短気過ぎない? 」
時間神が呆れ、息を吐きながら言う。
「命の恩人でも有ったとか怒らない理由が有る訳無いと思いますよ」
ノンが急に現れ説明する。
「そうか・・・」
シルクが荒れる風の中、小さな声で呟く。
彼が死んだ時、此れ程に激怒しても良かったのか。大人しくする必要は無かったのか。無駄な時間を食っただけだったのかも知れない。
「そうだクーア! 」
「何」
「街が壊れてたぞ」
「誰が暴れたの」
「違う。何もかも無かった」
近くに居た者が反応する。
「保たれてる場所が此処と鳳凰のしか無い」
弾ける様に空間神は中へ入る。
「ナコリア様、現示! 」
「源氏見たいな言い方しなくとも・・・」
兄が先部屋から出る。
「もう行きます。時間が残ってません」
「子供は? 」
弟が聞く。
「少し前に捕まった子を助けろと言われたから其方をさせようと思う。作戦を一瞬で立てよう」
ーー鳥皇町ーー
此処は闇団の中でも強い力を持つ者が暴れ尽くした。神社に闇団の弱い方の者が現れた。
しかし流石弱い方。見事に倒されてくれました。
「覚えてろよ・・・」
だが問題は未だ有った。
「ライシ・・・」
目の前に成長した妹の姿。ほぼ同じ顔の妹。
「俺達を殺そうと言うのか」
パクが警戒して念で出来たの薙刀を出すがコンは盾を出さない。
ライシは自分でダークバッジを外す。敵では無いと表現したのかも知れない。
「霧森を抜ければ基地が在る」
霧森は名前通り、霧が掛かって視界が悪く成る森。
下衆野郎シードが顔を上げ、
「何故言うんだ! 裏切りか! 」
「信用した覚え無い」
ライシの腕を暗闇が包み、ナイフの様な鋭利な形状へ変化した。其れを下衆野郎の首に当てる。
「ライシ、止めなさい」
本気では無かったのか直ぐに刃を外した。
「一緒に行けないけど」
ライシは昔に一目だけ見たレウの方を見る。
「用済んだら行く」
形状を更に変えて掌の形にして下衆野郎の首を摘まむ。
「苦しいって! 」
其奴を投げ飛ばすと白い穴が空中に出現し、吸い込まれた。直ぐに閉じる。
「じゃあ」
素早く町へ向かった。
シード:覚えてろ・・・特にナレーター・・・
サード:何かしたっけ・・・




