阿の過去話
昔々、勢いで家出をした時に彼奴に出会った。
彼奴も修行と言う名の家出をしてきたと言う。
未だ彼奴の笑顔は明るく純粋だった。
未だ俺達は対称的だった。
未だ光を目指して居た。
俺は内向的で彼奴は外向的。
話を聞くと、どうやら俺の弟と彼奴の弟は其の時既に心友らしかった。
更に従兄弟も相方同士らしいと。
俺達もコンビで無くてはと言われた。
少し、只何となく愉快そうだったから賛成した。
只、ほんの少し、何となく。
彼奴の友人は百歳小僧フブキ、考察力に優れたフェナス、手下の幻術使い、ニラマとアツファ。
後は龍族のジャキル、ビームガン使いのレーザー、様々な技を繰り出せるグローブ。
ジャキルとレーザーは顔が狭いがグローブには又更に友人が三人居るらしい。
俺にとって彼奴に友人が沢山居ると感じた。
其の友人達も未だ明るかった。
直ぐに打ち解けた。
俺と彼奴が喧嘩をしても直ぐに仲介してくれた。
特にフブキとは直ぐ意気投合出来た。
友人と呼べる者が居ない俺は友人の作り方を教わった。
俺には無くて、彼奴に有る物、知的好奇心。
其れと友人で全ての先祖と成るタツビとナコリアを調べて居た。
大体其の時だろうか。
俺とフブキが光を目指して居た。
彼奴とフェナス達が闇を目指して居た。
行き違いが発生した。
理由は何か。
グローブの友人三人兄弟の親玉のアルフ。
奴が彼奴を闇に陥れたのだ。
今も忠誠を誓って等居ない。
死んでも真っ平御免だ。
三兄弟は悪魔村の勇者、ブレードの知り合い。
其奴等が何やかんや嘘を吐いてばれない様にして居た。
遂にダークバッジが完成してしまった。
彼奴からフブキにバッジを着ける様に言われたが、着けずに悪魔村に渡した。
着けれずに勇者に渡してしまった。
彼奴の事を任せてくれと言った。
心配してくれたが見栄を張った。
俺は大丈夫だから。
俺は彼奴の心友だから。
其の時、黒午が死んだ。
自殺じゃない。
殺されたんだ。
大丈夫と言った俺が大丈夫じゃ無くなった。
俺を見兼ねて彼奴は更に暴走した。
アルフと手を結んだ。
アルフは強大で多くの様々な力を持つ。
赤、青、白、黒、光、闇、獣に霊。
闇の力を使って力を持つ者を呼び寄せた。
タツビとナコリアを起こした。
プログラミングの得意な人間も呼んだ。
何回か勇者と戦ったが勇者を強くしただけだった。
種族が人間の者を消す為にアルフに全ての力を注ぐ。
此れは彼奴自身の欲望。
俺の為では無い。
最後に夢鳥も引き込む計画だった。
リスクを負うが、必要不可欠だった。
そして、勇者に捕まった。




