もう一人
鳥居を潜り、階段を上り、本殿が見え、右に小屋がある。小屋の中の奥は休憩所で其処に僕等は居る。
「急になんか来て済みません。初めまして、檸です。外に居る連れは日向です」
彼にアメミちゃんの様なオーラが有る感じがする。
「アメミです。」
何かのもう一人。
彼はアメミちゃんと同じ。
けども僕から言える口では無いがひ弱そうだ。
「僕はレフ」
素質が有る感じも全くしない。
でもアメミちゃんに似ている。
逆も然りと言う言葉も在るが其れなのか?
「自分等は依頼を頼みに来ました」
此処は依頼を受けてたっけ。
「貴女の力の噂を聞いてのお願いです。どうか氷野村の子供達を捜して下さい」
氷野村は此の町から最低半日掛けて行ける場所で寒い。
此処も十分寒いけど。
「自分の仲間がきっと紫グループのメンバーを連れて来てくれます」
聞かない団体名を出されてもね。
「大人数で行って無駄じゃ無いの? 」
苦笑いで返される。
「自分とトーキは別件で留守なのです」
大変だな。
「其れに捜す場所が場所で苦労します。傷を癒すだけでもと思っています」
最終的に決めるのはアメミちゃんでさっき質問したけど僕は関わらなくて良いかな。
「そして子供を浚った者が襲って来る可能性も十分に有って不安です」
それなら確かにアメミちゃんに頼むのは正解かな。
「どうかお願い致します」
さあどうか。
「ええ、引き受けましょう」
じゃあ僕も・・・?
「心配しないでレフ、皆で行くから」
「だよね」




