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Daphne

「それは、何かの間違いだと思います」


 四回目の召喚。慣れた動作で呪文を唱えれば、指定した条件に見合った少女が落ちてくる。そこまでは規定通り。


「いいえ。ここに居られる以上、貴方で間違いないのです。遠慮なさらずに」


 そしてこの儀式は呼んだ者の義務として、ある程度の状況説明となすべきことを示すのが自分の役目。『王の花嫁として選ばれた存在です』 と適当に言えば、これまでの三人の少女は困惑しながらも嬉しそうにした。


「……そんなはずない、そんなはずがないんです……」


 ところが今回はどうしたことか、召喚された少女がやけに頑なだ。ぼさぼさの髪、お世辞にも綺麗とは言えない服。格好から読み取れることは……苛めか虐待か。


「お可哀相に。混乱されているのですね。もう大丈夫ですよ。今までの苦労は、ここに来るまでの(あがな)いだったのです」

「…………」


 少女は黙り込んだ。目が見えないまでにのびた前髪で表情は分からない。けれど、心境などどうでもいい。こっちとしては世界のために子を産んでもらうだけだ。いくら謙虚でも、数ヶ月も過ごせばそれなりに処世術を学ぶだろう。召喚で魔力を消費して、身体がかなり疲弊している。あとはルセのやつに任せるとしよう。


◇◇◇◇◇◇◇◇


「花嫁様、お名前を教えてほしいのだ」

桂月(けいげつ)いつき……。いつきが名前です」


 魔術師から寄越された今回の少女のなんとみすぼらしいことか。ルセは心の中でそうぼやいた。まあそんな事は何とかなる。先代のおかげで資金も豊富だし。まずは召喚後で混乱されてるだろう少女に、ずっとここに居たいと思わせるためにも、綺麗なドレスに宝石、メイクに食べ物、姫のような住居と夢を見せねばならない。


「いつき、貴方の本当の世界はここなのに、異世界では苦労されていたのだな……。さあ、ここの歓迎を受けて、今までの汚れを洗い流すといい」


 近くの呼び鈴を鳴らすと、見目麗しい従僕が次々現れ、それぞれ手に着替えや豪華なアクセサリーやら国宝級の香木から取った香水やらを持っている。これに驚いている間に「すまない、旅の汚れを洗い流すのが先だったな」 と言って今度は磨き上げられた侍女達が温泉でフルコースのもてなしをするという…………。


「いやああああああああああああ!!!!!!」


 その算段は、男達が部屋に入った段階でいつきが絶叫を上げたことで破れた。


「来ないで!!! こないでええええええ!!!!!!」


 パニック状態のいつきに唖然としつつ、世話役筆頭としてルセは必死で宥める。手をあげて男達をさがらせるのも忘れない。


「わ、悪かった。そうだよな、急すぎにもほどがあったのだ。今日はもうゆっくり休むといい」


 ほとんど押し込めるように召喚少女の住む部屋に入れる。それから溜息ついて考える。

 いつき、あれは相当人間嫌いになるような苛めでもあったのだろうか。俺は妖精サイズだからいいとして、男達はまあ、怖いだろう。あれ、でも魔術師とは普通に部屋を出てきたぞ。召喚の混乱が上回ったのか? 何にしろ明日からどうしたものか。あれを気に入る候補者はいるんだろうか……。むしろあれが気に入る人間がいるのだろうか……。

 頭を痛ませながらルセも休む。翌朝、いつきの部屋に行くと、いつきは一番地味な洋服をクローゼットから出してそれを毛布にし、床で寝ていた。


「私にこんな部屋は贅沢です」


 ああうん、まずはこいつの意識改革だ。


◇◇◇◇◇◇◇◇



 意外にも、脅すように言うとあっさりと聞いてくれた。髪を切らせ汚れを落とし服を整えると、思わず目を奪われる容姿が目に付いた。召喚者との婚姻は身分と金の保証にもなるし、これで当人が美人なら大抵の男は文句を言うまい。俺もいい仕事したと誇らしげになっていると、そいつは一言。


「……いつまで、これを?」

「いつまでもだ! 一生だ! いいか、お前も異世界で惨めに死にたくないだろう? 皆を困らせるのは本意じゃないだろう? お前さえ分かってくれれば全員幸せなんだよ。な?」

「……はい……」


 我ながらカルトくさいと思いつつ、次はこんな女でも生涯寄り添っていけそうな男の選定だ、やることは山ほどある。男を目にすると発狂するものだから、別室に男達を待機させて、マジックミラーでそれを観察させて選ばせるという何とも不可解な方法で婿選び。こんな面倒くさいのは初めてだよ。

