雪園×ひまわりカフェ
あらすじでも言いましたが。
念願のコラボです!
時雨夢兎様の企画です。
雪園学園から梨乃、ひまわりカフェから美柑が出ています。
ひまわりカフェの番外編として読んでください。
それでは、どうぞ↓
「いらっしゃいませ!」
今日も美柑の元気な声が響き渡ります。
おや、今日は特別なお客様がいらっしゃったようです。
ポニーテールで、メガネをかけていて、とっても頭がよさそうな人が入ってきました。
クールでかっこいい人です。
美柑も思わず見とれてしまいました。
彼女は窓側の桜がきれいに見える席に座りました。
美柑は接客をしています。
「ご注文は何でしょうか?」
「コーヒーお願いします。」
「かしこまりました!お砂糖はどうしましょうか?」
「いりません。」
「かしこまりました。」
彼女は、紺色に水色の線がはいっているスカート、それに緑色のリボンをしています。
美柑は、これを見て、とても驚きました。
「もしかしてあなた...雪園学園の生徒さんですか!?」
それを聞いて、彼女はにっこりと笑って、返事をしました。
「えぇ。そうですよ。」
「よかったら、お名前をお聞かせいただいてもよろしいですか?」
美柑が珍しくきちんと敬語を使いました。
「香崎梨乃です。よろしくお願いします。あなたは?」
「私は橋本美柑です。よろしくお願いします!」
美柑は梨乃に笑いかけました。
しばらくして、美柑がコーヒーを持って来ました。
「コーヒーです。でも、すごいですね。」
「何がですか?」
「コーヒーですよ。私はまだブラックは飲めないので...大人っぽくて、すてきですね!」
「本当ですか?ありがとうございます。...それにしても遅いわね。」
梨乃は少しムスッとしました。
「誰かをお待ちなんですか?」
「あぁ、はい。双子の紫乃を待ってるんですよ。待ち合わせをここにしたって連絡したのに...」
「そうでしたか。では、お友達が来るまで、ごゆっくりどうぞ。」
「ありがとう。ねぇ、美柑さん、紫乃が来るまでお話しません?」
「私なんかでよければ!」
美柑の表情がぱぁっと明るくなりました。
それから、二人は、30分も話し込みました。
「...ったくぅ。紫乃、こないなぁー。」
「紫乃さん、来ませんね。連絡してみたらどうですか?」
「そうね。電話してみるわ。じゃあ、ちょっと外に出てきますね。」
プルルルル プルルルル
「あっ、もしもし!」
『あっ、梨乃ー?ねぇ、どこー?』
「どこって...さっきメールしたでしょ?カフェよ、カフェ。」
『もー、地図で探したんだけど...』
「探したなら来なさいよ。」
『それがさー』
「?...何よ。」
『地図よめなくって。テヘペロ』
「はぁ...何やってんのよ。」
『ごめん、ごめーん。だから、迎えに来てよ。』
「えー?今から?」
『うん。今、駅で待ってるから。』
「えぇ...」
『だめ?』
「っ...しょうがないわね。待ってなさい、もうすぐ行くから。」
『はーい!ありがとー、梨乃♪』
プツッ
「はぁ...梨乃さん、かっこいいなぁ...」
美柑はつぶやきました。
そこに梨乃がやってきました。
「どうかしました?」
「あっ!いえ!なんでも。」
美柑はあわてて隠します。
「ところで、どうでしたか?紫乃さん出ましたか?」
「はい。ですが道がわからないと...地図もよめないって。だから、駅まで迎えに行きます。」
「そうですか。駅まで見送りましょうか?」
「いえ。大丈夫です。ありがとうございます。」
美柑は、店の入り口まで見送りました。
そして、梨乃に言いました。
「梨乃さん、また来てくださいね!」
すると、梨乃は
「もちろんです!」
と、笑顔で答えました。
歩いて駅に向かおうとすると、梨乃が振りかえって言いました。
「あっ、今度は紫乃や他の友達も一緒に来ますね!」
「大歓迎です!いつでもお待ちしていますから!」
美柑も、梨乃も、最後まで笑顔でした。
特別なお客様もよいものですね。
またのご来店を心よりお待ちしております。




