捜索中
もう暖かく成って来た今日此の頃、龍斗さんから黄楊君とシルク君が行方不明に成ったと伝えられた。
「シルク・・・」
「黄楊が・・・」
あの二人は今の時期に必要な存在だった。赤樫とルビーでも残雪を溶かす事は出来るがシルクが居ないと可也時間が掛かる。黄楊は紫Gの主力のサポート役で彼が居たから何も気にする事無く本気を出せた。
会議室と言う空間の所為なのか、誰も喋らない為なのか、隣の村から来たと言う者達も空気の重さを感じて居心地が悪そうだ。
「彼等が探してた場所でもっかい探す」
口にしたのは腕にリングを着けた青い目の少年。
「一寸、レフ?」
引き止めたのは剣を持った山吹の髪の巫女。
「だって、アメミちゃんの妹さんも探さなきゃいけないし、連れ去られた訳じゃ無いと思うし、其れに今朝はちゃんと祈祷したんでしょ?。」
尻尾が着いた鋭い目の青年がレフの横に来る。
「レフ、だったら俺も行こう」
「パク、危険よ」
心配したのは同じ様に尻尾が着いたゆったりとした少女。
「シアマ、俺等は大丈夫だ。心配事じゃ無い。其れに、」
「『連れ去られたとしても相手が村を襲った奴なら取り戻す序でに倒す』かしら? だったら許さないから」
パクと呼ばれた青年は言おうとした言葉を言われたのか黙る。
「えー、じゃあ、相手が何人も居たり強いと判断したら・・・解るよね?」
「・・・応」
「俺はどうすれば!?」
「赤樫、俺が纏めてやるから護衛でもしてやれ」
「碧梧有難う。任せる!」
「任された!」
結局の所、二人は見つからなかった。
サード「自分を過労死させる気ですか?」
イトヒ「お疲れ」
蠍「癖でついつい・・・」