 男達はそれを知りもせず、部屋で腹の探り合いをしている。前回の花嫁が一般人を逆シンデレラしたものだから、二番煎じを狙ってるやつも多い。


『今度のお方は随分控えめな少女らしいな』


 くぐもって聞こえる声。いつきは少し震えている。声すらも怖いのか? メンタルケアまでやらないといけなかったとか本当世話役はメンドクセー。


『前はな、言っちゃなんだが男が霞むくらいの女だったからな』

『多少脚色されてるかもしれないが、控えめと聞いて少し安心したぜ』

『噂だが、結構な美人らしいぞ』

『マジかよ、やる気出てきた』

『なな、異世界人ってやっぱり、ここの女とは色々違うのかね?』


 ここで下品な発言したやつは落とそう。いつきの言葉を聞くまでもない。酷かもしれんが、今からこういう発言するような奴が長く結婚生活できると思えん。


『第四殿下はどう思われます?』


 なんだ、あいつも来ていたのかと思う。ルセは王家の管理もしているから、その一族の名前は頭に叩き込んである。確か第四殿下は……。


『さあ……。僕はここに、付き合いで来ただけですから』


 よく言えばクール。悪く言えば無関心の男。祖母は実花。前々回の召喚者。四男ともなると、ガチガチの上流教育でもなく庶民派かというとそうでもなく。前回では父が選ばれることもなく……。中途半端な立場が色々諦めを生んだらしい。


『でも美人だって噂ですよ』

『顔なんて。一皮むけば髑髏ですよ』

『今度は言う事を聞かせられる女だとか! 政治の場に返り咲けるかもしれませんよ!』

『それは本人が喜んでする事なんですかね。僕は相手の気持ちが一番大事だと思います。何も本人から聞いていないうちから決められません』


 場は白けた。冗談通じない男がムードをぶち壊しにしたというか。まあ、長く生きてる俺からすれば第四殿下に肩入れしたいとは思うがね。祖母の話が彼の考え方に大きく影響してるんだろうが。まあ、馬鹿話で場を盛り上げようとしているのに、真面目にケチばかりつけられてうざい気持ちも分かるが。

 ふと、横のいつきを見た。その目はずっと第四殿下――――ミリオを追っていた。



◇◇◇◇◇◇◇◇



 第三者が見れば、たまたま同じ場所にいるだけの人達? と思うかもしれない。人間嫌いのいつきと、ミリオ殿下の距離はそれほど開いていた。どちらの心象も悪くしないために俺の距離も等間隔になる。なんだこれ。


「僕は正直、召喚少女には興味ないんです」

「はい。間違ってないと思います。私も相応しくない人間ですし」

「……控えめっていうか、卑屈な人ですね。いっそ鬱陶しいくらい」

「あ……ごめんなさい」

「謝らないでください。同属嫌悪です。……僕だって、身分につりあう物は何も持ってないんだから」


 あーなるほど。自分をダメダメだと感じる者同士、馬が合うってやつね。自分を認められないから他人の評価もかなりきつい。似たもの同士だわ。



 それから二人と俺は何度も会った。デートとそのついでである。天気の話、食べ物の話、好きな植物やら動物やら……取り留めのない話ばかりだ。しかしそれは問題ではない。話しながら歩く二人の距離はどんどん縮まっているのだから! 今回はこれで決まりかね?


「もう少し先に行くと、かつての火口がある場所につきます。魔力が満ちてきたお陰で、徐々に塞がってきたんですよ。歴史的には呪われた地でしたが、先代はあの地をデートスポットに変えてしまわれました。いやはや……」

「そんなにムードある場所なの?」

「どうでしょう? 見晴らし以外に特に良いとも思えませんが。僕としては、あそこに何か……美しい木でもあればと思うけれど」

「木?」

「そう。というのも、数少ない観光地として開発した結果、付近の土地が荒れてしまって。折角なら珍しい木でもあれば、さらに過去の因縁を振り払えるでしょうね」

「とても見てるし、考えてるんですね。すごいなあ」

「え、いやその……まあ、腐っても王家ですし」


 そう言って照れるミリオと、純粋に尊敬の眼差しで見つめるいつき。もうカップルでいいんじゃね? 少し離れたところからニヤニヤと二人を見つめる俺。

  


 しかし、問題はいつも予期せぬ方向からやってくるものだ。


◇◇◇◇◇◇◇◇



「なにが花嫁様よ! 生意気よアンタ! ミリオ様が親しげにしてくださっているのに、ちっとも答えないってどういうこと!」


 散歩の途中でいつきが急にはぐれた。いや、拉致された。見つけた時には少女三人組になにやら言い募られていた。


「ミリオ様と私達はそりゃあ身分違いよ」

「でも、だからって恋路を邪魔しようとは思わないわ」

「むしろ恋したら応援しようって決めてたの。それなら悲しくても、自分の誇りは傷つかないもの」

「でもそれがよりによってアンタなんて!」


 いつきもミリオも容姿に関心ない人間だったから忘れてたが、二人ともかなりの美形だ。特にミリオは市井に親衛隊なるものが結成されるほど人気がある。


「私、私は……」


 蚊の鳴くような声で何か言いたげないつき。俺も「お前らやめろ!」 と叫んでいるのだが、集団の女は怖い。妖精なんぞ片手でハエタタキのようにしてポイだ。女達は自分の要求を通すまで怒鳴るように喋り倒す。……ミリオから離れろ的な要求でないから二重三重に性質が悪いぞこれ。


「見たわよ、この前なんて、ミリオ様が手を繋ごうとされたのに、貴方振り払ったわよね」

「自分は偉いから、簡単には許さないわって計算のつもり!?」

「ミリオ様のお気持ちも考えなさいよ!」

「花嫁っていうのはね、子供産むのも仕事なのよ、今からそんなんでどうするのよ。とにかくミリオ様にもっと優しく……」


 そこへバタバタと男の足音。真打ち登場だ。


「何をしている!」


 ミリオの登場に、少女三人組はしてやったりという顔をする。悪役に徹するのも計算のうちか? その精神は買うから次は俺に話を通してからにしてくれ。


「いつき、大丈夫かいつき!」


 群がる女達に目もくれず、いつきに駆け寄るミリオ。これは評価がうなぎ上り間違いなし! 女達から庇うように抱き寄せて威圧するミリオ。おお、百点満点……。


「うっ……うえっ」


 にはならんかった。


 ああうん、いつきの男嫌いを甘く見ていた。彼女はミリオが自分に触れたとたん吐いた。盛大に。汚物は見事にミリオの服にもかかった。ミリオはショックを受けた顔をしていた。多分、ゲロが問題なんじゃなくて、そこまでの好感度だったのかって気づいたのがショックなんだろうが。

 余りの事態に、少女達は気づけばいなくなっているし、ミリオもいつきも呆然として話そうとしない。先に動いたのはミリオだったが……。


「あの……」

「……!」


 いつきは自分のしたことが信じられないという顔で逃亡した。俺は計算外の出来事にしばらく放心してたい。ミリオは「調子に乗って傷つけてしまった……次会った時なんと言えば……」 とぶつぶつ言ってどこかへ去った。


 こういう時って、どう慰めていいのか分からない。俺もうんうん唸ってしばらく辺りを飛び回っていた。



◇◇◇◇◇◇◇◇



「それで私のところまで来たのか」


 魔術師の館では、魔術師と一人の少女――――いつきが何やら話をしていた。少ない明かりのみで室内は照らされ、二人の表情もあって部屋の空気はどこまでも重苦しい。


「私、花嫁失格です。罰を受けに来ました……」

「いやまあ、こちらも相手の都合なんか考えずに呼んでいるわけだから。そんな一回の失敗で深刻にならなくても」


 鬼気迫るいつきの表情に、魔術師は若干引きつつ、何とか宥めようとする。どう考えても、そんな罰を受けるような話じゃない。


「違うんです。私は最初から資格がないんです」

「資格? そんなもの……」


 私の魔法に失敗はないぞ、と言おうとしたが、いつきの迫力に気おされる。


「だって私……一度、堕胎()ろしてるんです。その時、医者の助手さんが『諦めなさい。血の繋がりが全てではないのだから』 って。……私、流したショックで、子供が産めない体なんです……」


 言葉が出ない。まさかそこまでの事情だったとは。


「これでも私を花嫁にしますか?」


 いつきはどこまでも、魔術師を見据えていた。魔術師は気になったことをいくつか問う。


「それを黙っていた事については?」

「今まで経験したことのないような、夢みたいな世界で……本当に夢なのかなって。もしかしたら私の体も変わってるかもなんて……馬鹿なこと考えてしまったんです」

「これからどうするつもりだ? 元の世界に帰るのか?」

「……そのほうがいいのでしょうね」

「堕胎したというが、一体なぜ。相手は……」

「……」

「帰ったら、その相手とよろしくやるつもりか?」

「イヤ!!!」


 その言葉を聞いたとたん、いつきはわなわなと震えて脂汗を浮かべる。本意ではない相手ということか……。


「いつき、貴方はこれからどうしたい? 何もしたい事はないのか? この世界に未練は?」


 魔術師の言葉に、ミリオの顔が浮かんだ。最後に見た顔、ドン引きしていたよね、あれは。私がこんな汚れてるばかりに。

 彼の役に、立てればいいのに……。こんな私でも出来る事は。


『折角なら珍しい木でもあれば、さらに過去の因縁を振り払えるでしょうね』





「魔術師様、私、人間やめたい」


 いつきの言葉に形容しがたい複雑な顔をした魔術師だった。


「どうしてそうなった?」

「出来ませんか?」

「出来ますよ。出来ますが……人間やめて何になるんです?」

「木」

「木ですか」

「よく考えれば交尾もないし、人の役に立てるし最高ですよね。木って」


 初めて会った時から浮世離れした少女だった。なら、この結末も妥当と言えば妥当なのかもしれない。

 このまま一蹴して帰らせても、思いつめた少女はいずれ暴走する。二代目がそうだった。

 それに……魔力の源を植物に変えたら、もっと効率的に魔力で世界を満たせるかもしれない。光合成をするように、魔を吐き出せたなら……。


「分かりました。その願い、叶えましょう」

「有り難うございます。うふふ。魔術師様って、お姉さんみたいです」


 心臓が凍りつく音がした。


「……女?」

「あれ? 違いました? やだ私ったら……確認もしてないくせにそう思い込んで恥ずかしい」


 いつきは自分の勘違いだと思っているようだが……。


「魔術師様?」

「いえ、何でも。それでは始めましょうか?」

「はい」


 外に出て、杖に力を込め、いつきに軽く触れる。するといつきの手の先、足の先から細胞が植物へと変わっていった。


「不思議……それに怖くない。ねえ、魔術師様」


 いつきは微笑みながら魔術師に言った。


「魔術師様は優しいですね」

「こんな非人道的なことをしているのに?」

「いいえ、私を助ける行為です。ふふ。魔術師様、実は女の子に弱いでしょう?」

「まさか」

「いいえ、きっとそうです。……魔術師様は、誰か大事な人を探し続けている……違いますか?」



――――私は、こういう選択肢があっただけ、恵まれてた――――



「私、それがきっと叶うように祈ります。私には恩人ですから」

「お前、どこまで勘付いて」


 いる。そう言い切る頃には、いつきは一本の木に変わっていた。



◇◇◇◇◇◇◇◇



「魔術師殿。いつき様が、貴方ところへ向かったという報告があったのだが」


 数日後、ルセを伴ってミリオがやってきた。どちらもばつの悪い表情をしている。私のほうがそんな気分だというのに。


「いつき様はどちらに?」


 黙って目線で訴える。いつきならそこにいる。


「……? おや、随分と美しい木ですね。こんな木があったなんて」

「例のデートスポットに植林してやってくれ。本人も本望だろう」


 意味を察した瞬間、ミリオは私を手加減なしで殴った。一応、世界を統べる立場なんだけどな。私がその気になったら人一人消すくらい造作もないと、知らない身分でもなかろうに。


「本人が望んでいたんだ」

「……あんな、あんな思いつきに過ぎないことを!」


 ミリオは一頻(ひとしき)り喚いたあと、静かに言った。


「しかし、僕の罰でもある。ルセ、お前も手伝ってくれ。この木を、この世界の象徴とする。いつき、貴方は永遠に愛を謳うんだ」


 それが出来なかった僕らの分まで、他人が成就することを祈る。



◇◇◇◇◇◇◇◇



「ふう……」


 病院から帰ると、我が娘と妻が出迎えた。


「お父さんお帰り!」

「あなた、お帰りなさい」


 何気ない日常に無上の幸せを感じつつ、さっと心をよぎる影。


 数年前、上司に言われてとある少女の中絶を手伝った。何でも偉いところの娘さんらしく、極秘で行うとのこと。それくらいならそんなものかで済ませた。

 手術が終わって、患者の様子を見に行くと、父親がこう言っていた。


『私も残念だよ。しかし人聞きが余りにも悪い』


 この様子だと、娘が尻軽に育ったってことかと思った。


『でもいつきが産んだところも見てみたかったなあ。知ってるか。もし無事に産まれていたら、その子は私の孫ではなく子供という扱いらしい。まあ当然か』


 ……父親が出て行ったあと、誰もいないのを何度も確認して娘さんに言った。


「父親に関しては諦めなさい。血の繋がりが全てではないのだから」


 麻酔で意識は多少あやふやだったかもしれないが、頷いていたから聞こえていたと思う。とある大物議員は数年前に妻を亡くし美しい一人娘を溺愛中とは聞いていたが、まさかそういう方向だったとは。


 ……できることはやった。あの少女が、父の呪縛から逃れている事を、切に願う。

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